東京都主税局の公売物件:落札後、前所有者との話合い開始!
去る7月21日、東京都庁で行われた東京都主税局の公売で落札した不動産(土地・建物)の
前所有者との建物明け渡しについての話し合いを昨日から開始しました。
これまでの経過
7月21日 目的物件落札
7月28日 残代金払い込み
8月3日 土地・建物 公売による所有権移転登記申請
8月10日 債務金額返済後の前所有者取得分金額の振込
(夏休み)
公売落札後、前所有者へ挨拶に行ったが本人いわく、
「通知書が来たから、わかってはいるが 私の取り分がまだ振り込まれていないし、
入金確認がとれないと実感もわかないよ。」
確かに、それはそうだ。
今回の事例では公売金額の約1/4が前所有者の債務額で、
残りは前所有者の取得金額であった。
公売財産落札後の以前の所有者(入居中の第三者も含む)との、
落札不動産の明け渡し交渉は
落札者が行わなければならない。
民事訴訟も視野に入れていたが、前所有者(60才代の独身男性)と面談した結果、
・本人の気力、体力
・建物内の動産類、不要物(ゴミ屋敷に近い)と必要物の仕分け
・移転先住居
・その他、諸々、、、
と、様々な要因はあるものの、何とか話合いはできそうな感触であった。
これからの 誠意ある話合いに全てがかかっているだろう。
こんなこともあろうかと想定して、
クライアント:Mさんとは打ち合わせ
金融機関からの借入れ返済を 6ヶ月間 据置きでお願いしておきました。
良かったですね、Mさん!
さぁ、頑張ろう!
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