学習塾や予備校の市場規模に関する資料がありました。

2008年なのでそんなに古くはないと思います。


学習塾・市場動向編


少子化で減少傾向にあるものの

9000億円を超える規模らしい。



このお金がどれだけ社会全体の子どもたちの

能力を引き上げているのか。


全体の規模は減少傾向だが、

一人当たりの通塾率や教育費は上がっているとのことなので

もし塾に本当の意味での思考力、判断力、行動力を上げるような効果があれば

社会人一人当たりの生産性はどんどん上がって幸せな世の中になるはず。


だけど現実はそうでないような。

いまどきの中学生の携帯事情がのっていました。


2010年4月実施なので比較的新しい情報かと思います。

http://www.macromill.com/r_data/20100427student/index.html


以下一部抜粋です。

全国の中学生に携帯電話の1日の使用時間を尋ねたところ、は「3時間以上」が4割となりました。男女別にみると、「3時間以上」と回答した人は女子で51%と半数を超えており、男子(31%)と比べても高くなっています

携帯電話をどのように使っているか尋ねたところ、「メール」の利用は94%、「通話」は76%となりました。メールや通話以外では、「写真を撮る(68%)」、「音楽を聴く(64%)」、「ゲームをする(61%)」が6割超となっています。男子では、「ゲームをする(68%)」が女子(54%)に比べて高くなっており、女子は、男子に比べて「写真を撮る(79%)」、「コミュニティ・SNSの閲覧・書き込み(72%)」、「プロフ(自己紹介・ホームページ)(55%)」を利用していました。

男子は携帯のゲームに熱中し、女子は多様なコミュニケーション活動のツールとして携帯を活用しているようです。


携帯電話の使用時間が長いのは前からだと思いますが、

コミュニティやSNSの利用がかなり広がってきているように感じました。





「gooリサーチ」登録モニターを対象に行った

「ソーシャルネットワーキングサービス(以下SNS)の利用実態」調査の結果もありました。


http://research.goo.ne.jp/database/data/000461/


一番下の方の「携帯電話から参加可能なSNS登録状況と今後の利用意向」を見ると、

若い年代は携帯を介して気軽にSNSへアクセスしているように感じました。


ベネッセ教育研究開発センターが


通塾率の調査結果を公開していました。

2005年でちょっと古いけど。


http://benesse.jp/berd/data/dataclip/clip0006/index.html



ページトップにある4つの結果は、以下の通り。



1. 中学生の通塾率、中3では約6割

2. 週3日以上通塾、中3生は30%超、高校生は5%

3. 塾は「わかりやすい/力(応用力)のつく授業」が魅力?

4. 学習塾は49,000校、小・中・高校の合計より多い




調査の対象は小4~高2で、高3や浪人生が含まれないため、

高校生の数値は微妙かもしれない。



3.は記事でも「?」が付いているように

通塾している本人たちの感想ととらえた方が良さそう。


「わかりやすい」ってことは

講師の説明がよくまとまっていて、納得しやすい表現だった

とも考えられるけど、意地悪に見れば

小手先のテクニックを教えてもらって

簡単に正解を出せるようになったという見方だってできる。



「力(応用力)がつく」も結構あやしい。

応用力ってどんなイメージなんだろう?

ちょっと難しい問題が解けるようになったら

応用力があるってとらえられているんじゃないかな。


本当の意味での応用力がつくのなら、ついた時点で

塾や予備校に通う必要がなくなる気がする。


塾や予備校のように試験の点を上げるサービスは


・年1回の試験で入学できるかが決まり、成績が下がっても退学にならない


・就職時に学歴を見られる


という状態が変わらない限り、なくならないと思います。



親には「自分の子だけは少しでも上の学校に行ってほしい」という欲望があるので


お金を払ってもサービスを受けたくなるからです。




逆に、


・いつでも入学できて、授業についていけないと下位の学校に転校になる


・企業は単純な学校名を採用基準とせず、在学中の研究成果と


 一定の試用期間の成果を見て採用を決める



ということが一般的になっていれば需要は減ると思います。




でもそんなことは現実にないので、


塾や予備校のサービスは必要なのだと思います。




ただ、個人的に思うのは


ケチケチせずに無料にしたらいいのに


ということです。




(ケチケチというのはいい人材がいい教育を受けて


社会で活躍してくれたらみんなが嬉しいんだから


大人は金なんか横においといて必要な教育をタダで


与えてあげようよ、って気持ちからです。)





お金を払った人だけ受けられるサービスだから



適材適所を歪めてしまう可能性がありますが



誰でも受けられるサービスなら歪みは少なくなると思います。



歪みが少なくなれば社会全体としてプラスになるから



長期的に見ればタダにする価値はあると思います。






じゃあ、誰が何をどうやるのか?ってことですが、



ボランティアのITエンジニア+大学生の


NPOなんかどうかなっと思います。



サービスの内容は


・携帯電話からの会員登録


・オンライン授業


・オンライン問題集


・模試サービス


・成績管理


・進学先学校の情報提供


・留学や各種大会(数学オリンピックなど)の広告案内


という感じ。




中高生が携帯電話から会員登録して


PCで授業を受けたり、問題集を印刷して使ったりできる。


授業は大学生が脚本考えて動画にしたらいい。




漫才風にやってみるとか、イケメンやミスコン入賞者を


教師役にしてみるとか大学生らしいいろいろアイデアがあると思います。




1回作れば何度でも再生できるから


最初に教材作るのは大変かもしれないけど


ある程度できたら、あとは興味を持ちやすいように


サイトを工夫していけばいいんじゃないかな。




もしもっと学生にやる気がでたら、夏休みとかは


空き教室とか空き店舗とかちょっと借りて視聴教室作ってもいい。


やっぱり家よりやる気が出るって子もいるだろうから。





実際のサイトは有志のITエンジニアと大学生が


オープンソースプロジェクトな感じで作っていければ楽しそう。



今回の震災でも多くのITエンジニアが


無償で様々なサイトを作ってたみたいなので


不可能じゃないんじゃないかと思う。





まぁ、夢みたいな話ですが、結構な額を支払っても


学校でウトウトして、夜中の9時、10時に外をウロウロさせかねない


塾や予備校の代替案的にはありな部分もあると思います。




塾や予備校のサービスで思いつくもの書き出してみる。


①学校で教えていることを夜や休日に教える


②学校で教えていないことを夜や休日に教える


③模試を受けさせる


④志望校合格に役立つスケジュールや対策を提示する


⑤実際に受験する学校の組み合わせを提示する


⑥親の心配な気持ちを聞いてあげる