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前回の話


 

 

続きです。

 

 

 

助産師Sさんが

ベテラン助産師さんに

 

「もう毎回体に震えがくるほどの

強さの陣痛はきている」

みたいに伝えていて、

 

 

私も言葉には出さずとも

ウンウンウンウンそうなんです

私ずっとめっちゃ強い波に

耐え続けてるんですどうなんですか!??

 

って気持ちで

波がくるたびもまれ続けてて

 

 

 

そんな時間が

どれくらい経った時点でだろう

 

 

 

ようやく動きがあったというか

 

いや肝心の「陣痛やお産の進み方」に

あまり変化はなかったのですが(体感)

 

病院のスタイルの方に変化があって

 

 

 

「分娩体勢」になりました。

 

 

 

つまり、これまでの

自由に陣痛の波を逃す体勢から

 

分娩スタイルにしましょう

って言われて

椅子やら部屋やら

「お産仕様」に変わったんです。

 

 

 

これは正直意外でした。

 

 

 

それを聞いて

 

「え?そうなの?(いいの?)」

 

みたいな感覚だったと思います私。

 

 

 

だって前回のお産の経験からすると

こういうのって

いよいよ産まれますの段階

=つまり、子宮口前回で

移行するもの

だと思い込んでいたから。

 

 

 

全然「いよいよいきむだけ」

じゃない段階で、お産スタイルに

なることもあるのか・・

 



つまり明確な

「こうなったら分娩体勢=

分娩台スタイルに移行」という

線引きがあるわけではない感じうさぎ

 



やっぱりたった1回の経験では

思い込みが激しいというか

全然分かってないものですね。

 

(↑といっても、たとえ私が4人産んだと

しても4例しか知らないから

色んな例を知らないことに

変わりはなさそうだけど)

 

 

 

でも

そうなんだ、もう分娩スタイルにするんだ

(なんか進んでるようでちょっと嬉しい)

 

って意外さはあるものの

 

 

言われてきてること

(=まだ子宮口開き切ってない)

からして

 

「さぁこれでいよいよね!

ゴールはすぐそこに見えてるぅ!

いきめば会える!ちゅーピンクハート

 

って気持ちには

まだ全然ならないというか。

 

(娘のときの

「いよいよお産スタイルに」のときには

そんなゴール間近感があったんだけど)

 

 

 

毎回、かなりの強い波がきては

それを全力で逃し続けて

それを繰りかえしている

今の状況は全く変わりなくて

 

「でもそこまで進んでるわけではない

んでしょ!?まだまだこれが

続くのね笑い泣き」という思いも

たぶんあったりして。

 

 

 

でも、まぁまわりの雰囲気と見た目で

少し出産が近いことを感じられて

少し心強く思えたような、

 

それこそいよいよ「何かあっても

よりプロがしっかりついててくれる

安心感が物理的に増したような、

 

そんな感じはありました。

 

 


たしかそこからずっと

Sさんと、補佐的な動きをする

ベテランさんの2人が

ずっとついててくれたと思います。

 

 

 

ベッドだった分娩台が

いよいよ赤ちゃんをとりあげるような

「股開き椅子」状態になって

 

助産師さんたちが

なにやらものものしく・・ではないけど

バタバタと、

 

部屋を「赤ちゃんお誕生」スタイルに

チェンジする感じ。

 



何やら台やら機械やら

白い布やら(このへん全部うろ覚え)

で部屋の様子が変わって

 

雰囲気は、

いよいよな感じが出ました。

 

 

 

何より、前回出産した病院と

大きく違ったのが


分娩台を天井の左右両側から

 

カッッ

 

と照らす2つのライト!笑

 


 

めっちゃ照らされる

 


まぶしい!笑

 

 

 

助産師さんたちも

お産スタイルということで


普段の制服姿から、一気に

衛生管理された

「それ用」の上着帽子マスクなど

に見た目がかわるの、

 

前回の出産でも思ったけど、あれ

「本気モード入ります」って感じで

見てるこっちの気持ちの

いよいよ感も増します。

 

このチェンジ、嫌いじゃないデレデレ

 


↑ただ娘のときはその衣装チェンジに

内心テンション上がる余裕があったけど

今回、満身創痍で震えながら

波を逃しながら横目でおぼろげに・・

という感じだった。余裕なし。

 

