ほとんどの文章問題は面積図の組み合わせで解けます。いや、文章問題どころか、かけ算まで面積図で解けます。
面積図は、インド式かけ算、面積図基礎、差集め算、つるかめ算、和差算、倍数算の順で学習します。
今回は、つるかめ算について解説します。
つるかめ算は入試問題にもよく出題されます。
非常に大切な問題です。ただ、つるかめ算の面積図はスピンオフしているんですよ。
だから、差集め算のように応用範囲が広くありません。
差集め算は、最初に学習しておかないと、和差算、倍数算、旅人算……、とほとんどの文章問題に影響が出ますが、つるかめ算の面積図は分流でメインルートからは外れています。
どこがどう外れているのか?
差集め算との比較で説明しましょう。
差集め算は面積図2つのうち、「もとにする量」が共通です。もとにする量が同じだから、積み木のように上に重ねるることで1つの面積図にまとめることができます。また、もとにする量を省略して線分図に変形することもできます。
一方、つるかめ算は、つるとかめの匹数の合計がもとにする量なのですが、つるとかめの引数は同じではなく、それぞれの数もわかりません。だから、つるとかめを「合わせる」と○匹と書かれています。こうした形式の面積図はつるかめ算だけです。
この説明では、わかりにいくですね。では、具体的な話をしましょう。
- つるかめ算は、文中に具体的に提示された数が4つ提示されています。4つとは、つるの足、かめの足、つるとかめの足の合計、つるとかめの引数の合計です。
- 文中に「合わせて(合計)」という言葉が書いてあります。
まだ、わかりにくいですか?
プリントではドリル式で何度も繰り返します。理屈をおぼえるより、手を動かして繰り返す。繰返することが何よりも重要です。繰り返していれば、文章を見た瞬間に、「これはつるかめ算だ!」と瞬時に見分けがつくようになります。
最後にお願いがいます。手元にある塾の教材を確認してください。塾の教材には、つるかめ算は「文中に数字が4つ提示されいる」とか「『合わせて』という言葉が書かれている」とかいうふうに具体的な説明がありますか? もし、なければ、それは教材の欠陥です。教材がダメだということです。
何度も繰り返しますが、塾の授業が理解できないのは教材や教え方が悪いからです。すぐれた教材を使えばすぐに理解できるようになります。すぐれた教材を選択するとが何よりも大切です。
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