日々のふちどり
日々をふちどるようなイラストを目指して、見たり読んだり歩いて描いて。

☆読みものサイト「おいしい日」はこちら→ https://www.ao-nori.com/
☆「毛糸のがまぐち」(能勢マユミ著/誠文堂新光社刊/編集を担当)、「ワインとパンに恋して」(自然食通信社刊/イラスト)、「環境にやさしいお買い物」(山川文子著/日刊工業新聞社刊/装丁画と挿画)販売中です。
☆絵本「まいにちイキイキねむりのふしぎ」「ドキドキかんじるしんぞう」(少年写真新聞社刊)販売中です。
☆Creema出展中です→ http://www.creema.jp/creator/123
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>
2018年11月29日(木)

証拠品てぶくろ

テーマ:ブログ

浴衣コンペに奮闘していたら、冬になっていました〜ジンジャーブレッドマン

月半ばくらいまで、こたつ出していい感じで季節に伴走できていたのですが

この慌ただしさも年末らしさなのか。

 

なんとかコンペに間に合ったので、11月の滑り込み更新をします。

今日は手袋のお話をひとつだけ。

片付けは得意ではありませんが、服に関しては断捨離不要

余分なファッションアイテムはほとんど持っていません。

だけど、引っ越し後も捨ててない手袋が一枚(ひと組ではない)だけあります。

 

数年前に友人からもらった手袋で、冬らしいチェック模様をしていました。

喜んで使い始めた矢先、ひどく消耗した日があって

あっさり片方なくしてしまったのです。

あぁ、踏んだり蹴ったり!(いや、疲れて不注意になっただけ)

 

その冬は友人に即なくしたとは言えなくて

気持ち春になるのを待ってから会ったような・・・

 

さらに次の冬、やっと「実はね」と言えました。

片割れがジップロックに入れてあって、刑事ドラマみたいになっていることも。

友人は、気にしないで的なことを言ってくれたはずですが

それよりも「そーんなの捨てて!捨てて!」と勢いよく言いました。


その上、同じ冬の間に新しいミトンをくれたのです!

なくした話を聞いてくれただけで十分だったのに。

想定外の親切って涙腺にきます。泣かなかったけど。

 

いま思えば、もしかしたら彼女にとっての想定外は

一枚になった手袋を1年も、ジップロックで保存されていたことだったかも。

物として好きだったのと、ジップロックは容れ物としてぴったりだったからで

もはや旅先の半券というか

悲しい気持ちの現れというわけではなかったのですが。

 

まぁ、もっといいことで予想を超えたいものです。

願わくばこの違いがいい方に作用して、いつか役に立てますように。

 

ミトンをくれたとき、彼女は再び前の手袋は捨てるようにと言いました。

捨ててないのがどうして分かったんでしょう。

まだ捨ててないのもバレているかしら。

 

クリスマスツリー

 

もう12月だなんてびっくりですねー

風邪とか大丈夫でしょうか?

先日、酒粕と豆乳でこってりした甘酒を作ったら美味しかったです。

ピンときたらお試しを。

さすがに年末の挨拶はしませんよ。

 

 

以下、お仕事情報です!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

左から

『ちゃぐりん 11月号』(家の光協会刊)

↑P.44,45「くにえさんの手芸タイム」キーケースの作り方イラストとネーム

『ちゃぐりん 12月号』(同上)クリスマスのフレームの作り方をご紹介しました。

『パッチワーク教室 特別号』(ブティック社刊)

↑P89,91,92,93,95〜97「贈りものにハンドメイドを添えて」イラスト

2018年10月15日(月)

再読の秋「十一月の扉」/もういいよフジタ

テーマ:本・朗読
窓から見えるけやきの緑がくすんできました。
引っ越して2度目の紅葉がはじまります。
やっと見知った景色になりました。部屋に馴染むのが早かった分
春も夏もはじめて迎えることが新鮮というより不思議な気持ちだったので「やっと」。
馴染むときは即って…なんか露骨だなぁ。
郵便物が返送されてしまったなどご不便ありましたら、お手数ですがお知らせください。
すっかり肌寒くなっちゃって、もうこたつ出しますよ私は鍋
 
