今年もゲームショウ(以下、TGS2023に略)に行ってきました。
このブログを書いているのも投稿するのも10月になってからなので、行ってきた思い出や遊んだゲームの感想や、あまりの混雑っぷりにままならなかった不満・愚痴を思う存分、好き放題に綴ろうと思います。
特に、前回(TGS2022)のブログを今年のゲームショウに行く際の参考に見てくれた人も多かったようで、開催日近くに昨年のブログの閲覧件数が跳ね上がったりもしたので、今回は気を付けて書くか?
それだと普段の自分のブログじゃないし、内容が制限されても面白くないし、と葛藤してたら遅くなったっていうのもあるけど。
特に今年はコロナ禍が明けてフルスペックで開催できるようになったこともあり、参加企業も参加者も昨年以上になると見込まれて、たとえサポーターズチケットで入ったとしてもサポーター同士が試遊整理券を取り合うライバルと化すことは予想できる。
昨年は全く人がいなかった待機列に並ぶ前の手荷物検査などを前段階でも、遠方に人影が視認できるレベルで人がいる。
ちなみに始発で現地入りしました・・・といっても、会場の最寄り駅で見つけた『すみっコぐらし』のスタンプラリーをしていたロスタイムがあるけどね
いざ、待機列へ・・・。
サポーターズの入場待機列(左:7時前くらいに並び始めた時のもの/右:約一時間後に列の長さ(後方)を確認した時のもの)
途中でトイレに行こうとして、遥か前方に一般入場の待機列を確認。右側はアップにした写真。
つまり、一般入場では始発で会場入りして並んだとしても、いざ入場できた時には既に整理券は取り尽くされていて、試遊できない可能性もある訳なんだよね。
せっかく、お金を払って参加するのに一般では入場後は、各ブースが入場規制で遊べない、売り切れでグッズも買えない、ステージも激混みでまともに観覧できない・・・と”ないない尽くし”も体験したことあるけど、本当にその辺の値段と内容、収容人数は考えて欲しいと思うんだよね。
しかも毎年(毎回)のことだし、金額に見合った楽しみ方が出来るように、その辺は運営側がもう少し考えてもいいと思うんだよね。
あと、待機列に並んでいる間にワゴンで飲料の販売があったけど1本300円は流石に高過ぎない
来場者も統率されたヲタクの群れコミケに行く(行ったことある)層ばかりではなく、統率されていない一般人が多いせいか、どうも食事や水分には前日から気を付ける派という人の方が少ないのかな?
トイレの並びがヤバかった。
だって、少ない個室に対して一体どれだけの人数が並んだかって?
それは全員がトイレに行くわけじゃなくても、前述の待機列の写真から想像できると思うけど。
いっそ「コレさえあれば、入場後にトイレに行かなくて済む!」という触れ込みで、前述のワゴンで整腸剤や下痢止め薬、大人用オムツを売ったらバカ売れしそうに思えたょ。
まぁ、薬はもっと早くから飲んでないと効き目が出るまでに時間がかかるだろうけど。
さて、どうにか今年もサポーターズチケットを買うことが出来たので、最低でも1つくらいは大手の人気ゲームの試遊整理券を入手できる見込みで行くけど、その一つをどこに絞るかでその後の明暗が分かれるなぁ~と。
ちなみに今年のサポーターズチケットに付くTシャツ&ステッカー。
やたらと「東京」が目立って「ゲームショウ」ひいてはゲーム感がイマイチ感じられないデザインだなぁ
ところで、もうピンバッジは付かなくなったのかな?
昨年は検温済み証を兼ねていたリストバンドが、今年は入場者証になったようで再入場も以前のようにスタンプを捺したりせずに出入り出来るみたい。
それならいっそ、リストバンドも紙じゃなくてシリコン製とかにして終わった後も記念品になるようにして欲しいと思った。
・・・とまぁ、ここまで”まだ会場入りしていない”ので、この調子で書いていたらさすがに遅くなり過ぎて、内容的にも投稿時期的にも無意味なので、以下は実際に試遊できたゲームを中心に事後報告&感想です。
その前に今回の配布物というかTGS2023の戦利品。
- 開催時期は9月といえど相変わらず暑いので、うちわが多いのは例年通り。
- 広告やロゴ入りの大きなトートが多いのも会場で配布されるお土産を入れて持って帰れるように、しかもより大きく頑丈なバッグなら他社の配布物も自社のバッグに全部まとめて入れて、最終的に持ち歩いてくれるかもしれない(つまり来場者の帰路が宣伝になる)となったら、より選んでもらえるように大きさとデザインも懲りだすよね。
- クリアファイル、ステッカー、アクキー、缶バッジも定番。
- あと、この紙のチラシ・冊子の量・・・環境に配慮して”ペーパーレス”を目指すとか言ってた話はどこへやら。
せっかくなので、この後は個別の配布物と遊んでみて気に入ったタイトルの感想をメインにしようっと。
『イースⅩ-ノーディクス-』
この水色の輝くオーロラバッグを見た瞬間から、今年の会場内の配布物を全部詰めて帰路でも持ち歩くバッグはコレに決定!
