ちょっと更新ができていません。。。
仕事の負荷が高くって。。。。
しかもストックゼロ(笑)
また更新します。
美央がいない間、たまにメールはやりとりしていたが、さすがに家族どころか親戚中一緒なので、メールくらいしかできず、オレは夏休み早々はバイトにあけくれていた。
そんなある日の夜、バイトの休憩時間に携帯を見ると、着信が残っていて、どうやら美央からのようだった。
まだバイトの残りもあったし、メールで
『どうしたの?今日はメンテ番なので、またあとで電話するね。』
と打つと、速攻で電話がかかってきた。
「どうしたの??」
『池田さん、ちょっと今少し時間いい?』
美央は何やらひそひそ声だが、少し緊迫した雰囲気を感じた。
「別に少しならいいよ、どうしたの?」
『いや、実は例の許嫁の人に池田さんの話したら電話に出せって。。』
「え?」
『なんか、酔ってるのかもしれないんですけど、急に怒っちゃって、『オレが直接話を聞いてやる』っていって。。。』
「え?そうなの。。。まぁ、でもいいよ。話がしたいなら少しだけ。」
『でも、池田さんバイトの休みですよね?』
「いいって、それでその彼の気が済むならいくらでも。」
『すいません、それじゃ、今変わりますね。』
向こうでなにやらやり取りをする声がする。がさごそと音がして、また向こうの電話口に誰か出てきた。
『あなたが池田さん?』
思ったよりも年上な感じのする声だった。確か美央の1つ上だって言ってたからまだ高3なはずだ。それで酔っ払いとは、田舎だから厳しいのかと思いきや、意外とゆるいなぁと思った。それとも親戚がからかって飲ませたか。
「えぇ、そうですよ。」
『美央のこと、どう思ってるんだ?本気なんだろうな』
まるで脅しである。
「もちろん、本気です。」
努めて丁寧に答えた。
『どれくらい本気なんだ?結婚したいのか?』
「結婚?」
『そうだ。どうなんだ?』
オレはそこでちょっと立ち止まった。結婚なんて全く考えていなかった。美央の家族と親しくなり、親近感というか、より近さを感じるようにはなったが、結婚となると。。。
「それは、本気かどうかとは別じゃないかな?結婚にはそれだけじゃすまないものたくさんついて回るし。。。」
『それで本気って言えるのか?』
「うーん、『結婚したいくらい好きか?』と言われたら好きだよ。でも、本当に結婚できるかは、自分にもっと経済力がないとハッキリ言えないし、まだそれを言えるだけのものをオレは持っているとは言えない。」
これは正直な気持ちだった。結婚したいって思っていてもついてくるものがなければ何もできない、それは実家の状況を見ればよくわかった。
向こうは少し黙っている。何か次の言葉を考えている雰囲気だったが、
『もういい?』
突然向こうから美央の声がしてびっくりした。
『すいません、こんなことに付き合わせちゃって。。。』
「いや、いいんだよ。突然美央に代わってびっくりしたけど。」
『すいません。今日もメンテ番なんですよね?それじゃ、また後でメールするんで。』
「おう、わかった。じゃあ、またね。」
そう言ってオレは電話を切った。向こうではあれは代わったのだろうか?なんとなく、あれはスピーカーだったんじゃないだろうか?少し声がくぐもっていて低く聞こえたのもそのせいかもしれなかった。
そうすると、美央はオレの会話を聞いていたのか。それを条件に代わってもいいという話にしたのかもしれない。
オレの言葉の真意、伝わっているだろうか、それが若干不安だと思いつつ、オレはまた店へ戻っていった。
そんなある日の夜、バイトの休憩時間に携帯を見ると、着信が残っていて、どうやら美央からのようだった。
まだバイトの残りもあったし、メールで
『どうしたの?今日はメンテ番なので、またあとで電話するね。』
と打つと、速攻で電話がかかってきた。
「どうしたの??」
『池田さん、ちょっと今少し時間いい?』
美央は何やらひそひそ声だが、少し緊迫した雰囲気を感じた。
「別に少しならいいよ、どうしたの?」
『いや、実は例の許嫁の人に池田さんの話したら電話に出せって。。』
