「街角景気」の上昇、鈍化
昨10日、内閣府が発表した7月の景気ウォッチャー調査による「街角景気」の現状判断指数は、
対前月比:+0.2ポイントの上昇に留まったようだ。
現状判断指数は7ヶ月連続の上昇だったが、
6月の+5.5ポイントの上昇幅から見ると回復が鈍っている。
「企業」、「雇用」は中国への輸出回復・政府の景気対策の効果で
受注・生産が持ち直してきているようだ。
「家計」関連の小売業、衣料品、飲食店などの売上の低迷・落ち込みが目立ったようである。
長引く異常気象のせいか、省エネ家電・衣料品等の売上が伸び悩んでいるようだ。
2~3ヶ月先の景気に対する先行き判断(DI)も、
7か月ぶりに-0.7ポイント下落したようだ。
景気が底を打ったと言われながらも消費者のマインド・「家計」は、
まだまだ財布のヒモを緩ませられない状況ということだろう。
「二番底」が見え隠れしているような景気を、
しっかりと回復させて欲しいものだ。
景気の先取り指数とも言われる日経平均株価は1万500円台を回復してきているようだ。
皆さん、少しだけ財布のヒモを緩ませて、
楽しい夏休みを過ごしましょう。
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