中学受験塾、いや、市販も含むすべての教材に共通する欠陥がとは何でしょうか?
致命的なのは、類似問題が少ないことです。
一目見てこの教材はダメと確信したのは、SAPIX(サピックス)の基礎力トレーニング。やさしい問題を並べることはいいのだけど、類似問題がほとんどない。あれやこれやまんべんなく並べただけ。教材の構成について何ぁーんにも考えていませんね。
この教材、α1で問題の8割が頭に入っている子が肩慣らしにやるのならいいのでしょうが、偏差値55あっても、問題ごとに、やり方が書いてある個所を探し出し、それを見ながら考え解くという作業を繰り返す必要があります。
この記事の続きです↓
普通の子は膨大な時間をロスしたあげく、頭には入らない。
最悪です。
問題はやさしくすればそれだけでいいというものではりません。教材制作者はこのあたりがまったくわかっていません。
単元を輪切りにして片端から詰め込んでいく。文科省のブロイラー飼育式指導要領の延長線でカリキュラムを組み立てるとこんなお粗末な教材ができあがります。
指導要領は、「まんべんなくすべてのことを授業をやりましたよ」とアリバイづくりにすぎせん。「授業ではちゃんと教えました。理解できない、おぼえていないのは、お子さんの責任であって、文科省や小学校の責任ではありません」というわけです。
文科省のブロイラー飼育方式学習についてはここ↓
こんなやり方で、うまくいくはずがない。中学受験は、膨大な知識を限られた時間内に詰め込む必要があるんです。
なぜ、SAPIXは、なんでこんなおかしなことをやっているのか?
最初はわかりませんでした。
だから、おかしなところがあっても、これは自分には理解できないような深い意味があるに違いない。でも、それは大きな間違いだったんですよ。(以下、続く)
今日のつぶやき
オンライン学習会のライングルールプがあります。父兄会みたいなものですが、参加者には共通点があります。
まず、教育熱心。ネットで探して内容を確認し、プリントもご自分で教えている。教育熱心なのは当然です。
次は自分自身が勉強を楽しんでいることです。
お子さんといっしょに勉強していくという姿勢の方が多いです。プリントはインド式をベースにして中学受験を学習していきます。教材の冒頭は、インド式のかけ算ですが、ライングループの参加者のみなさんはほぼ全員が理解できています。
勉強しなさい、と怒ってもお子さんは勉強するようになりませんよ。
まず、自分自身が楽しく勉強する。楽しそうに勉強していれば、お子さんも何をやっているのか?、と覗きにきます。
水曜と日曜、ZOOMの無料学習会
水曜日と日曜、ZOOMの学習会をやっています。
水曜日は8時。日曜日は4時からプリント学習、4時45分開催からは「英語で話そう」というオンラインミーティングです。英語のミーティングは、英国の女の子が、絵本を読んだり、BBCのニュースを紹介してくれます。英語が話せなくても大丈夫。ちゃんと通訳してくれます。
幼稚園から6年生まで。にぎやかにニコニコ笑いならがお話しています。
誰でも参加可能。無料です。もし、お子さんが楽しく勉強できそうなら、プリントをご購入ださい。決して怪しい会ではないのでご安心を!
LINE ID freetablettabu
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文章問題もスピードが重要!
文章問題は2つの面積図の組み合わせでほとんど解けます。線分図は面積図の省略形かだら面積図だけで解ける。きとんと整理すると組み合わせは極めて限定的なんです。基本形を叩き込む。徹底的に繰り返す。すると、解法が閃くようになるになります。
特殊算の中で組み合わせがもっとも複雑なのは、過不足算と平均算です。そんな複雑な問題でも、こんなにすらすらと解けるんですよ。
家庭学習研究社に通塾のお子さんへ
#家庭学習研究社 は6教室ありますが、どの校舎も2名以上の水曜学習会の参加者がいます。普通に学習している子は普通にベストテンに入ります。昨年の4年は、全校舎で4人しかいない100点のうち2名が水曜学習会のメンバー、平均は95点でした。これは、中四国どの中学でも合格できる点数です。急に成績があがった子いたとしたら、それは水曜学習会のメンバーです。みなさんが知らないだけですよ。
今、使っているプリントはこんな感じ。 マナビーを使っていてはいくら丁寧に教えも理解してもらえないのでこのプリントを作りました↓