チェコに住む私の日々のあれこれ -5ページ目

チェコに住む私の日々のあれこれ

チェコに9年住む私。チェコでの結婚生活、仕事、趣味の書道、毎日のいろんなコト

「次回は入院編です」

と書いておきながら

かなりの時間が経ってしまいました。


2週間ほど

日本に帰国しておりました。


感想: 日本最高!


(_ _。)異国暮らしに涙


では、続きを。


救急車に乗り込んだ私


実はこの時には既に痛みの強さには

波ができており


痛みが緩む瞬間がありました。


そんな時、思ったことは


① あぁ!健康って素晴らしい!


そして、手を握りながら

私の顔をとても不安そうと言いますか

心配そうに覗き込む夫を見て


② ( ´艸`)ププッ この人、すごい心配してる


なんていう、ひどい事を考えておりました。


いえ、心配している夫を見て

愛情感じて嬉しかったってコトです…


そんな愛情深い夫が

救急車隊員さんとなんやかんやと話し合い


結果


お年頃(?)女性=婦人科

ってことに落ち着き


勝手に、婦人科へ連れて行かれること決定!


私も結構長い間、女をやってきていますので


今回の腹痛は、婦人科じゃにゃい


という気はしていたんですが

全くもって勝手に判断され、連れて行かれたのでした。


まぁ、100%違うとは私も言い切れませんし、

波があるとは言え、まだ激痛が続いておりましたので

大人しく連れていかれる私。


そして近くにある大きな病院にて


まずは婦人科の先生に診てもらい


やはり問題なし


この頃にはすっかり痛みは治まっており

ただ、何度も吐いたり、痛みに耐えていた分

疲れたようでぐったりしていました。


それから、よろよろと歩いて別の科へ移動

胃の検査やらいろいろしてもらって


先生がくだした決断は


「原因がはっきりしないので、

経過をみるため一晩入院


「嫌です」

と即答してみるも


夫に、「キミが決めることでないのです」


と諭され、入院することになってしまった私。


あの、、、私、、、

明日の夕方のフライトで

10日間のホリデーなんですけど…。。。


今日の夜、荷物まとめるつもりだったのに??


どうなるの!?


またまた、続く。


━─━─━─━─━─


入院編なのに、入院までたどり着かず、、、(ノ_-。)


ちなみに、この「いろいろ検査」

診療時間外扱いで

かかったお金は


なんと!日本円で


200円!!(おおよそ)



すごい国だ。




















さぁ、プールの更衣室で腹痛のため

倒れこんだ私。


続きです。


近くにいたチェコ人女性が驚いて

受付の人を呼びに行ったようデス、、、

みんなの慌てる声が頭上で聞こえる、、、

聞こえるけど

オナカ痛すぎて反応できない自分。


誰かが救急車呼んでるよー、と気づく自分。


しかも、私の床に転がっていた携帯電話で。


なんで私の携帯電話使うんだろ???

通話料取られたくないから?

慌てているようで、結構冷静だねチェコ人。


デモ、イイノ、救急車だってなんだって

この痛みが治まれば。

そんな自暴自棄気味の私。


そして救急車より早く夫登場。

(家からほんの10分ほどの場所なので)


夫、素晴らしいよ、キミは本当に

夫選手権世界一だよ、、、


受付の人に状況を説明する夫

受付の人が更衣室の女子達に

事情を説明し、夫、女子更衣室に入室


床にうずくまっている妻を発見。


夫、、、私は激しくお腹が痛いのです。


説明してまたうめく私。


それにしても、いつ救急車来るのですか??

