さて、SAPIX5年2月~3月のカリキュラムについてです。
今回は素数について解説します。
たぶお式プリントではブロック1でインド式足し算、インド式かけ算かけ算に続いて素数のプリントを学習します。
ブロック1は、九九と割り算ができる子が最初に学習するプリントです。まあ、言ってみれば初歩の初歩のプリントです。
この段階で、いきなり素数を学ぶ。なんで、こんなに早く素数を学ぶのでしょうか?
素数だけでなく、すべての項目にははっきりした狙いがあり、次のステップへの道が用意されています。
すべてのプリントが有機的に結びき、体系化されています。塾や学校のカリキュラムは単元をぶつ切りにし、それぞれ別々のものとして詰め込んでいく。単元と単元のつながりがない。大きな体系もありません。
たぶお式プリントは、既存の教育システムは真反対の方向を走っているんです。
さて、素数です。
素数の単元は、数字を分解し、組み合わせを叩き込んでいきます。
上のプリントは基本です。
そして、これらを計算問題で応用します。
まず、15の計算法から。
8=2×2×2
30=15×2
この2つから以下のように発展します。
15×4=(15×2)×2=30×2=60
15×6=(15×2)×3=30×3=90
15×8=(15×2)×4=30×4=120
つまり、
これは、「1の位が5の数字×偶数」で、使える式です。
25×4=100 35×2=70 45×2=90……、と応用できる。
さらに、15×奇数のときも計算法があります。
15×5=(15×2)×2+15=75
15×7=(15×2)×3+15=105
15×9=(15×2)×4+15=135
どの単元でもそれを学ぶとき、それがどこにつながるか?、全体の体系の中でどこに位置づけられるか?、が重要です。その単元ではなく、その広がりが重要です。
塾や学校の教材は、単元をぶつ切りに切り、知識を詰め込んでいくだけです。
何ぁーんにも考えていません。
だから、おもしろくないし、わからない。理解できるのは、生まれつき頭の回転が早くて記憶力がいい子だけでしょう。
わからない方が平常で、わかるほうが異常なんです。
学校や塾の授業がわからないのは教え方や教材が悪いからです。お子さんの頭が悪かったり、努力が足りないからではありません。(以下、続く)
ゆりさんのブログです↓
たぶお式プリントとZOOMの学習会のご紹介
今日は水曜日。ZOOMによるオンライン学習会の日です。
日本各地の中学受験生と、世界各地の小学生がオンラインで集まってプリント学習を続けています。参加は無料。誰でも参加できます。
また、毎週日曜日4時45分開催からは「英語で話そう」というオンラインミーティングをやっています。ロンドンの女の子が、自分の街や学校についてお話したり、BBCの科学ページを解説してくれたり、絵本を読んでくれたりします。英語が話せなくても大丈夫。気楽に参加してください。途中入室途中退席も自由です。
中学受験塾の6年でも苦戦する展開図を小2の女の子が解きます!
家庭学習研究社に通塾のお子さんへ
#家庭学習研究社 は6教室ありますが、どの校舎も2名以上の水曜学習会の参加者がいます。普通に学習している子は普通にベストテンに入ります。昨年の4年は、全校舎で4人しかいない100点のうち2名が水曜学習会のメンバー、平均は95点でした。これは、中四国どの中学でも合格できる点数です。急に成績があがった子いたとしたら、それは水曜学習会のメンバーです。みなさんが知らないだけですよ。
今、使っているプリントはこんな感じ。 マナビーを使っていてはいくら丁寧に教えも理解してもらえないのでこのプリントを作りました↓
学習開始後、2、3ヶ月程度ですざまじいスピードがつきます。動画でどうぞ。
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