誰もが夢見る姫状態 | 平凡な毎日からの新しい生活

 

  誰もが夢見る姫状態

 

私は運がいいことに、この先ずっと一緒に居る彼が割と王子様みたいな人だった。

実は私たちがまだ実際にお互いに直接会う前のやり取りの中で、生活の違いからすべてを把握?理解することが出来ない部分もあった。

 

なので、私はお互い話している中で自分のほうが収入があると思っていた。

彼はいつもプレゼントをくれた。そして彼が作った手紙や、いろいろ作ってくれたものなど、心が温まるようなものもあったのだ。

 

しかしアメリカで生活をしたことなかった私は、感覚がまだ都会に住んでるシティガールのままだったので、完全に梱包されたもの、そしてブランド。それがとても良いものだと思っていた。

 

もし一緒に住んだら?もしデートに行ったら?

 

私は別に彼のの稼ぎが少なくてもいいと勝手に思っていたし、何かあったら私が働けばいいとすら思っていた。

 

しかし現実的に一緒に暮らし、確定申告や申請しなければならない書類を提出する際にお互いの収入を提示しなくてはならなくなった時。私は自分が考えていたこととまったく逆の立ち位置にいることに気づいた。

 

本当に勝手なイメージが自分の中にはあった。

例えば、アメリカは貧困層が多いと思っていたから物価が高いことは知らなかったし、これも少し差別的な考えなのかもしれないが、アメリカの人は日本人に比べて割と本能で動くというか、思ったら行動、というイメージが多かったため、買い物なども先のことを考えずに買ったりするイメージだったので、正直日本が一番いいとすら思っていた。

 

しかしあるとき現実を目にした。

なんとアメリカは物価が高い。そして彼は私よりはるかに収入があった。

彼がとても謙虚だったのもあるが、彼の働いている会社の中で、彼はとても偉い立場に属していることも知った。

 

私は本当に無知だった。勝手なイメージで物事を作り上げていた。

そして彼がのちに私を救ってくれることになる。

 

ただ、お金の面だけではなく、私に対する扱いもお姫様のように扱ってくれる。

 

 

シンデレラウィーク

 

どこかでこんな言葉を聞いたことがあった。

そう、シンデレラウィーク。

生理前のイライラや生理中の時に男性が女性をシンデレラのように扱うというような感じだった気がする。

 

私は彼と出会ってから生理だろうが生理じゃなかろうがずっとシンデレラウィークなのだ。

 

さすがに最初のころはこれに慣れなくて戸惑ったこともあった。

しかし私は今までのことも含め、これを受け入れることにした。

 

そう、私は幸せになってもいいんだと。