日々のふちどり -2ページ目

今年も来年度も❀アナログもデジタルも

桜が咲きましたね〜 お花見が楽しみです桜

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今年も(というか来年度も!)どうぞよろしくお願いいたします。

 

思い立ってHPを作ってみました♪

上の青字または下の画像をクリックしてご覧くださいませ。

ただいまは試運転中。URLはいずれシンプルなものに変える予定です。

 

ハチ

 

さて、このひとは誰でしょう?

アーユルヴェーダに登場する3つの性質(ドーシャ)のひとつ、カファ(水)さん♪

昨年末少し触れたキャラクターイラストです。他のドーシャ、ヴァータ(風)ピッタ(火)については、もっと他で公開されてからご紹介しますね。

 

アーユルヴェーダ カウンセラー&セラピストの池田早紀さんからのご依頼で、各ドーシャの性質を伺いながら進化させていきました。原稿を読んで描くことが多い過程をダイレクトにご本人と探っていく、興味深くて楽しいお仕事でした。ありがとうございました!

◀︎初期はこんな感じ。進化したな〜!

 

本好きのカファさん↓こちらでさっそく寛いでいます。

▲池田さん達が開いていらっしゃる穏やかなおはなしの場。次回は本がテーマです。

 

3つのドーシャをものすごーくざっくり説明すると

ヴァータ(風)気ままな自由人

ピッタ(火)華やかなしっかり者

カファ(水)穏やかなのんびり屋・・・と、こんな感じ。

それぞれの性格が確立されているから、登場させるだけで物語が始まります。ついつい下のような落書きが進みました。

    

▲ピッタの子の活気でカファ母子が温まり、みんなで温泉を楽しんでいる様子。性格の違いは、物語も毎日の生活も動かす力ですね✨

 

落書きは鉛筆と顔彩、キャラクターイラストは線をゲルインクのペンで手描きし、iPad(アプリはFresco)で着彩しています。

 

PC操作でつまづいたとき「いっそ仮想現実の中で絵の具と筆を使ったら、水彩画のデータができてるようにしてくれないかな・・・」など妙な妄想をすることもありますが💦

いろいろやってみて思うデジタルの利点は「軽さ」です。

 

絵の具を扱うことは楽しいし、偶然どうにかなる御しにくさがいいと思っているので、デジタルなら扱いが簡単ですよと言われてもピンときません。でも「軽さ」についてはなるほどね〜 と腑に落ちるところがありました。

デジタル描写はヴァータだ(←適当)と思うと、付き合いやすくなりそう^^

 

コスモス

 

つい先日、久しぶりに本の長屋へ遊びに行ってきました。

函店主仲間の友人がお店番の日、初めましての方も含めてのおしゃべりに春っぽさを感じました。年明けは“お久しぶり”、春は“初めまして”が似合う気がします。

 

▲現在函店主をされている金魚堂さんおすすめだった本。とりあえず観た映画を拾い読みしています。「アイズ ワイド シャット」の映画評がとてもよかった! 

 

最後に少し先のお知らせをひとつ。

9月に子どもと大人のアトリエニーニョの作品展があります♪

ぜひ吉祥寺散歩と合わせて、楽しんでいただけたらと思います。

 

まずはよい春をお迎えください🌸

 

    

以下もお仕事情報です。

 

「ちゃぐりん 2月号」(家の光協会)

P93〜『気持ちが伝わる!ラッピング』にて、作品制作と作り方イラストを担当しました。ここ一年の工作生活を活かすことができて嬉しかったお仕事です。また次回、ご紹介したいと思います。

 

「ちゃぐりん 3月号」(家の光協会)

P55〜『ちゃぐりんハンドメイド手芸』にてスタイリングを担当しています。今回の作品は、ミニおにぎり型のかわいいお雛様です雛人形

 

「パッチワーク教室 春号」(ブティック社)

P24〜『季節の装いを楽しむサンボンネット・スー』、P52〜『キルトでホームコーディネート』作り方イラストとイメージイラストを描いています。

「工作」の年/今年もお世話になりました〜!

今年は、大人になってからいちばん「工作」に励んだ年でした(図画工作のね)。

春から始めたアトリエ講師のお仕事のおかげです。

夕方からクラスがある日、外の暗さに驚いたあと

そうか、冬にアトリエへ行くこと自体はじめてなんだ…いうことはまだ一年経ってないの!とびっくりしたくらい、気持ち的には生活の一部となっていたものの

どこかへ通うこと自体が久しぶりすぎて、イラストの仕事や生活全般とアトリエを馴染ませるには、寒くなるまでかかったように思います。

◀︎雑談タイム

でも本当にみんないい子というか、からかいや変な謙遜がなくて

いい人だなぁと感心してばかりの春以降でした。

いい人には、よりのびのび想い考える時間を制作の中で持ってもらいたいです。

子供達含め、アトリエの皆さんには大変お世話になりました!

