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軽度認知症の運転チェックリスト


うちの父親は、5年くらい前から運転が怪しくなってきた。
それなのに新車を買った。
68歳ぐらいだったと思う。

いつでも他人事の父親、買うなら新車しか頭にない母親、なぜか「10年乗れる」と言い張る母方の祖母。
最強トリオのおかげで、新車に決定。
俺は(運転能力の維持が)5年、いや3年だって微妙だと思ったが、口を挟むのはやめた。
バカバカしいんで。
嫌われても親の為にとか、そんな愛情は残ってない。


現在は、俺が車の鍵を管理している。
ここは元が発達障害の分、父親に知恵がないので助かっている。
認知症だけだと、鍵を探し出したり、車を借りたり勝手に購入してる例もあるらしい。
その点、うちの父親にそんな能力はない。

運転時も母親か俺が助手席に同乗することにしている。
これで今のところは小さな自損で済んでいる。

ここまで来るのに色々あった。




新車購入後、1ヶ月で擦った。
父親は気づいていないし、思い出そうともしない。
傷を見せてもハッとするでもない。

想像力がないって素晴らしい。

その傷はどこで作ったのか、母親も心配しない。
発達障害はそんなことは考えない。
いや、考えられないのか。

よその車にぶつけてたら……
そう考えて怖くなっていたのは俺だけ。

結局、車体の傷の位置や付着した塗料が自宅の車庫と一致。
どうやら他人に被害はなさそう。
それでも人の車にぶつけていないとは言い切れないが……。


後日、弟に「ぶつけたのか」と聞かれ、父親はなぜか「そうだ!」と力強く答える。
何の自慢なんだか。
本当はぶつけたのかさえわからないくせに、何でもイエスしか言えない。

これは、発達障害にも認知症にもある特徴だが、父親はもうどっち由来なのかもわからん。




さらに1ヶ月後。
細かい傷があちこちに。
ボディ、サイドミラー、バンパー。
前も後ろも擦ったり、凹んだり半端ない。

その度に問いただすが、何でも適当に「わからん!(ニカッ)」
これで済むと思っている。


仕方ないので、父親の車庫入れを何度か観察。

結果、前進でハンドルの切りが甘く前方を擦る。
バックで入り口の柱に後方をぶつけて縦線のような跡。
バックで幅を間違い助手席側のドアや左後方を擦る。
バックしすぎて後方の壁に追突。

基本的に、バックなのに後方確認しない。
横幅も気を配れないので、助手席側をぶつけるか、運転席側が狭くて出られなくなることも。
それでも無理矢理降りるので、当然、次は乗り込めなくなる。

後部座席にある荷物を持ってくるよう頼んだら、車庫内の狭いスペースで無理矢理出そうとするとか。
結局、荷物がドアに挟まり父親がすっ転んでて、自力で起きられないくせに焦ってもいない。

また、ハンドルの切りが甘いので、冬は車庫から出ると必ず雪山に突っ込む。
アクセルを踏みすぎて路面ツルツル。
近所の人に押してもらってやっと抜け出すも、全く懲りない。


その度に何度も注意したが、知れていた。
言葉の理解に時間がかかって、指示通りすぐに反応できない。
理解できても、筋力や反射神経の衰えで限界がある。

何とか、大事にならないように誘導するのがいいところになってきた。




父親は元々遠出はしない。
基本、行動半径は2~3km。
道に迷うことはなく、運転が乱暴ということもない。

それでも、車庫入れが随分下手になってきた頃から、一人で夕方以降に運転しないように見張ってはいた。
そんな折、真冬の昼間に本屋に出掛けたことがあった。

新車購入から2年、ついにライト部分を破損して帰ってきた。


数日後、父親に聞くと「駐車場でぶつけられた」と言う。
ならばと「何でその場で警察呼ばないの?」と聞いたが、返答なし。
父親はライトの破損に気づいていなかったのだから、これはおかしい。