                       ↑4月から始めた美術教室より
 
さて、秋になると読みたくなる本がありまして

それは長らく「ポプラの秋」と「ムーミン谷の十一月」の2冊だったのですが

一昨年の冬に教えてもらった「十一月の扉」(高楼方子著)も加えて3冊になりました。

そういえばすべて下宿ものですね。(ムーミン屋敷も入れてよければ)

 

「十一月の扉」は、中学生の爽子がある日一目惚れした洋館『十一月荘』で

2ヶ月だけ下宿生活をするお話です。

下宿人の大半が中年女性というもあり、大人向けのYA小説ともいえるでしょう。

 

父親の転勤がきっかけとはいえ、子供なのに住みたい家に下宿させてもらったり

これまた一目で気に入ったノート(ドードーの点描画が型押しされた輸入品)にお話を書いたり

分不相応なことをしているのではないかと恐れながらも

2ヶ月間を目一杯過ごす爽子の姿は眩しく、登場人物の大人達にも波紋を広げていきます。

 

物語はシンクロニシティに溢れていて

特に作中作『ドードー森の物語』と現実は、片方が片方を引っ張りながら先に進んでいきます。

しかしSFにはならず、何か非常にのっているときってこんな風になるよね〜という

ぎりぎりのラインを物語は進んでいきます。←この辺紹介してくれた方の受け売り入ってます。

 

後に明らかになる『十一月荘』の名前の由来も含めて

やってみたいけれど逡巡していることがあるなら、一度お試しあれ。

十一月荘的世界では、すでにこの本がお家にあったり

明日にでも誰かから手渡されたりするはずなんですけど(笑)

読書の秋のお次は、芸術の秋。

先日、藤田嗣治展へ駆け込んできました。

画家なんて何人も知らなかった子供のころ、笠間日動美術館で「(室内)妻と私」を見て以来

気になる作家なもので、勝手に親しげな気持ちで。

 

画学生時代から晩年までの作品を時系列に見ることができました。

昨年ジャコメッティ展を観て、制作と友情と愛の日々をいつまでも続けてほしい!

そんな気持ちになったのとは対照的に、藤田は日本で冷遇され戦争に振り回され

画家人生を通してみれば「乳白色の肌」を見つけたころの元気が幻のよう。

はかなくて切なくなる展示会でした。

※長年パリにいたのだからもっと反戦意識があってもよかった気がしましたが

  その辺の事情は展示ではわかりませんでした。よく読めば分かったのでしょうか。

※元気なパリ時代の作品は多数ありますから、切ないというのは私の印象です。

 

晩年は、個人的には風景画が味わい深かったです。有名なのは子供の絵でしょうか。

また収穫だったのは、初期からの静物画。

何を描いても洒落ていて、平和な時代にお洒落を極めさせてあげたかったなぁ…と思いました。

途中自画像よりふっくらした写真があって、ちょっとクネクネしていて切なさが和らいでよかったです。

 

イチョウ

 

10月に入って、来年の話がちらほら。

今年は初めてお仕事をいただいた会社もありましたが、基本的にあまり手を広げず

いままでのお付き合いに生かされた一年でした。

それでも今夏14周年を迎えられたことに深ーく感謝しております。

美術教室(これも仕事ではありますが)にチャレンジできたのも時間的ゆとりのおかげです。

来年は本の仕事が増えそうです。

今更ですが15周年目もよろしくお願いいたします。

 

この冬は仕上げたい絵本が一冊、参加したいコンペがひとつ

会いたい人何人か、行きたい場所等々…

ぎゅっと詰まったゆとりの時間といきたいですねぇ。

 

長くなりましたので、お仕事情報は次回まとめて♪

2018年09月12日(水)

温泉街の娘

テーマ:ブログ

が皿に盛る間も惜しいほどおいしくて

朝の空気はひんやり旅先のようとなれば(この連想はふだん早起きしないせい)

もう秋を認めなくては。

 

友人の子供逹のおかげで、小学生的夏時間をかじらせてもらった夏でした。

1日の長さとか重大さとか、夜道の面白さとか、思春期とはまた違うんだな〜

↑は深大寺で撮った水風呂。お椀に入ってる人が違う。

 

細かく夏を振り返っていると、またひと月過ぎてしまいそうなので

とりあえず5、6年前に描いた漫画(コミックエッセイ?)をおひとつどうぞ。

いま思えば、あっさりした話の切り上げ方が温泉っぽかったかもしれません。

 