 

工作脳が刺激されたせいか、来年に向けて雑誌の企画がするする出てきたのも

あたらしいことの恩恵でした。

 

鏡餅

 

さらに、いまアーユルヴェーダについてのお仕事が進行中です。

アーユルヴェーダ カウンセラー&セラピストの池田早紀さんにお話を伺いながら、3つのドーシャ、ヴァータ(風)ピッタ(火)カファ(水)をキャラクター化しています。

大晦日の3人(?)でちょっと遊んでみました♪

しっかり者でリーダー気質のピッタさんは、さっさと大掃除を終えた上での追い掃除中。

心が赴くままのヴァータさんは、今になって年賀状を書くことにした様子。

とにかくゆったりしたいカファさんは、ハナから動く気がありません。←私はコレ😆

 

雑誌で読むことはあっても、専門家の方からお話を聞くのは初めて。

例え話などとても面白く、思い当たることもたくさん。

来年の完成をどうぞお楽しみに✨

 

おせち

 

さて、時は進んで今年もあと3時間。ほんとにぎりぎりでしたねぇ。

ニュースを追うことにめげそうになった一年でもあり、楽しく食べて飲んだ一年でもありました。まとめすぎか。

とりとめない話を一年お読みいただきありがとうございました〜!

2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

有言実行とはならなかった携帯書店ふちどりも下半期には再開したいと思っています。

 

では、あたたかくして皆様よいお年をお迎えください門松

フォロンとハニワ

10月にはアップしているつもりが、なんと年末!

でも紅葉度合いでいったら、やっと秋が深まり出したくらいではありませんか?

これは積極的に振り返っていかないと、年末気分に乗れなさそうなので

今回は、2024年に行った展覧会のお話をしてみようと思います。

 

 

「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェルフォロン」展へ行ったのは、暑すぎた夏のこと。

フォロンはベルギーのアーティストで、記憶にはありませんが世界人権宣言やマッキントッシュのポスターなどで子供時代に目にしていたかもしれない人でした。

 

忙しない現在人をユーモラスに皮肉ったり、人権や平和や環境問題を淡い色彩で届きやすいメッセージにしたり、ブロンズ像まで作ったり…

展示室を巡りながら、持ち合わせた“センス”と“器用さ”を

職業人として表現者として真面目に発揮し続けた人生をじっくり追うことができました。

 

とくに気になったのは↓のような大きな目が空中に浮かんでいるシリーズ。

 

お誘いしたNさんとも意見が合い、大きな目のある風景の魅力を共有できて十分満足してたところ、彼女は続けて「でも、ぼうっとしてるときってそうですよね。自分が見ているというか…周りに溶け込んでいる自分に見られているっていうか…」と言葉を探しました。絵をきっかけに言い表しがたい感覚の話ができた嬉しい瞬間でした。

 

そんな喜びを込めて描いたのが、上の絵日記イラスト(?)です。

なぜみつまめかというと、会場が東京ステーションギャラリーだったので

締めにみはしのあんみつ✨を食べたから(笑)

浮遊する寒天とみつ豆と私達を、みつ豆の目が見ています。

フォロンの絵によく登場するミスターハットマンにも参加してもらいました。

 

ひとりで観る展覧会が、作品と自分を掘り下げる時間だとしたら

誰かと行く展覧会には、一日丸ごとで作家と知り合う大らかな楽しみがありますねぇ。

 

イチョウ

 

秋のはじまり、「ハニワと土偶の近代」展の日も楽しかったです♪

戦争と埴輪について知ることができてよかったし、時代背景関係なく蓑虫山人が好きでした! こちらは12/22まで開催中ですよ。

◀︎よちよち歩きそうだった岡本太郎『犬の植木鉢』猫は除く

 

タイトル通り、埴輪そのものより近代における埴輪の有り様がメインだったので

本物の埴輪も俄然見たくなりました。上野のはにわ展には間に合いませんでしたが

東京国立博物館によい常設展があるそうなので、ぜひ来年行ってみたいです。

 

紅葉

 

はぁ、ほんとに少し年末気分になれたかも。

何でもしたいことに「来年」をつけるのもおすすめしたい。

 

ところで、少なくとも隔月更新を目指してきたのに

数えたら今年はまだ5回目でした。なので大晦日までにもう1回更新します。

冬が追い込みをかけてきそうですが、どうぞ暖かくしてお付き合いくださいコーヒー

 

▼載せそびれた残暑お見舞いイラストです💦

 

    

以下、お仕事情報です!

(12/10追記しました)

 

「ちゃぐりん 11月・1月号」(家の光協会)

『ちゃぐりんハンドメイドクラブ手芸』にてスタイリングを担当しています。

11月号の作品はコロンとかわいいキノコのネックレス、1月号は新年にぴったりな富士山のミニポーチです。

「パッチワーク教室 特別号」(ブティック社)

P4〜『巳年と十二支の干支飾り』、P17,20-21,33『キルトと暮らす春夏秋冬』

作り方イラストとイメージイラストを担当しました。

「パッチワーク教室 冬号」(ブティック社)

P28〜『季節の装いを楽しむサンボンネット・スー』、P34〜『パッチワークのぬいぐるみ』、P64〜『キルトでホームコーディネート』作り方イラストとイメージイラスト。

 

 

「立見弥生さんのレトロで可愛いキルト 動物刺しゅうとドール」(ブティック社)

P40〜『動物たちの可愛い刺しゅう』作り方イラストを担当しました。