みなさん、こんにちは
12月も中盤にさしかかり
市場は年末年始一色。
毎年感じるのですが、世の中はクリスマスで盛り上がっている中
市場はクリスマスなどないかのように、一気にお正月
一足先に、来年がやってきたかのような気持ちになりつつも
お正月のごちそうがたくさん並んでいて
とても賑やかで、嬉しくなってしまいます。
そんな市場が繁忙期になると大活躍するのが
冷蔵庫
各テナントにも冷蔵庫はあったりするのですが
なにせ、ここは市場。
業者さん達が出入りする場所なので
入荷する数も保管する数も半端じゃなく…
特に繁忙期となる12月は店舗の冷蔵庫だけでは到底間に合わない!
なので、完備しております!巨大冷蔵庫!!
大東京綜合卸売センターの入り口にある巨大な建物。
実はこれが冷蔵庫棟。
関係者以外立ち入り禁止の為
一般公開されていない冷蔵庫の内部を
このBLOGで、初公開 したいと思います
1Fから3Fまでの全てが冷蔵庫・冷凍庫になっています。
一番上にある3F冷蔵庫からご案内します。
3Fは設定温度0℃。
各部屋が分厚い扉の冷蔵庫のようになっております。
主に、乳製品・お花・干物などが保管されています。
部屋が扉で密閉されていることもあり
ここは夏なら上着がなくてもいられるくらいの冷え具合
お花には気持ちの良い温度感かもしれません
次は2F。ここからは一気に極寒がやってきます。
みなさん、準備は良いですか?
2Fの設定温度はマイナス15度。
肉に冷凍食品、乾物などが多く入っています。
3Fとは違い、木の扉となっており
冷気が冷蔵庫内に充満するようになっております。
床や壁には目立った氷がありませんが
冷気を循環させるための【ファン】の前だけ
激しく凍っておりました。
夏に入った時は最初気持ちよくて、数分いたら寒くなってくるのが2F。
どれくらい寒いのか?を目視でお伝えすべく
広報、濡らしたタオルを持参しグルグル振り回してみました
2Fで30秒タオルをグルグルした場合、
タオル内の水分が凍り、握ると細かい氷を握った時のような
サクサクした触感。
シャーベット状態なのでタオル自体は柔らかいままでした。
2Fでこの状態なら、1Fではどうなってしまうことやら…
ワクワクしながら2Fを後にし
ちょっと入るのに覚悟がいる1Fへ。
来ました!1F!!!
1Fの設定温度はマイナス25℃
ここはお肉屋さんの品物が多く、マグロもちらほらあります。
飲食店の食材も置かれていたりします。
【ファン】は各箇所2台づつ設置されていて
ファンから流れてくる風が〈冷たい〉ではなく〈痛い〉
床も、天井も、ファンの前も凍っています
夏場はあっという間に体が冷えてしまいがたがた震えた上に
外に出てから、再び寒さが襲ってくるという凄まじさが
マイナス25℃の世界。
それでは早速、タオルをぶん回してみたいと思いますが
2Fとは違い、この作業も手袋がないと無理!!!
20秒たった頃には、タオルがカチンコチンに。
型くずれも全くしないくらいに凍りました。
この、カチンコチンのタオルを握りしめて
足早に1Fから脱出寒いっ
毎日見回りをしてくれている警備さん曰く、
見回りから出てきたら
まつげがカチカチに凍っているくらいの寒さ。
ジャンパーを着ていても無駄!それがマイナス25℃
以上、3Fから1Fまで
大東京綜合卸売センターの冷蔵庫棟を
披露させていただきました。
が!
マイナス25℃なんて、まだまだ甘いと思いませんか?
実は、もっと冷える冷蔵庫が2通路の鮮魚店「大省商店」に!!!!!
※大省商店の記事
テレビでご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが…
「大省商店」の冷蔵庫の温度はなんと衝撃の
マイナス50℃!
社長に案内してもらい
早速、行ってみましょう!!!
……と、ここまで!
この先は、きっとまたテレビで放映されると思いますので
マイナス50℃の世界は、楽しみにとっておいてくださいね
注:冷蔵庫棟は関係者以外立ち入り禁止となります!
それでは、また次回
府中市場の2024年カレンダーができました
詳細は前回のBLOGをどうぞ。
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