最新福祉脳!?夢想転生 -952ページ目

落合尚之氏の「罪と罰」 (漫画の紹介)

受験のときにやったよね。
罪と罰=ドフトエフスキー・・・
でも、僕はカタカナが苦手で、
外国文筆家の長文は読めない。



だって、めんどくさいでしょ。
小説の名前は記号だから、
山田、とか、田中とか、
遠藤、とか、久保木とか、
まあ、三文字まででしょ。




勅使河原とか、ラスコーリニコフとか、
プリーヘヤ・アレクサンドロブナ・ラスコーリニコワ



とかは、僕の脳みその許容範囲を超えて、
小説を読むという嗜好品的な行為が
筋トレになるわけです。
ん~。我慢がきかない。



だから、名作はちゃんとした話を聞いてから
本作に入らないと読めない。


蒼天航路って漫画読んで初めて三国志演義読みたくなったり、
ドラマで見たから原作読みたくなったりするんです。




というわけで、
漫画で見ましたよ。
手塚治虫も書いているんだけど、
そうではなくて、



アクションで連載中の
落合尚之氏の「罪と罰」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BD%AA%E3%81%A8%E7%BD%B0_A_Falsified_Romance




マイナーですよね。
僕はこの人初めて知った。
現代の日本版「罪と罰」です。
(第一話)
http://webaction.jp/title/5.php



あらすじ。
引きこもりの高学歴大学生(裁(たち)弥勒(みろく))
は厭世観にさいなまれていた。
ある時、女子高生の売春グループに会う。
弥勒は高潔な自分は下劣な売春婦の下締め(これも女子高生なのだが)
を世の正義のために殺してもよいと感じる。

実行

苦悩

・・・・・
という流れ。



実は5巻までしか出ていないんだが、(連載中)
さまざまな登場人物と心理描写がすごい!
殺してから、その罪に悩む姿と本人を形成していた背景
など、読み手に息つく暇も与えない重圧を感じさせます。



3巻4巻あたりでは自分が呼吸していないように感じました。
この感じは、
エバンゲリオンのアスカが食われるところや、
ワンピースのメリー号が壊れるところとか、
銀と金のポーカー勝負などに匹敵するものでした。



やっと原作読む気になりましたよ。