母の介護:夕食のご招待 | こころ豊かに

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少々のことはボヨヨーンとはね返す “丸い大きなふうせん玉” のような 豊かな心 の持ち主になりたいものです。

 お隣の方はぼくより少し年上のご夫婦で、代替りはしていますが、もう70年以上のお付合いです。

 

 昼前に、その奥様から「今晩6時ですけど大丈夫ですね」と電話がありました。

「エッ、何かありましたっけ」と慌てると、「夕食をご一緒にと、お母さんにお話ししてたんですけど」との返答が・・・。

 母に確かめると「そういえば、そうだったかしら?」と頓珍漢な答え・・・。

 「お母さんのことはよくわかっているし、貴方もたまには気分転換しないと」と言ってくださり、ありがたくお受けしてお邪魔してきました。

 気の置けない方とお酒を飲みながらいろいろ話をして楽しい時間でした。母も奥様にじっくりと話し相手になっていただいて、嬉しそうでした。

 

 この実家を出て約40年。この界隈は大きく様変わりしました。でも、変わらないお隣との関係に、「ここは、ぼくにとっては“故郷”なんだ・・・」と改めて思いました。