アルミボトルも白と青があったみたいで、噂によると1日目が白で2日目が青だったらしい。
ぶっちゃけ、噂は噂であって実際はランダム(色は選べない)かもしれないけど、青が欲しかったので、ちょうど青が出てラッキー♪
肝心のゲームは、バトルは難易度が選べるのでアクションが苦手な人でも楽しめるアクションRPG・・・らしいんだけど、ワタシは極度のアクション音痴だからなぁ
なんか、スケボーみたいなのに乗って水面を進むんだけど、乗ったまま岩壁に激突したら水面下に落ちちゃったょ
別にそれでGAME OVERになるでも、奈落落ち(操作不能)でもなく、しれっと戻って続きを遊べたけど、途中の小島にいる敵を倒しに戻ったり、ワイヤーを引っ掛けて引っ張ったり、ぶら下がったりするギミックに手間取ってたけど、ワイヤーを敵に伸ばすと一気に間合いを詰める戦い方もできると気付いたら面白くなった。
そうしてザコと遊んでたら、ボスの元に辿り着いたのが試遊(15分)が終わる5秒前になってしまったょΣ( ̄ロ ̄lll)
5秒じゃさすがに、ほぼ何もできずにボス戦の途中で試遊タイムが終わったょ。
この試遊を通して操作しやすいか否かでは、ゲーム開始時に「PS5操作(決定が×ボタン)」か「PS4操作(決定が○ボタン)」かを選べたところが良かった
国産ハードなのに海外含め世界を意識し過ぎて、本体の仕様で「決定が×ボタン」をカスタマイズで変更できない点に不満を抱いている人もユーザーとして取り込むべくして、ソフト側で対応したのかな?
それともTGS2023などで、自分の手持ちとハード(操作方法)が違うと、そこで戸惑って試遊体験会で難儀しない配慮とか???
『イースⅩ-ノーディクス-』
PS5版 |
PS4版 |
NitendoSwitch版
『幻世酔虎伝+』
今回は密かにコレを一番楽しみにしていた。
だって、前回(TGS2022)の試遊で、このゲームを知って理想的な「古き良きレトロRPG」に出会えた想いだったし、当時は今春(2023第一四半期)発売予定って入ったクリアファイルが配布されていたのに、発売が延期になったから、同じモノは使い回せないだろうし、どうするんだろう?という点でも気になっていたんだよね。
試遊自体は前回同様に時間での交代制で、実際の画面に触れられて安心したので、改めて遊んでみて安定のレトロRPGに見ていてほっこりしたし、パッと見は初見と同じ印象だけど、BGM変わった?以前は歌があったような気がするけど??好みの問題としては歌よりも曲だけの方が好きだから、全然OK!とも思った。
個人(個ネコ)的には既に予約済みだけど、会場で限定版の特典のアクスタやラバーキーホルダーが、ちゃっかり飾られていて”見たら欲しくなる”を狙っているんだろうなぁ~とwww
そんな訳でワタシもちゃっかりリンクをいれてみたwww
『幻世酔虎伝+』 | |
---|---|
通常版 | 限定版 |
『PetitPetitPetit』←「プチプチプチ」と読むらしいです・・・「ペティットペティットペティット」って読んでたのワタシだけじゃないよね?
このゲームもTGSや「ハピネットゲームフェス」といったイベントで出会わなかったら、知り得なかった作品だと思う。
内容的には体内を舞台に、勝手に湧いて増殖して攻撃してくる病原菌のような敵とその攻撃を避けて、生き残れ!というゲーム。
そう聞くと、アクションに思えるかもしれないけど、実際に試遊してみると反撃して敵を倒す事よりも「とにかく避けて生き残る」ことに専念しないとキツイ、いわゆる”弾幕系”とか”避けシュー”といったジャンルの作品だった。
ただ自機も敵も、とにかくキャラクターがカワイイというかキモカワ系なので、女性ファン・女性プレイヤーの獲得を視野に入れているのかな?