見知らぬ人の身の上話を聞くことって、めずらしくないのですが

これは時代の雰囲気とか温泉気分を何度でも味わえて

とくに好きなお話です。

 

 

秋といえば、今年の初めこんなこと↓を書いたのでした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さて、近年は夏が近づく頃になると年末までにしたいことが気になって

関心も行動範囲も狭まりがちでした。

そうでなきゃできないこともあるものの、余計なことはとっても大事。

今年は秋になっても3月4月のような気持ちで

気になることには正直に首を突っ込んでいきたいな〜と思います。

絵もまず描く、ブログも先に書きたい(そもそも何の先なのかだけど)。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そーだそーだ、春のような気持ちで。秋も。

ブログはじりっと更新頻度を上げたつもり…

 

いま近所に、眺めのいいマクドナルドがあって

ときどきノートを持ち込んで大学生みたいに作業しています。

月見バーガーに桃シェイクで、ジャンクな季節観月見

好きなんですけどね、大人の秋っぽいごはんも食べたいです(笑)

 

美術教室にもフリーランス14周年、ついでに引っ越し1年にも触れず

こんなに書いてしまいました。(※そろそろ郵便の転送期間が終わります)

振り返るには途中過ぎて、でもまだまだやり始めのこの感じはしてみたかったことかも。

みなさんはどんな秋にしたいですか

 

 

以下、お仕事情報です!

ご依頼、お問い合わせはプロフィール欄のアドレスへお気軽にどうぞ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

左から

『パッチワーク教室 秋号』(ブティック社刊)

↑P.36〜39「布で作る大人のアクセサリー」作り方&イメージイラスト。

『ちゃぐりん 10月号』(家の光協会刊)

↑P.44,45「くにえさんの手芸タイム」作り方イラストとネームを担当しています。

2018年08月12日(日)

集合住宅のヤモリ/残暑お見舞いプレゼント

テーマ:ブログ

まるで8月みたいな7月でしたねぇ。

暑さに慣れるまで凡ミス多めで参りましたあせる

みなさんもうからだは慣れましたでしょうか。

 

御中元にデジタル残暑お見舞いを作ってみました。

個人的なご利用でしたら、ご自由にお使いください。

画像をドラッグするだけでコピーできるはず。

↑久しぶりに水張りして描いています。

川とかプールとか涼を求めて水づいておりました。

 

 

さて、まだ暑くなり始めの頃だったか

マンションの入り口付近にちょくちょくヤモリを見かけるようになりました。

 

小さくて緑がかったグレーのヤモリです。

犬猫にするみたいに声をかけたり、写真を撮ったりして

付かず離れずの近所付き合いを楽しんでいました。

 

しかしある日のこと、帰ったら部屋にヤモリがいました。

DKと仕事部屋兼居間を仕切る引き戸にぺったりと。

 

可愛いので、キャーッとはなりませんでしたが

ここは庭付きの一軒家ではないから、「あー、いるね」とやり過ごすには

気密性がありすぎます。(どこからか入ってきたわけですが…)

 

加えて、もしもチャーハンとか作ってるときにヤモリが落ちてきたらどうするの!?とか

踏むのは絶対ナシ!とか餓死とか

縁起がいいという噂を押しのけるだけのまずいイメージが浮かんできて

結局古タオルで捕まえて、外に出しました。

 

寂しいのは、その後さっぱりヤモリを見かけなくなったことです。

捕まえたとき撫でたのが恐ろしかったんだろうか

家守に見放されるって…と、このあいだ流れた仕事まで浮かんでくる始末。



そのままひと月ほど経った、つい先日のこと

ドアの前にある排水溝のあたりにシュルッとした気配が!

←しっぽです。

よかった〜

居たし、生きていました。

まぁ、たぶん私の方が新しい入居者なんですよね。

 

 

気密性といえば、いつだったか電車で大学生風の男の子が

俺の部屋(気密性が高くて)換気扇回すと

キッチンの排水口から匂いが昇ってくるんだぜ、と言っていたの

そんなものでしょうか。

つい空気の薄いワンルームを想像してしまいます。

 

 

どうでもいい話、失礼しました(笑)

誰も私に時事ネタは求めてないだろうけど!

