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frogblog~ダメガエルの落書き~

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素晴らしい夏を過ごした。


県高校総体での入賞、
初の東北大会、
そして仲間の力を借りて
インターハイまで経験した。


内から見ても外から見ても、
波に乗っていた。


まだまだある。


大会中に他校の女性(いわゆるファン)から手作りのお菓子をもらったり、
伝統ある部長の座を引き継いだり…


もう、何でもできる気持ちだった。

高校生ならよくある思い上がりかもしれないのだが。


そして、季節は秋になろうとしていた―。








気温も水温も低くなる季節、学校のプールでの部活動を終えて
帰途につこうとしたとき、校門から

華奢な身体に黄色のカーディガンを纏った、見るも可憐な女性が

網目の細かな黒いカゴ付きの、洒落た赤い自転車に跨って出てきた。





あの子だ…!





僕の意志は、完全に内なる欲求によって支配されていた。



面と向かって話がしたい―。



後輩たちに別れを告げ、僕は愛車 silver bulletで
彼女を追いかけた。







きっと、

僕の瞳は

純粋に輝いていただろう…




































(*silver bullet…ただの銀色の自転車。オートライト機能搭載で乗り心地も素晴らしく、他の自転車に魅力を感じなくなるほど。

2013年1月、廃車。

敬意を表して、名前を付けた。
どうか安らかに…)
仙台市は
昨日が成人式でした。


生まれてこの方20年、
この世界に生んでくれた両親に感謝しています。


この日本を支える一助となれるように
積極的に生きていこうと思います。


言葉にするのはすごく簡単なことです。

だから、やります。
背中で魅せる、そういう人に成ります。





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(髪を切れなかったのが
心残りです…)




負けないぞ!
僕は朝のバスが好きではない。
道路が少しでも混雑していると、定刻に到着できないからだ。
だから
自転車通学が難しい、雨天時・降雪時には電車を利用する。


今日もそうだった。

しかし
帰りとなると話は別だ。

公共交通機関とは、よくできたもので
数分の差で電車を逃しても、
その間を繕うかのように、ちょうどバスがやって来る。


今日もそうだった。

そして、僕は夕方のバスも好きになれなくなってしまう―。









ぼくが利用する駅は
予備校の最寄り、仙台駅だ。

電車の始発駅であり、市営バスの始発停留所でもある。

つまり、相当の混雑でない限りにおいては“座れる”わけだ。

もちろん、今日も座れた。





僕は公共交通機関で座席に座るのが好きではない。

先ほど“座れる”と強調したのはそういうわけだ。

席を譲るタイミングや
降車時に勉強道具が詰まった大きなリュックが他の乗客にぶつからないように歩くことなど
気を遣うべきことが多い。

だから始めから立っていようかと思うのだが、すぐ降りるわけでもないのに始発から立っているのは不自然であるし、リュックも重たいから(これがいちばんの理由)、座ってしまう。





前の座席には社会人と思しき女性が座っていた。

女性の後ろに座るとなれば、話は別だ。



だって、男の子だもん。



シャンプーか、香水か。

良い香りが
空気の流れに誘(いざな)われ
ぼくの嗅覚を、張り詰めた心を、やさしく包んでくれる。



バスも、悪くないかな…



しかし
試験も近い。
感傷にばかり浸ってはいられない。

リュックの中から参考書を取り出し、ページをめくり始めると

前にいる女性の肩に、ごつごつした男らしい手が伸び…



トン、トン。



耳にイヤホンを装着していた女性は男性の方を振り向き、
笑みを浮かべながら
イヤホンを外して一言。





「やっと話かけてくれたね。ウフッ。」









えーーーーーーーーーー!




何それェェェェェェェェェェェェェェェ!?




うらやまCィィィィィィィィィィィ!



そうして、その男女は、2人掛けのシートに仲良く座り、
冬のバス車内で会話に花を咲かせていましたとさ。





(次はー
恋の入り口、恋の入り口でございます。
お降りの方は、ボタンを…)




やはり僕は、バスが好きではありません(泣)