「え?」
『なんか、酔ってるのかもしれないんですけど、急に怒っちゃって、『オレが直接話を聞いてやる』っていって。。。』
「え?そうなの。。。まぁ、でもいいよ。話がしたいなら少しだけ。」
『でも、池田さんバイトの休みですよね?』
「いいって、それでその彼の気が済むならいくらでも。」
『すいません、それじゃ、今変わりますね。』
向こうでなにやらやり取りをする声がする。がさごそと音がして、また向こうの電話口に誰か出てきた。
『あなたが池田さん?』
思ったよりも年上な感じのする声だった。確か美央の1つ上だって言ってたからまだ高3なはずだ。それで酔っ払いとは、田舎だから厳しいのかと思いきや、意外とゆるいなぁと思った。それとも親戚がからかって飲ませたか。
「えぇ、そうですよ。」
『美央のこと、どう思ってるんだ?本気なんだろうな』
まるで脅しである。
「もちろん、本気です。」
努めて丁寧に答えた。
『どれくらい本気なんだ?結婚したいのか?』
「結婚?」
『そうだ。どうなんだ?』
オレはそこでちょっと立ち止まった。結婚なんて全く考えていなかった。美央の家族と親しくなり、親近感というか、より近さを感じるようにはなったが、結婚となると。。。
「それは、本気かどうかとは別じゃないかな?結婚にはそれだけじゃすまないものたくさんついて回るし。。。」
『それで本気って言えるのか?』
「うーん、『結婚したいくらい好きか?』と言われたら好きだよ。でも、本当に結婚できるかは、自分にもっと経済力がないとハッキリ言えないし、まだそれを言えるだけのものをオレは持っているとは言えない。」
これは正直な気持ちだった。結婚したいって思っていてもついてくるものがなければ何もできない、それは実家の状況を見ればよくわかった。
向こうは少し黙っている。何か次の言葉を考えている雰囲気だったが、
『もういい?』
突然向こうから美央の声がしてびっくりした。
『すいません、こんなことに付き合わせちゃって。。。』
「いや、いいんだよ。突然美央に代わってびっくりしたけど。」
『すいません。今日もメンテ番なんですよね?それじゃ、また後でメールするんで。』
「おう、わかった。じゃあ、またね。」
そう言ってオレは電話を切った。向こうではあれは代わったのだろうか?なんとなく、あれはスピーカーだったんじゃないだろうか?少し声がくぐもっていて低く聞こえたのもそのせいかもしれなかった。
そうすると、美央はオレの会話を聞いていたのか。それを条件に代わってもいいという話にしたのかもしれない。
オレの言葉の真意、伝わっているだろうか、それが若干不安だと思いつつ、オレはまた店へ戻っていった。
そんなこともありつつ、お互いになんとかテスト期間を乗り切り、夏休みになった。
普通に一緒にバイトに入ったり、映画を見に行ったりしているうちに、美央の家がお母さんの実家へ旅行へ行く週になった。
前の晩、ひさびさにオレ達は電話をしていた。
『池田さん、それじゃ行ってきますね。何かお土産買ってきますね。』
「あ、そういえば、お母さんってどこ出身なの?」
『え、まだ言ってませんでしたか?ママ、北九州の出身なんです。毎年帰ると長浜ラーメン食べに行くんですよ。』
「だから、ラーメンが好きなんだね。家系とか、東京にいくつもあるいろんなラーメン屋もおいしいけど、やっぱり長浜とんこつが一番だね。」
それは本当にそう思っていた。こってりに見えるスープなども、おいしいものは本当は他のラーメンに比べると薄味だったし、そこがオレも気に入っていた。
『はい!あぁ、ラーメンも池田さんと食べられたらなぁ。。。』
「さすがにその帰省にはついていけないよ」
とオレは苦笑い。
「それじゃ、そのラーメン、お土産がいいな。食べたいし。」
『いいんですか?そんなので。』
「いいよ、お土産もいいけど、早く美央が帰ってきてくれたらそれでオレはいいから。」
『・・・ほんと、私も一緒に行けたらなって思ってます。それに、やっぱりまだ行く気がしないんですよね。。。』
「例の許嫁のかれ?」
『許嫁ってわけじゃないですけど』
「まぁ、今回が最後だって思って、流してきなよ。向こうがどう思っててもまわりはそこまで本気じゃないんだろ?それになにより、お母さんとお父さんだって本気じゃぁないでしょ?」
『もちろん、パパとママは本気じゃないですよ。でも。。。』
美央は本当に嫌らしかった。
「大丈夫、っていうか気にするなって。何かあったら連絡してよ。電話だけど、話聞いてあげるよ。」
『わかりました。』
「それじゃ、気をつけて行ってきてね。オレはその間、バイトしまくって稼いでおくから。それでまたドライブとか行こう」
『やった!今度はどこがいいかなー。』
「じゃ、それ、考えておいて帰ってきたら教えてよ。オレもそれ、楽しみにしておくから。」
『うん、そうする。』
「それじゃ、おやすみね。」
『おやすみなさい。』
そういって、電話を切った。
はてさて、どうしようかな、とオレは考えていた。美央が気になるけど、とりあえず毎日メールはしてみるが、ところどころ携帯が圏外かもしれないとも言っていたので、それもかなり気になる。
それよりも、これまでバイト中心でそこに美央が入ってきて、これまである意味かなり忙しかったが、逆に美央がいないと暇になってしまう。
オレはのちのち、このアンバランスさの危険を知ることになる。
そして、この美央の家族の帰省もひと悶着を起こすことになる。。。
普通に一緒にバイトに入ったり、映画を見に行ったりしているうちに、美央の家がお母さんの実家へ旅行へ行く週になった。
前の晩、ひさびさにオレ達は電話をしていた。
『池田さん、それじゃ行ってきますね。何かお土産買ってきますね。』
「あ、そういえば、お母さんってどこ出身なの?」
『え、まだ言ってませんでしたか?ママ、北九州の出身なんです。毎年帰ると長浜ラーメン食べに行くんですよ。』
「だから、ラーメンが好きなんだね。家系とか、東京にいくつもあるいろんなラーメン屋もおいしいけど、やっぱり長浜とんこつが一番だね。」
それは本当にそう思っていた。こってりに見えるスープなども、おいしいものは本当は他のラーメンに比べると薄味だったし、そこがオレも気に入っていた。
『はい!あぁ、ラーメンも池田さんと食べられたらなぁ。。。』
「さすがにその帰省にはついていけないよ」
とオレは苦笑い。
「それじゃ、そのラーメン、お土産がいいな。食べたいし。」
『いいんですか?そんなので。』
「いいよ、お土産もいいけど、早く美央が帰ってきてくれたらそれでオレはいいから。」
『・・・ほんと、私も一緒に行けたらなって思ってます。それに、やっぱりまだ行く気がしないんですよね。。。』
「例の許嫁のかれ?」
『許嫁ってわけじゃないですけど』
「まぁ、今回が最後だって思って、流してきなよ。向こうがどう思っててもまわりはそこまで本気じゃないんだろ?それになにより、お母さんとお父さんだって本気じゃぁないでしょ?」
『もちろん、パパとママは本気じゃないですよ。でも。。。』
美央は本当に嫌らしかった。
「大丈夫、っていうか気にするなって。何かあったら連絡してよ。電話だけど、話聞いてあげるよ。」
『わかりました。』
「それじゃ、気をつけて行ってきてね。オレはその間、バイトしまくって稼いでおくから。それでまたドライブとか行こう」
『やった!今度はどこがいいかなー。』
「じゃ、それ、考えておいて帰ってきたら教えてよ。オレもそれ、楽しみにしておくから。」
『うん、そうする。』
「それじゃ、おやすみね。」
『おやすみなさい。』
そういって、電話を切った。
はてさて、どうしようかな、とオレは考えていた。美央が気になるけど、とりあえず毎日メールはしてみるが、ところどころ携帯が圏外かもしれないとも言っていたので、それもかなり気になる。
それよりも、これまでバイト中心でそこに美央が入ってきて、これまである意味かなり忙しかったが、逆に美央がいないと暇になってしまう。
オレはのちのち、このアンバランスさの危険を知ることになる。
そして、この美央の家族の帰省もひと悶着を起こすことになる。。。
