オフィスビルの空室率過去最高、賃料は底入れ
商店街を行き交う女性の中には日傘をさしている方も多く初夏を思わせる東京です。
晴れた空にも少しづつ雲がただよって、“梅雨入り” が近いことを教えてくれます。
オフィスビルの 「2012年問題」 が懸念されていましたが、5月末の空室率が
過去最高を記録更新したようです。
関連記事: 【新築オフィスビル「2012年問題」 渋谷のヒカリエは“例外中の例外”】
今日の日経新聞に、オフィスビルの空室率が過去最高記録を更新したが、募集賃料は反発し
底入れ感が出ているという記事がありました。 (日経新聞より抜粋引用)
・ 東京23区内に今年開業するビルの総延床面積は 約 181万㎡ で、昨年の 1.5倍
2003年に次ぐ大量供給となる。
・ 1月開業 パレスビル
延有効面積 43,090㎡
・ 4月開業 渋谷ヒカリエ
(関連記事参照)
・ 5月開業 JPタワー
地上38階 地下4階
延床面積 212,000㎡
関連記事にもあるように、4月に開業した渋谷ヒカリエは、ほぼ満室稼働で開業したが、
昨年開業した 新宿イーストサイドスクエア は 約7割が空室のようです。
地上20階 地下2階
事務所 1階 ~ 20階
事務所賃貸面積 約 11万2000㎡
オフィスビルの供給はほぼ一段落し、賃料も下げ止まり傾向にあるようです。
4年近くにわたって値下がりを続けてきた賃料は底入れの兆しがあるようで、
5月末の平均募集賃料は、1坪あたり 1万6729円、
4月と比較すると、 1坪あたり 18円 上昇しているようです。
なんと、45ヶ月振りの値下げ反発とのこと。
都心のオフィスビル供給は、来年は今年の半分程度となり供給も薄れそうです。
果たして、募集賃料は底入れし 上昇が始まるのでしょうか
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