実際疎いですが、いつまでも好き勝手なことを書いていたいです。

今年始めた美術教室の話なんかもいずれは。

涼しくなってもまだお盆ですから、アイスでも買って

よい夏休みを〜カキ氷浮き輪

 

 

以下お仕事情報です!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

左から

『ちゃぐりん 8月号』(家の光協会刊)

↑P42,43「くにえさんの手芸タイム」作り方イラストとネーム。

 バッグやポーチのワンポイントになるタッセルをご紹介しています。

『ちゃぐりん 9月号』(家の光協会刊)

↑P42,43「くにえさんの手芸タイム」作り方イラストとネーム。

 テーマはシンプルなミニバスケットです。

2018年06月28日(木)

ひとり芝居「ドードー」/ぽたかふぇ。「アートブック展 vol.2」

テーマ:映画・演劇

しぶしぶガラケーをiphoneに変えました。

携帯アドレスを変えたくない旨を強調しすぎたせいか

「お客様が機種変更されたことは誰にも分かりません」とばっちり受け負われて

ちょっと寂しかったのでここに書いておきます。そ、そこまで秘密じゃ…

※基本的にPCメールは自宅でチェックしますので、急ぎの時はやっぱりお電話または携帯メールをください。

さて、前回書けなかった舞台のお話です。

 

ひとり芝居でした。

何が起こるかといえば、川崎市登戸に住む40歳の主婦のろま(ハンドルネーム)が

ブー子20歳のブログへコメントやメールを送るだけなのですが

じわじわとのろまさんの世界が明らかに、そしてわずかに広がっていきます。

ちょっとアニエス・ヴァルダっぽかったかも。

 

出したい手紙やメールがあるときって

電車でも洗面所でもいつも心の中で書いているわけで

のろまさんも、小道具のスーパーのカゴを持って売り場を歩き回りながら

部屋でごろごろしながら、ブー子さんへ話しかけます。

長々と語りかけておいて削除したりも。

 

コメントは案外一方的ではなくて、ときどきブー子さんから返事が届きます。

交流の場であるブログのタイトルは「ブー子の爆裂過食日記」…

なんの因果か結びついた二人のやりとりを追っていると

登戸を地の果てのようだと言って、薄ぼんやり暮らすのろまさん(万引き癖あり)の輪郭が

だんだん濃くなっていくのでした。

 

地の果て感…ないか。多摩川ではなくて、昔行った金沢の犀川です。

私もこのブログを飽かず12年書いてますし(いつもありがとうございます本当に。)

同じだけ幾つかのブログを読んでもいます。

こう長くなりますと、部分的ながら他人の歴史に詳しすぎるような気がしたり

何だろうこの状態はって、もう少し日常に浸りきった方がいいのなんて

立ち止まることだってあるわけです。

 

しかし、のろまさんとぐだぐだした思考を泳ぎ切った先には

少なくとも自分は、生活やコミュニケーションの方法に

実があるとかナイとか判別する側にはいないし、実のない生活などないだろうと思える
意外にも大らかな景色が開けている気がしました。

 

舞台って、おすすめしても二度と同じものは観てもらえないから変なものですね。

作・演出は笠木泉さん、役者は踊り子ありさん(はえぎわ所属)でした。

劇団名というか企画名はスヌーヌー。気になった方は調べてみてください。

劇場の公演情報(しばらくはあると思います)→

 

 

ところで、上のお知らせスペースのみでの告知になってしまいましたが

ぽたかふぇ。(高円寺)で開催された「アートブック展 vol.2」にて

花屋さんのフリーペーパーに連載していた詩とイラストを収めた小冊子を

展示していただきました。個展で販売したことがあるものです。

ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!

 

 

また長くなりました。下書きしている間にあっさり梅雨明けしちゃいましたね。

鳥カゴが出てくる花火、あれ見たいなぁ。外でビールも生ビール

なんて、まだ心身が追いついたかどうかなって感じですけれども

ほどなく追いつくでしょう!夏は好きな季節です。

 

 

以下、お仕事情報です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「まいにちイキイキねむりのふしぎ」のベトナム語版ができました!

中綴じの気軽な製本、デザインもかわいい感じ。

こんなに長く、広範囲でのおつきあいになるとは。ありがたや〜

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス