犬が糖尿病になると、ごはんはフードだけ、おやつはなしが理想だといわれています。
でも、急におやつなしや、慣れないフードにすることはできませんでした。
そんな我が家でやっている、ごはんやおやつを楽しむ工夫をご紹介します
ちょっとでも参考になれば嬉しいです。
メインのごはんは手作り?ドッグフード?
もみじが糖尿病になって、最初に悩んだのは「ごはんをどうするか」でした。
それまでは低アレルギーのフードを使っていたのですが、糖尿病だと糖尿病食や手作りの方がよいという情報をよく見かけました。
でも、手作りだとカロリーや栄養バランスを毎回適切にする自信がなく、
糖尿病食だとアレルギーと好みが難しい……
悩んだ末、我が家ではそのときに食べていた低アレルギーのフードを継続しました
糖尿病トイプーのごはん事情でもお話しています。
今も食べているそのフードはこちらです↓↓
糖尿病の犬のごはんで大事なことは「カロリーを一定に保って糖質を抑えること」です。
「体に合うフードがあるならそれを継続し、体調を安定させたほうがよい」という獣医さんからのアドバイスでもありました。
もちろんしっかりと管理できるなら手作りのごはんでも大丈夫だと思います。
また、どんなごはんでも食べてくれる子なら、糖尿病食にしたほうが安心です。
我が家も一度糖尿病食にしたのですが、口に合わなかったみたいでダメでした
もみじは低アレルギーのフードを食べながら、糖尿病になって2022年5月で3年目になりました。
たまにインスリンが効きにくい日や、もともと弱い胃腸の調子を崩すことはあるものの、体重に大きな変化はなく、合併症も起こさず、元気に過ごしています
トッピングも絶対にNGではない
ドッグフードだけだと食べない子はとても多いそうです。
もみじもトッピングなしだと、よほどお腹が減っていない限りは食べません。
糖尿病の犬のごはんはカロリー計算が大事なので、動物病院では「フードだけの方がよい」といわれました。
だけど、食べる日と食べない日があるのはもっとよくないので、トッピングを考えることに。
いろいろ試して見つけたのが、野菜ときのこのスープでした。
作り方は糖尿病でもOKなトッピング用野菜スープで紹介しています
ところが。
このトッピングでも食べない日が
そんなとき用に秘密兵器「ヤギミルク」🐐を準備しています。
ヤギミルクは低カロリーで栄養価が高く、糖尿病でも安心して食べてもらえます。
我が家ではこの2種類を使っています。
ティースプーンに半分くらいをフードにかけると、すごく食いつきがよくなります。
食欲がない日はぬるま湯に溶いて飲んでもらうことも。
甘い香りがするので、ミルクや甘いおやつが好きな子は好むかもしれません
ご飯にかける「ふりかけ系」はいろいろな種類がありますよね。
ヤギミルク以外を選ぶときは、糖質ゼロ・無添加・高たんぱくだと安心かなと思います。
糖尿病でも食べられるおやつはある!
もみじが糖尿病の診断を受けたときは、おやつを無しにするように言われました。
これは血糖値をコントロールしやすくするために必要なことなのですが…
守れなかったです
おやつをもらえるタイミングに目を輝かせて待っている姿を、放置できませんでした。
そこで、我が家では「血糖値を上げにくい低糖質・低カロリーおやつ」を準備することに。
- キュウリ
- レタス
- ブロッコリー
- K9 Natural ラム・グリーントライプ
- 低糖質のボーロ
- フリーズドライの納豆
- ササミや鮭100%のジャーキー
- 手作りのおからクッキー
じつは糖質が高い野菜に要注意!
- かぼちゃ・サツマイモをおやつにあげる
- かぼちゃ・サツマイモを野菜スープに入れる
- じゃがいもを野菜スープに入れすぎた
かぼちゃ・サツマイモ・じゃがいもは野菜の中でも糖質が高いんです。
とくにかぼちゃとサツマイモは甘いだけあって糖質も多く、体重4kgくらいのもみじの場合だと
少しの量でも血糖値を上げてしまいました。
じゃがいもは少量であれば大丈夫ですが、入れすぎはやっぱり血糖値をあげる結果に。
根菜・イモ類を中心に、甘い野菜・炭水化物が多い野菜は要注意です!
犬が食べても大丈夫だけど糖質が多い野菜
- かぼちゃ
- サツマイモ
- にんじん
- レンコン
- とうもろこし
- じゃがいも
- ごぼう
絶対にダメではないけど、糖尿病の犬にあげすぎは禁物です。
どの野菜もドッグフードやおやつ類にも入っていることが多いので、選ぶときは原材料をチェックするようにしています。
もみじの大好物が多いのですが、ここはがまん
糖尿病でも楽しく食べてもらうことはできる
ワンたちがごはんを美味しそうに食べ、おやつに喜ぶ姿はとても愛おしいですよね。
糖尿病だと食事制限が増えてしまうので、そんな楽しみが減ってしまいます。
でも、低糖質・低カロリーを心がけて、あげる量を間違えなければ
おやつやフードを楽しむ道はまだまだあると思います。
健康維持がなによりも大事ですが、あまりにもカチカチにすると、ワンにも飼い主さんにもストレスになるかもしれません。
ほどよく力を抜いて、糖尿病と上手につきあっていけたらな、と思います
もみじとこむぎの愛用品はこちらから↓↓おやつやフードもあります。
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