デザイン的にも内容的にも、なかなか面白い試みだと思う。
試遊では10分間生き残れたらアクスタが貰えるっていう配布条件だったんだけど、7~8分あたりで敵が大量に発生するのがヤバかった。
シールの写真を見れば分かるとおり、10分は生き残れなかったけど可愛いシールが貰えて満足、また遊びたいと思った。
この試遊で「また遊びたい」と思えた時点で、メーカー側としては成功なんだろうけど、自機に選べるキャラクターにも色んなタイプがあるので、キャラを変えてやってみたくなる罠魅力にハマったwww
11月配信予定という時期も上手いなぁ~www
TATSUJIN社とその隣近所のブース
写真中央の黒字に金のロゴがカッコいいクリアファイルを配っていたので、立ち寄ってみた。
そこで人気漫画『怪獣自衛隊』の著者・井上淳哉先生のサイン会があったなんて、事前にちゃんと調べていればサインをもらうコミックとか色紙を用意していったのに
あっという間に整理券が無くなったみたいだけど、配られていた冊子をみて改めてコミックも読み返そうと思ったし、サイン会(つまり著者本人に会える)という滅多にない機会を逃したのが残念無念。
だって井上淳哉先生っていったら、あの『BTOOOM!』を描いた人であり、過去にはシューティングゲームで有名なゲーム会社に在籍してた頃は、グラフィックデザイナーだった人だから。
だって、これまでに人気漫画家がゲームのキャラクターデザインをした例はあるけど、その逆でグラフィッカーから漫画家になった例は稀なんじゃないかな?
奇しくも『怪獣自衛隊』の最新巻(13巻)が2023年10月6日発売というタイミング!つまり買えと?
『怪獣自衛隊』 | |
---|---|
1巻 | 13巻 |
『ペルシャと魔法の迷宮塔~アラビアンニャイト編~』
このゲームは2023年9月19日配信で、しかもセールで半額で買える期間は10月16日までと知ったら、即予約しても良いんだけど。
いきなり半額っていうところに、なんか引っかるものを感じるひともいるのでは?
予約前に体験版が遊べれば、不安を払拭できるかも知れないけど、そう都合よく体験版があるでもなく・・・。
そう思った矢先に、TGS2023のビサイド社のブースで試遊できるなんて至れり尽くせりではないか?!
ぶっちゃけ「発売前の前に体験できる貴重なチャンス!」ではあるけど、ワタシはキャラクターの可愛さに負けて、衝動買い的に既に「予めダウンロード」していたんだけどねwww
※なので、ここで使用する画像は実際に購入後のNitendoSwitch版をプレイしながら撮ったスクショです。
このタイトル画面の絵柄とチュートリアルでの絵柄は可愛いんだけど・・・敵とかボス登場のキーになる魔法猫のデザインが一部、雑というかテキトーというか、好みじゃないとテンション下がるのは否めないね
ジャンルとしては「パズルRPG」で、1ステージごとにパズルをクリアして塔を制覇するローグライト(ローグライクじゃなくて⁈)ってところに興味を持ちつつも、ビサイドといえば『トロとパズル』がサービス終了したんだよなぁ・・・スマホの課金ゲーをリリースから1~2年で終焉へと導くことで悪名高いフォワードワークス社が運営する訳じゃないから、その点も心配ないのかもと思っての購入でもあるけど。
それでも、パズル自体の出来は良さそうと期待してプレイしてみたら、序盤のチュートリアル的なステージだからなのか、パズルといえば『パズドラ』のように画面タッチで操作するか、『テトリス』の「テトリミノ」や『ぷよぷよ』の「ぷよ」のように揃えて消す対象を直接動かすのではなく、主人公のペルシャと位置を入れ替えるようにして、ブロックなどを移動させて揃えて消すんだけど、どうにもテンポが悪いというか何ていうんだろう。
最終的に辿り着きたいボスが画面情報にいるとして、上に向かってペルシャを進めていたのに、魔法猫を登場させようとして縦に並んでいるキーアイテムを消したら、連鎖と一緒にペルシャ自身も下に落ちて、ボスから遠ざかってしまう
しかも、ステージによってはペルシャを動かせる回数が決まっているので、せっかく一度に多く消したり、連鎖したのに不利になる矛盾を感じたんだけど、単にワタシが下手なだけ?
