意気投合
食事が来るまでに時間があったので、みんなで話をしていた。
私は普段友達を作るときは時間をかけて相手を信用してから会うことが多いのだが、今回はあまり時間をかけずなにも気にしないで会うことを決めた。
しかしあってからすぐさま意気投合。
私たちはずっと話続け、食事が終わってから場所を移動しその時を楽しんだ。
こんな偶然があるのかと思うほど話は弾み、気づいたら日をまたぎそうな時間にまでなっていた。
そして解散した。
久々によるまで遊んだので少し疲れたのでその日はすぐ寝た。
次の日は幼児は午後からだったのでゆっくり起きて彼と話をしていた。
すごく楽しかったのでまた彼女らと遊ぼうと話していたのだが、いくつか引っかかる点が何点かあった。
というか、私はいつも友達を探して会った後や、話した後に思うことがいつもある。
「私はなんて恵まれているんだろう」
今回もそう思った。
いつも家にいてあまりほかのカップルを目にしないので、このような状況になるとやはり出会った相手とどこか自分たちと比べてしまうことがあるようだ。
私は本当に彼から愛されている
今から言うことは自慢に聞こえるかもしれないが、どのカップルの話を聞いても、実際に会っても、やはりどうしても自分たちより幸せそうなカップルがいない。
もしかしたら私は自分たちと同じくらい幸せなカップルを探しているのかもしれない。
しかしそれはなぜだかわからない。
今回あったカップルに関しては、少し違和感を感じた部分があった。
それは相手の彼があまり楽しそうではなかったように見えたところだ。
もしかしたら実際その彼は楽しかったのかもしれない、なぜならまた会いたいと言ってくれたからだ。それはとても光栄なことだった。
しかしその彼の様子がどうにも気になった。
彼女のほうはとても楽しそうだった。
第一印象であまり判断はしたくないが、彼の質問や彼の話していることに引っかかる点があったんだろう。
例えばお金の話。そして異性関係の話など。
また、彼女へ対する接し方。
「女性は買い物が好きだね、目的地に着く前にお店があると少し厄介だ」
どうしてもこの一言が気になった。
なぜなら私の彼はたとえ彼が興味のない分野の私の買い物に付き合わなくてはならないときでも文句ひとつ言わず参加してくれるからだ。そして笑顔で。
ここで私は思った。
今まではその言葉をきいても引っかからなかったのに、なぜ今はそれが引っかかるのか。
現在私は彼からとても愛されているということ。
そして私はそれが自分の普通になってきたということ。
そう、私はもう今までの自分とは違うんだ。