 

 



さて

 

もうずっと時間を気にしたり

記録する余裕なんてなかったですが、

 

お昼の12:15、人口破水 

 

って記録だけ後からしてました私。

 

 

 

そう人工破水をしてもらったんです。

 

=人工破膜


ってことですよね。

 


さっきから言われていた

「赤ちゃんの膜が強い」からの。

 

 

 

娘のときの「気持ちの良い」

「自然な」お産を経験した私、

 

2人目ももちろん、

自然と体の神秘を

より味わえるような出産に・・

 

なんて望みは

そりゃあできるならありましたが

 

 

もうここまで消耗してると

&長引いて先が見えなくて

不安もあって

「昔だったらどうなっちゃってたんだろう」

とか、わりと前から頭をかすめる

状態になってると

 

ここで

「自然(破水)」

にこだわるとかでなく

 


人工でもなんでも

何か上手く進むよう助けてくれるなら

思いっきり助けてください!!

 

って思い。

 

 


全力で、それ笑い泣き

 

 

 

(ここでこの「3」記事後半の

「陣痛への想い」を読むと

苦笑いが止まらない感じになります・・

 


↑「さらに極めたい」書いてる。)

 

 

 

なので、助産師さんから

人工破膜の説明があったとき

 

一瞬どうなのかと思ったけど、

 

気持ちとしては

「こうなったらもうなんでもいいから

(いやなんでも良くはないけど)

助けてほしい(私を)、

早く進むならぜひお願いします」

 

って思いでチーン

 

 

 

ちなみにその人工破膜、

 

緊迫感を持った


「しなきゃマズイのでしますね!」


でなくて


(赤ちゃんの心拍下がってるとかは

言われなかったし)

 

 


わりと


「(なかなか進まないので)人工破膜って

手もあるので、していいですか?」

 

「(私の満身創痍の様子を見ながら)

しましょうか?」

 

みたいな、どちらかというと

相談風の言われ方をして決まったもの

だったと思います。

 

 

 

もしかしたら私が

一旦嫌がったとしても結局

する決定をされたのかもしれませんが

 

とにかく

「なぜか進まないので、

やってみましょうかね」

的な雰囲気だったと思います。

 

(そして私はきつすぎて余裕なさすぎて、

「進むならなんでもいい」状態で

お願いしたあとは、

そこはなされるままお任せして

結局また強い波にのまれ続ける・・)

 

 

 

そもそもちょっと記憶があいまいで、


お産スタイルにしてから

この人工破水の順だよね?

 

というのはあるのですが、

  

たぶん分娩台で囲まれて

ものものしい雰囲気で?

12時15分、人工破水ですって

やってもらった気がするから

 

この順で合ってると思います。

 

 

 

人口破膜に、毎回の「ぐりぐり」に


たくさん介助をありがとう・・

 


 

昔の助産師さんなら

ここまでしないと思うと


現代で病院でうめてることに

またもありがたや・・

 

 

 

で、体感かーなーりーかかって

 

ようやく子宮口8センチと言われる。

 


 

そう、ここまで書いてきて

(あなたもここまで読んでくださっていて)

 

「7センチの診断のあと

お産スタイルになって

人工破水もして、時間も

ほどほどに経ったようだし

まぁ、まもなく全開で

いよいよお産では」感が

あるかもしれませんが

 

 


ここでようやく8センチですよ。

 

 

 

長い

 

 

長いのよ

 

 

 

で、そこからまた

毎回ブルンブルグアングアンにくる

衝撃を全身で感じながら

 

全力でフーフー息を強くはきながら

(そうでもしなきゃとても逃せない)

 


都度、逃す。

 


 

もう何度これをやったんだろう

 

てくらいのを、逃していく。

 

 

 

続きますお願いあせる

 


続きはこちら。

 『2人目陣痛出産レポート14 陣痛時の姿勢の自由度と満身創痍のなか心の中で唱え続けたこと』はじめから読む方はこちら『2人目陣痛出産レポート1 序文。スピリチュアル?込みの妊娠出産を語ってくよ〜』2人目(息子)出産レポ書きます!!!   今さら~?…リンクameblo.jp