その辺の遊びづらく感じた点も改めて試遊しながら、買ってプレイした上での感想など、開発者とお話しする機会があったら・・・と思ったんだけど、メーカーの人は同じブースに置かれた『幻日のヨハネ』の方に付きっきりで、ほったらかされ感のある試遊だった
まぁ、DL専売だと店頭で予約してパッケージ版を買うのと違って、予約特典とか購入特典の類が無いから、こうした試遊プレゼントが記念になるので、ぜひ欲しいと思ったし、実際に貰えたから良いんだけど、何ともゲーム自体も試遊体験会としても残念だなぁ~と。
その後は、途中で社名も作っているゲームも良く知らない会社のブース前を通ったら、スタンプラリーをしていると言って用紙を配っていたので、この後も歩き回ってどうせあちこち行くし、せっかくだからやってみることにした。
そうして貰えたスタンプラリーの景品のゲームのロゴステッカーがコレなんだけど・・・正直に言おう。
一番上のタイトルロゴが「なんか『ロックマン』っぽいwww」って思ったのワタシだけじゃないよね?
ちなみに、このスタンプラリーのゴールでは隣のブースが超気になったよ
だって、開発状況的にTGS2023に試遊が間に合わなかったからって、過去作の展示もせずに手書きのイラストボード1枚きりで無人って、まるでコミケで新刊落としたサークルみたいじゃんwww
まぁ、社名を覚えてもらうっていう意味では精巧なのかもしれないけど。
・・・とまぁ~以上が、TGS2023で試遊できたゲームを含む会場内のゲームブースでのレポート(?)です。
ワタシとしては、お目当ての『幻世酔虎伝+』が試遊できた上に、気になっていた試遊者へのお土産も確認できたので、目的が達成できて良かった。
後は、お土産を買って帰るべく「物販ブース」のあるホールへ移動
途中、会場内を見下ろすと・・・人がゴミのようだ某・ラピ○タの名台詞が脳裏をよぎるネ
どこのメーカーのブースだろう?
精巧に再現されたRPGによくある「冒険者ギルド」というか、「冒険者が集まる酒場」風のセットを上から見るのも、なかなかおつだなぁ~
途中のコンビニ・・・入店するのに並びが出ている
コスプレ広場から少し離れたところに鎮座しておられる「あらくれ」さんがいた。
DQのコスプレで「あらくれ」を選ぶとは、なんてハイセンスなんだろう
会場でコスプレ写真を撮っていたら、どこまで許可取りできたのか、途中で分からなくなってしまったので、ブログに載せるのは自粛するけど。
その再現度もさることながら、炎天下の中で撮る側にとって、撮りやすい場所にいてくれて、見知らぬ人であろう通行人が「あらくれー!」と呼べば「あ゛ぁー!」と返事をしてくれるくらいサービス精神旺盛で、さらに手持ちの「おでん」でポーズをとってくれるキュートな「あらくれ」さんだったょ
ほか、会場内のオブジェやメーカーさんが用意した(呼んだ?)着ぐるみなどの写真は、既に先行してテバ君が投稿したブログにあるので、
コチラでご覧いただければと思いますm(_ _)mペコリ
コミック担当:NUKO
【追伸】
余談だけど、帰ってからTGSで貰った来場記念や試遊者プレゼントのアルミボトルやトートバッグなど、一体いくらくらいするのか?
転売ではなく、メーカーの経費として単純に「どのくらいだろう?」って興味が湧いて、経営者目線(?)のくま社長に聞いてみた。
仮に「ラクスル」で注文するとして・・・
- 1日当たりの必要数は?
→試遊機15台×15分で、1時間当たり約60個
開催時間10:00~17:00+30分(サポーターズ用)で、一般参加日:1日あたり450個
ビジネスデーにも同数を配布するとしたら、450×4日→1800個
最低必要数を1800個として仮定しても、TGS終了後も他のイベントや自社開催のイベントでも流用するなら、キリよく2000個で注文するかも?
その上でボトルやトート、うちわ、冊子などの単価とオリジナルデザイン(持ち込み)などのオプション、まとめ注文の割引・・・と見てみると、
全部コミコミで、ざっくり・・・1~200万円くらい!?
まぁ、領収書も出るし、会社の経費として宣伝効果を考えたら、悪くないんじゃない?
もちろん、TGSに出展するブース代は別だけどね
それにしても、いつの間にAmebaPickから「ラクスル」が消えちゃったんだろう
「ラクスル」のリンクが貼れれば、もっと見積もりとか概算がしやすくて、仮にくま社長の肉球をスタンプした
Tシャツを作ったら?・・・とか、シミュレーションできたのに。