「雪山に突っ込んだのか」と聞けば「そうだ」と言う。
「駐車場でぶつけたの?」と聞いても「そうだ」と言う。

そのうち「ぶつけられた」と言い出した。
駐車して本屋から戻ったら壊れていたと言う。

駐車の前後で状態確認さえしていないのに、そんなことが言えるはずがない。
雪だけでライトまで破損しない。
どう考えてもおかしい。

いつ破損したかわからない父親は、その事を「ぶつけられた」と言い出した可能性がある。


恐らく、自分で電柱にでも突っ込んだのだ。
破損部は助手席側の前方のライト。
カバーが割れて、バンパーには横に擦った跡、押しつけられてボディとの継ぎ目が少し浮いている。

ハンドルの切りが甘い父親は、右折時によくこのバンパー部分を擦っていた。

電柱ではなく他人の車の可能性もあるが、もう確かめようがない。


結局、いくら尋問しても父親は他人事だった。
真面目に向き合おうとしない態度が本当に無責任。




それまでの十数の傷は放置してきたが、車検が通らないのでついに修理することになった。

それも父親は何もしない。
弟に修理を頼んで、母親が金を払って。
全部してくれるから、悪いことをしたとも思っていない父親。
母親も金は痛いが怒りもしない。

悪いことを悪いと言わず、悪いことをした人に責任を取らせない発達家系。
10年保証したババアに払ってもらえばいいのによ。
手続きも全部父親がやればいいんだよ。


でも、それを母親に言ったところで「そんなこと、お父さん一人じゃ出来ないわ」と返されるのがオチ。

父親が自分で何にも出来ないことを、誰もおかしいと思っていない異常さ。
付き合ってられない。
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うちの父親は認知症らしい。

詳しいことは知らない。
というのは、本人はもちろん、母親も俺に知らせないから。

一般的には、「家族なら知っていて当然」「話をするはずだ」と言われるだろうが、発達障害の家庭とはそういうもの。
必要な情報もほとんど共有しない。
昔からそうなのだから、信じてもらえなくてもこれが我が家の惨状だ。

いとこの結婚式も、祖父が亡くなったことも、一切教えてもらえなかったよ。




父親は発達障害のせいで昔からおかしかった。
でも、母親も発達障害だから、父親のおかしさに気づいてなかった。
父親から母親は、もはや気づくとか気づかないというレベルではなく、他者のことなんかまともに認識してなかった。

こんなんだから、俺が指摘してもガキ扱いか反抗と受け取られた。
「そんなに文句があるなら、よその家の子になりなさい」ってね。


だから、今さら父親の症状を理解して助けるつもりはない。
向こうも助けてほしいと思ってないし。


両親は、人に助けてと言えない。
遠慮して甘えられない性格なのではなく、発達障害のせいで人の力を借りることを知らないから。
だから、自分一人の力で出来ないものは、国民の義務でも平気で放置。


父親は自分のことさえわかってないし、母親は父親の症状がわかっても助けない。
だから、父親が病院でまともに症状を話すことが出来ないと知りながら、付き添わない。
排尿コントロールが改善されず、診察や薬も無駄になってるかもしれないのに、母親は医者には強く言えない。

一度、母親が付き添った時に「そんな簡単に治らない」と言われたもんだから、大人しく引き下がってきたらしい。
そもそも、父親本人は治ってるか治ってないかも自覚できてない。
医者の「何か変わりないですか?」に対し、父親は「何にもないです」と大嘘こいてる。
母親はそう言ったが、隣にいたんだから何で否定しないの?
後からでも医者に本当のところを伝えればいいのに、絶対しない。

そのせいか、父親は粗相しまくりなのに。
それで手間が増えるのは母親。
でも、それに気づくことはないのだろう。


一応、付き添った方がいいとは提案した。
だが、面倒なら絶対やらないのが母親。
息子が落ち込んでようが、孫の運動会だろうが、面倒なら動かない。
今まで、この人が人の為に頑張ってるところを見たことがないから、絶対無理だろうね。




今となっては、父親の言動の何が発達障害由来で、何が認知症の症状なのかわからない。

いや、ちゃんと専門機関にでも相談すれば、もう少しわかると思う。
特に母親は、「わかるはず」「出来るはず」で止まってるから、専門家の助けがあれば理解度は上がるだろう。
でも、発達障害は人や状況に対応しない人種だからね。
不毛なやり取りの繰り返し。

