異常気象というけれど | こころ豊かに

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少々のことはボヨヨーンとはね返す “丸い大きなふうせん玉” のような 豊かな心 の持ち主になりたいものです。

 今日、図書館で気象学の本をめくっていたら、「気象現象は、不安定な状態の大気が安定な状態に戻るときの現象・・・」と書かれてありました。

 不安定さが増せば、それだけ安定状態に戻るときに生じる現象も激しくなるはずです。近年“異常気象”といわれることがよく起こります。台風の強力化、激しさを増す集中豪雨等々。これも、不安定さが大きくなった故のことだと思いました。“異常気象”というけれど、異常ではなく、「水が高い所から低い所に流れる」ような自然法則に則った正常な現象の結果ではないかと思いました。

 CO2排出など、自然界のバランスを崩し、不安定さを大きくしてしまったのは人間です。孫やその子の世代のために、今、自分のできることはなんだろうかと考えさせられます。