チェコに住む私の日々のあれこれ -4ページ目

チェコに住む私の日々のあれこれ

チェコに9年住む私。チェコでの結婚生活、仕事、趣味の書道、毎日のいろんなコト

ようやくクリスマスも終わりました。

ほっと一息。

ふぅ、、、


さて、クリスマスホリデー中に語る

夏の思い出


初めての入院 最終章です。


入院中の私

そんなこんなで夜が明け


朝食の時間となりました。


その間、何度かお医者さんが

様子を見に来てくださったのには感謝。


お医者様の指示により

私は白パンとお茶のみの軽い朝食。


しかしながらまだ退院許可が出ません。


私は、すっかり元気になっており


今日の午後のフライトで出発

10日間ギリシアの旅に


行けるのかどうか、、、


今はそれだけが気になります。


痛みが取れれば、そんなもの…┐( ̄ヘ ̄)┌


ところで


私が入った病室はどうやら

「盲腸患者部屋」だったようで


同室のお嬢さんとの世間話。


私:

「プールから救急車で運ばれたので

水着とゴーグルはあるんだけど

他に何も持っていないのです」

(と言いながら、携帯電話の充電器を借りる)


お嬢さん:

「私もそうでした。

だけれども私の場合、

痛みを抱えてそのまま

自分で運転して

この病院までやって来たので

外来用駐車場に

車を置きっぱなしなのです。

駐車料金が気になるところです。」


ええっ!?(゚Ω゚;)


盲腸の痛みの中、

自分で運転したきたの、アナタ!!


あぁ、女って強いなぁ!すごいや!

と感心致しました。


このお嬢さんは既に盲腸手術を

数日前に終えており

朝食後の

院長(部長?)回診の時に


「私、今日から休暇でスロバキアへ帰るので

ぜひ退院させてください!」と

院長先生様に直談判し


さっさと退院されました。


そして

この部屋に転居(?)されたのは

お婆様お二人、共に盲腸で入院中で


このお婆様方と一緒に昼食をとりました。


だんだん、

私のタイムリミットが迫ってまいりました。


そろそろ退院しないと

飛行機に乗れなくなってしまう!!


焦る私。


もう、昨日の痛みの原因よりも

今日からのホリデーが気になって仕様がない様子。


何度か診にきてくださる先生に

私、もう元気!健康!なんともない!!

をアピールしながらも


入院食であるランチをいただく。


チェコの入院食はひどいと聞いてはいましたが


まぁ、こんなもんじゃね?


訳:まぁ、おいしくはないよね。


といった感じで


肉に豆のソースがかかったものに

ゆでたじゃがいも

コンポート


でした。


完食して待っていると


先生がやって来て


「結局原因が分からないから

もう一泊入院して欲しいところですが

キミは今日からホリデーなんだってね?

そういうことなら

この同意書にサインをしてくれたら

退院を許可します」


アタイ、自分の都合で退院するので

この先何が起きても病院のせいに致しません


という同意書にサインして

無事退院が許可されました。


それは

家から空港への出発ギリギリ予定時刻

2時間前のことでした。


良かった!!

家に帰って高速で荷物をパッキングすれば

間に合うよ!


夫、既に病院にて待機。精算手続きに入っているもよう。


ありがとう、先生!

私、お礼を申し上げる。


「じゃあ、

まだ本調子ではないはずだから

食べ物にはくれぐれも注意してくださいね。

食べてはいけないものは、、

そうだな、特に



とか。」



豆、、、 


でしたか。


そうですか、だけどそれは


さっき昼食に出されて完食いたしましたが…?





















マイナス10度になる朝もある

ここチェコ共和国。


それなのに、まだ夏の思い出を

一生懸命綴っている私です。


さて、入院手続きも済ませ

いよいよ入院です。


連れて行かれた部屋は

4人用で、小さな洗面台と

トイレが付いています。


日本のように

個々カーテンで仕切れるように

なっていはいませんが


同世代の感じのよさそうな

お嬢さん一人が同室だったので

なんだかほっと安心。


この時

既に夜の10時ごろで

プールから運ばれた私は何ももっておらず

お嬢さんにコンタクトレンズの液をいただいたりと

お世話になり、

一緒にオリンピック観戦なんかをした後

就寝。


食事は禁止されていたので

栄養剤のようなものを点滴されていたためか

30分ごとにトイレに行きたくなります。


でも同室のお嬢さんを起こしたくないので

点滴を持って、ガラガラゴロゴロ

フロアにあるトイレに行こうとするも


看護師さんに怒られ…


にもかかわらず


にゃにおー!(`×´)

他人に迷惑をかけたくない、

なんていう「和」の気持ち、

絶対分かってもらえないよね!

と、気が付けば

チェコ人並みに自分を正当化。


(「チェコ人並み」は偏見ですね、、、ごめんなさい)


トイレが済めば済んだで

次は、点滴が終わっても針を抜いてもらえなかったら

どうしよう!!


と勝手に不安。


点滴が終わったら、血が逆流すると

思い込んでいる様子。


なので点滴終了まで眠りにつけず

終わったのを待って

またガラガラゴロゴロ

点滴と一緒に、看護士さんの所へ行き


「すみません、コレ終わったようなので

抜いてください」


と自ら申請。


迷惑な患者なのでありました。


そんな迷惑行為のリベンジなのかどうなのか

最後に病院にしてやられる私


なのですがー


いよいよ次の記事に書けるといいなと

思っております。


また、入院記事、終えることができなかった…(ノ_-。)







なんだかダラダラと長く続いてしまっています。


翌日から10日間の旅行だというのに

入院が決定してしまった私のお話。続きです。


入院病棟らしき場所へ行き

入院手続きに入ります。


この頃にはすっかり腹痛も治まり

わりと元気な私。

翌日の旅行のことだけが気になります。


看護士さん達から

入院の心得(?)みたいなものを渡され

いろいろ説明されるも


もう、火事場のなんとかもすっかり

発揮されないくらい

火事場状態でない私には


書面の内容分からず、、、


というか、読もうともしていない

怠惰な自分


そんな私の

ハテナ(゜ρ゜)?顔にきっと気づいたのでしょう


ある看護士さん(うら若き女性)が

ひらめいた!!


「ベトナム語版もあるのよ!」

(わりと得意気)



「必要ありません!」

夫、即答。


私、大ウケ。


そして、夫

「彼女は日本人です!( ̄^ ̄)」

続けて主張しておられました。


どちらにしても

チェコ語分からないワタクシがいけないのですけれど


要するに

アジア人=ベトナム人


なんですよねぇ、

多くの場合においてこの国では。


チェコには

ベトナム人の方が多いのです。


そんな思い込みを

疑いも無く

普通に口にできちゃうところに

まだまだチェコの国際化の遅れを感じたりもするわけです。


まぁ、私は

何人にみられても構わないんです


でも


ベトナム語の入院規定には

サインできないなぁ。。。

だって夫婦ともにさっぱり分からないので。


せめて、夫か私

どちらか一方が内容をきちんと理解したいですよね。


なので、チェコ語版をください!


そしていよいよお泊りへ~

(入院の意)