父親は何度もトイレに失敗してる。
きっと本人の言う通り「いつ尿が出てるかわからない」のだと思う。
俺は嘘はついてないと思うのだが、母親は「そんなことはあり得ない」「本当にわからないなら病気だね」とバカにし、叩くばかり。

排尿の薬はあってるのか、父親の主張は正しいのか、認知症の度合いはどの程度か、その際、どれくらい症状を自覚できるのか、どれだけ正しく言葉で伝えられるのか。
ちゃんと調べてもらえばいい。
このままじゃ絶対にわからないし、父親を殴っても何も解決しない。

専門家じゃなくても、友人に話して知恵をもらえばいいが、発達障害はそういうこともしないんでね。
自分が大変なだけなのに、絶対思考も言動も変えようとしない。




元々、家族のおかげで日常生活が送れてきた父親。
だが、それをほとんど理解できていない発達障害の特性に認知症まで加わったら、俺が何をしてやってもわからないで死ぬだけ。
せめて俺の手間を他の家族が理解してくれればいいが、母親も最近やっと半分わかるようになったかどうか。

虐待してきた親に無償の愛で恩返し出来るほど、俺は人間が出来てない。




もう車は廃車だな。
俺は2回ほど足を踏まれたけど、他人ならそれでも慰謝料だし。

でも、俺がいなかったら、誰も自主返納、廃車という判断は出来なかったと思う。
そう考えると、あまりに怖い。
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暴走事故、認知症の症状出たあと2~3回物損事故も

地方生活「車は不可欠」 高齢ドライバー規制悩ましく【宮崎・歩道暴走】




「認知症じゃないのか」

この一報を聞いて最初に思った。
クスリや飲酒でなければ、人を轢きながら歩道を700mも走るのは不可解だ。

認知症という報道を聞いてからは、やっぱりかと思うと同時に「何でこんな人に運転させてるんだよ」とも思った。
それは特に警察に対して。

家族を責める声も多いが、判断能力のない人から免許を取り上げられない国の方が、よっぽど問題だと思う。
認知症患者でも運転出来るルールである以上、家族が運転を止めるのは努力義務でしかない。

本人は自覚がなかったり、家族の注意は聞き入れにくいという性質を、まさか警察が知らないわけではあるまい。




この事故は他人事ではないと思った。
うちと状況が似ているから。

うちも地方都市の3人暮らしで、免許があるのは70歳過ぎの父親のみ。
買い物などは全て父親の運転だ。
母親だけが出掛ける時はバスか徒歩もある。
俺が外出する時も自転車か徒歩。

徒歩10分程度の距離に、スーパー、ドラッグストア、コンビニ、銀行、病院(内科、歯科)がある。
JRの駅や郵便局も、バス、自転車で10分ほど。
自動車なしでもほとんどは何とかなる。

車をなくすのに支障となっているのは、
1つは便利なことへの慣れ。
2つ目は冬場の寒さと路面凍結で徒歩が厳しいこと。
3つ目は、買い物で大きな荷物の持ち運びが出来ないこと。


1は覚悟次第なので、母親を説得すれば可能。
2も、路面凍結では父親の運転の方が危ない。
問題は3だが、2の冬場も含めて弟に車を出してもらうか、スーパーの宅配サービスなんかを利用する手がある。
母親がこれらを頼んで慣れるのに、少し時間はかかりそうだが。


恐らくうちはまだ立地条件がいい方だから、車を手放すことは出来る。
少しの便利と事故のリスクを考えたら、雪が降るまでだな。


だが、実際は車がないと厳しい家庭も多いのだろう。
バスを使うにも1時間に何本もない地域もあるし、荷物を抱えて交通機関を利用するのは結構大変なんだと思う。

俺の住んでる地域だと、高齢で除雪が出来なくなると、一軒家を手放してマンションを購入する例がある。
車を手放すことを前提に、転居などで住環境を整えることがあってもいいと思う。




