胃薬を飲むと胃がんに…そのクスリ~現代ビジネス~ | 長谷部茂人 マイノリティレポート

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胃薬を飲み続けると、胃がんになってしまうのか。主な原因は2つ。

一つは、腸内細菌叢の変化です。

本来は殺菌されて胃や腸にはいないはずの菌が胃に棲み着き、胃が荒れ、細胞ががん化すると考えられています。

唾液などに含まれる口腔内常在菌は、ふつうは胃酸で殺菌されるので、胃や腸には棲み着くことができません。

しかし、胃薬を飲んでいると殺菌効果が弱まり、胃や腸に口腔内の細菌が多く留まってしまう。なかでも歯周病菌は胃がんのリスクを高めると報告されています」。

もう一つはホルモンに原因がある。

胃酸不足に陥ると、胃酸分泌を促すガストリンというホルモンが多く出ます。

PPIやP-CABを飲んでいる人の血液検査結果を見ると、飲んでいない人に比べて2~3倍もガストリン値が高い。

実はこのホルモンに胃の腫瘍化を招くリスクがあり、胃がんにつながっているとみられています。

「たとえばタケキャブは20mgと10mgの2種類がありますが、漫然と20mgを長期処方されているケースが多いので、医者と相談してみてもいいかもしれません」(新井氏)「PPIやP-CABよりは効果が弱い、H2ブロッカーに切り替えてみるのもいいでしょう。いずれにせよ、毎日胃薬を飲まなければならない人は、内視鏡検査を定期的に受けることを強く勧めます。
https://gendai.media/articles/-/131067

【やたら薬に頼るのはダメ。。。】