救急車さえ来れば、

まるで痛みが治まるかのような

そんな錯覚に陥る。


そして、ついに救急車登場。

この間、実際にはそれほど長くなかったようですが

当人にはものすごく長く感じられました。


救急隊員がやって来て

私を運びこもうとはしてくれるのですが、、、


ですが、、、、


その前に、

「彼女は保険を持っているのか?」

「彼女はチェコのID(身分証明のようなもの)を持っているのか?」


としきりに聞いています。


本人は、それより先に病院連れて行ってくれないな

という気分です。


持ってるよ、持ってるよ

一般チェコ人と同様の健康保険を持ってるよ、

ちなみにIDだって保険カードだって

常時所持しているよ、、、


と、心の中で叫ぶのですが

痛みのあまり答えられない。


さすがの夫も、

私がどこに保険カードを所持しているかなんて

知りません。

でも一生懸命、私はチェコ人と同様の保険を持っていることを

説明しています。


ここで余談なのですが

この国で救急車を呼んだ場合、

健康保険に加入してるかどうかは

とても重要になります。

必ず聞かれます、特に外国人。


夫がきちんと説明してくれたおかげで(?)

私、ようやく救急車に乗れるようです。


タンカを持ってきましょうと言われたようですが

こっちの方が速いと

夫がひょいと私をかかえて出口に待機していた

救急車まで連れて行ってくれました。


力持ちだな、夫。


変なところで感心。


と、私はこのように全てのことが聞き取れて

分かっていたのですが

痛みのあまり返答できないという状態でした。


とても不思議なのは

この状況下で、チェコ語が全部理解できていた自分。


それほどチェコ語できないのに、、、


これぞある意味

火事場のなんとか、、、っていうヤツなのでしょうか。

人間追い込まれると、意外な能力を発揮するものなんですね。


自分の隠れた能力に感心。


次回は

チェコで入院編です。



















夫が出張中なので

ひとりののんびり週末。


あ~、、、ゆっくりできるな~


注意:決して夫がいないからという

理由ではありません( ´艸`)


ベランダにて栽培中のミントを投入

ミント・ティー にて癒され中。



チェコに住む私の日々のあれこれ
ちょっと葉をケチってしまった、、、

もう少し入れた方が良いかと。


さて、前回まで続いていた旅行記でしたが

実は旅行前に、

初めての経験をした私。


それは


自分、救急車にて運ばれる。


という…


あぁ、健康保険加入者で良かったという件。


旅行の前日

私は一人で近所のプールに泳ぎに行っていました。


いつも通り

何往復泳いだかを数えながら

何時まで泳ぎ終えて、それからあれしてこれして

なんて考えながら調子よく泳いでいたところ


あれっ?なんだか

お腹痛い?かな?


程度から始まり、


ちょっと、やばい感じ?


に続き


このまま泳いでいられねー!


ぐらいに達しまして


トイレに駆け込んでみたものの

一向におさまらず


少し休めばきっとおさまると

思ってこらえてみたけれど


一向におさまらず、


それどころか

我慢できないほど痛みは増し


ヤバイよ、ヤバイよ、自分。

この腹痛はいつもと違うよ。


どうしよ、アタイ水着姿な上に

ロッカーの鍵はタオルと一緒にプールサイド。


渾身の力を振り絞り

なんとか平常を装って

鍵をタオルを取りに

プールサイドに戻り


ロッカーへ行って

着替えを試みる


試みるも

最近のエクササイズ用水着は高性能(?)


ぴったり体にフィットしていて


むちゃくちゃ脱ぎにくいよ!!!


腹痛中、

なんでこんなに水着かたい、、、(ノ_-。)と涙。


それでもどうにか服に着替え

携帯電話で夫に連絡


「夫…、、、、オナカ、、、スゴク、イタイ、、、、

タスケテ、、、、、」


と言い残して通話終了。


その場に倒れこみました。


もう立っていられない状態


そして近くにいたチェコ人女性の


「ちょ、ちょっとどうしたの!?

具合悪いの???

えぇー!ど、どうしよう!」


てな感じのチェコ語がまるでBGMのように

流れているのを耳にしながら

うずくまっていた私でした。


また、長くなってきたので

分けて書きます。