チェコで初めて経験したこと ⑥ | チェコに住む私の日々のあれこれ

チェコに住む私の日々のあれこれ

チェコに9年住む私。チェコでの結婚生活、仕事、趣味の書道、毎日のいろんなコト

ようやくクリスマスも終わりました。

ほっと一息。

ふぅ、、、


さて、クリスマスホリデー中に語る

夏の思い出


初めての入院 最終章です。


入院中の私

そんなこんなで夜が明け


朝食の時間となりました。


その間、何度かお医者さんが

様子を見に来てくださったのには感謝。


お医者様の指示により

私は白パンとお茶のみの軽い朝食。


しかしながらまだ退院許可が出ません。


私は、すっかり元気になっており


今日の午後のフライトで出発

10日間ギリシアの旅に


行けるのかどうか、、、


今はそれだけが気になります。


痛みが取れれば、そんなもの…┐( ̄ヘ ̄)┌


ところで


私が入った病室はどうやら

「盲腸患者部屋」だったようで


同室のお嬢さんとの世間話。


私:

「プールから救急車で運ばれたので

水着とゴーグルはあるんだけど

他に何も持っていないのです」

(と言いながら、携帯電話の充電器を借りる)


お嬢さん:

「私もそうでした。

だけれども私の場合、

痛みを抱えてそのまま

自分で運転して

この病院までやって来たので

外来用駐車場に

車を置きっぱなしなのです。

駐車料金が気になるところです。」


ええっ!?(゚Ω゚;)


盲腸の痛みの中、

自分で運転したきたの、アナタ!!


あぁ、女って強いなぁ!すごいや!

と感心致しました。


このお嬢さんは既に盲腸手術を

数日前に終えており

朝食後の

院長(部長?)回診の時に


「私、今日から休暇でスロバキアへ帰るので

ぜひ退院させてください!」と

院長先生様に直談判し


さっさと退院されました。


そして

この部屋に転居(?)されたのは

お婆様お二人、共に盲腸で入院中で


このお婆様方と一緒に昼食をとりました。


だんだん、

私のタイムリミットが迫ってまいりました。


そろそろ退院しないと

飛行機に乗れなくなってしまう!!


焦る私。


もう、昨日の痛みの原因よりも

今日からのホリデーが気になって仕様がない様子。


何度か診にきてくださる先生に

私、もう元気!健康!なんともない!!

をアピールしながらも


入院食であるランチをいただく。


チェコの入院食はひどいと聞いてはいましたが


まぁ、こんなもんじゃね?


訳:まぁ、おいしくはないよね。


といった感じで


肉に豆のソースがかかったものに

ゆでたじゃがいも

コンポート


でした。


完食して待っていると


先生がやって来て


「結局原因が分からないから

もう一泊入院して欲しいところですが

キミは今日からホリデーなんだってね?

そういうことなら

この同意書にサインをしてくれたら

退院を許可します」


アタイ、自分の都合で退院するので

この先何が起きても病院のせいに致しません


という同意書にサインして

無事退院が許可されました。


それは

家から空港への出発ギリギリ予定時刻

2時間前のことでした。


良かった!!

家に帰って高速で荷物をパッキングすれば

間に合うよ!


夫、既に病院にて待機。精算手続きに入っているもよう。


ありがとう、先生!

私、お礼を申し上げる。


「じゃあ、

まだ本調子ではないはずだから

食べ物にはくれぐれも注意してくださいね。

食べてはいけないものは、、

そうだな、特に



とか。」



豆、、、 


でしたか。


そうですか、だけどそれは


さっき昼食に出されて完食いたしましたが…?