それでも、この運転手は絶対に運転してはいけなかったと思う。
これでは、うちの父親よりも運転能力がない。
利便性を言い訳に出来るレベルではないだろう。


まず、運転手はこれまで複数回事故を起こしている。
警察は危ない高齢ドライバーという認識はなかったのか。
本人へはどう注意喚起したのだろう。

さらに、認知症の治療から退院したばかり。
医師はどういう判断をしていたのか。
家族に対し指示はなかったのか。

この時点で家族も含め考え直さなければいけなかったと思う。


そして、普段からそうだったのかわからないが、この運転手は一人で車に乗っている。
認知症で事故も起こしている運転手に、一人で自由に乗られるようにしておいたのか。




家族にも責任があると思う。
でも、事故を起こしてから家族を責めるようでは、高齢ドライバーの事故は減らないと思う。
国でもっと規制しなければ無理だ。


例えば、

家族にやめるよう説得してもらうのではなく、危険な運転を繰り返す場合は誰もが通報する義務を負う。
そこで認知症などの疑いがある場合は、国が強制的に医師の診断を受けさせる。

事故の場合も、60歳以上は必ず認知症の検査をする。

運転能力なしと診断された場合は自主返納する。
従わない場合は警察が免許を取り上げる。

家族は、危険だとわかった時点から本人に運転させないよう努力する。
本人の車をなくすことの他に、他の人の車の鍵も放置しないなど、警察も具体的な指導をする。


これくらいやって、いかに危険かを社会に認知させる必要がある。
それからでないと、加害者家族を責めたところで何も変わらない。




危なくても運転を続けている理由は様々だろう。
「他に足がない」と突っぱねる家族もいれば、説得し切れずに困っている家族もいる。
鍵を隠しても、合鍵を作って乗っていたなんてこともあるようだ。

返納させるからには、交通機関や宅配サービスの高齢者優遇措置なども必要だろう。




個人的には、60歳以上に認知症の検査を義務付けてほしい。
現行の75歳以上に3年ごとというのは、現状に見あってない。


うちの父親も、次の更新は高齢者講習を受けるように通知が来ているが、免停にはならないと思う。
事故は起こしてないし迷子になることもないので、講習で止められるほどではない。

でも、うちの父親ぐらいの運転手を、強制的に免停にすべきだと思う。




いつも思うのだが、こういう問題の時に「家族が気づくはず」とか「家族が注意すべき」とか、家族が……って何だよ?

そんなに、家族に責任持ってる人ばかりじゃないよ?
今の状態だと、少し賢くて、少し周りの心配もして、まともに責任を感じる人ばかりが、ただ責められるんだよね。

一番問題なのは、自分や自分の隣が危険因子だとわからない人。
こういう人がいつかは事故を起こすし、起こしても「たまたま運が悪かった」ぐらいにしか思わない。
だから、大事故になるまで繰り返す。

努力義務ってのは、発達障害とか自己中で生きてる人間には全く通じないからね。
強制的に取り上げないと、危なくてもやりたいことはやるよ。


例えば、飲酒運転がいけないことや、重大事故を受けて罰則が厳しくなったことは、誰でも知っているはずだ。
でも、「俺だけは飲んでもちゃんと運転できる」とか「俺は絶対捕まらない」とか、果ては「俺には関係ないルール」と思ってる奴が中にはいるわけ。
こんな奴らに「危ないと思ったら控えましょう」なんて警鐘が、通じるはずもない。




うちの父親は大丈夫だったのだが、発達障害は若いうちから危ない運転をする人も多いようだ。
理由は、視野が超狭い、注意力が異常に散漫、空間認識が出来てないなど。
発達障害特有の考え方で、「車線変更ぐらいわかるだろ」とか、「向こうが自動的にどけるはず」なんて思ってる人もいる。
わからないからウインカーで知らせるんだろうが……。

たとえ小さな自損事故でも、繰り返しているようなら検査を義務付けてほしい。
自制なんて絶対出来ないし、家族なんて便利屋くらいにしか思ってないから、言うことは聞かない。
そもそも何でこんなに危ないのに、免許が取れちゃうんだろうね。




本人の判断でというのは、認知症や発達障害には不可能。
家族が判断するのも、状況によっては無理。
共に認知症の老夫婦や発達障害の家族、無責任な一家などでは、自主規制なんか絶対にしない。
そもそも、社会や人の迷惑を考えるという習慣がないからね。

正常な判断が出来る医師や警察が、強制停止できるようにすべきだと思う。


ただ道を歩いてるだけで、ボケ老人やキチガイに殺される。

国がぬるく構えてると、こういう事故、いや未必の故意という殺人事件はこれからも増えると思う。