※前編こちらから→不毛地帯第17話前編
【入札】
序盤での近畿商事の入札予定は3,600万ドル。
※当時は1ドル360円なので、約130億円。
入札2日前。
兵頭はフォルジの隠れ家を訪ねる。
焦りの見える兵頭に対し、フォルジは一冊の本を処方箋として渡す。
これは、盗聴による情報漏洩を防ぐ為である。
入札1日前。
フォルジからの電話。
アラビア語を延々と唱える。それを書き写す。
書き写したアラビア語を処方箋の本と照らし合わせる。
アラビア語の文章が指し示したのは、36㌻と105㌻。
それを乗算すると、3780。そう、現時点での最高入札予定額は3,780万ドル。
それを壱岐へ伝える兵頭。
壱岐はそのことを大門社長へ伝え、400万ドルの上乗せを嘆願する。
が、大門社長(原田芳雄)は承伏しないと突っぱねる。
しかし、このままでは確実に負けると解っている壱岐は、
第4次中東戦争勃発の可能性を示唆し、大門社長を説き伏せる。
それにより、壱岐は入札価格の上限を4,000万ドルまで引き上げることに成功する。
入札当日。
近畿商事とオリオンオイル社が記入した入札価格は…3,990万ドル。
ちなみに、当初の予想で、公社グループは3,500万ドルと言われていましたが、
鮫島の暗躍により、500万ドルの上乗せが決定しています。
となると、僅差で公社グループが勝つ可能性が
この場面、もの凄い緊張感です
電話を待つ兵頭。電話を待つ鮫島。
どちらの陣営に勝利の女神は微笑むのか
鳴り響く電話。
それは兵頭の元であった。
入札管理事務局(作中で表現がなかったので、こう表現させて頂きます)に急ぎ向かう兵頭とオリオンオイル社のリーガン会長。
息を飲む場面。落札したのは…近畿商事とオリオンオイル社。
公社グループは3,900万ドルで3番札だったようです。
場面は変わり、田原秀雄(阿部サダヲ)に連絡する壱岐。
今回の結果をいちはやく伝えます。
その席で、田原が問います。
公社グループが2番札だった場合、本当に権利を譲るつもりだったのかと。
しばしの沈黙の後、壱岐は口を開く。「公社グループは3位でした」
その口元には微かな笑みが…。
本心を察した田原は満足げにその場を去ります。
【食えぬ男、鮫島】
今回の一件においても暗躍しまくりの鮫島でしたが、
一番驚いたのは、石油公社が近畿商事の支援を決めたからには、我々にも事業に参加する権利があると主張し、サルベスタン鉱区の石油開発事業に東京商事は資本参加すると…。
※貝塚総帥の更迭後
なんという厚顔…
自らの利益の為なら、何でもありですね
いやいや、これはこれで本当に凄いと思います
これが鮫島の強さですね
【千里と紅子と壱岐正】
紅子(天海祐希)は出番なし。
千里(小雪)はシルクロードを旅して、陶器のルーツを探るとか
その出発の際、空港にて壱岐と偶然会います。
そこで、壱岐は戻ったら自宅のマンションまで来て欲しいと、
マンションの鍵を千里に渡します。
おや
良い展開
少しはハッピーエンドの要素もあるのかな
いや、あると思いたいですね
【次回の展望】
田淵幹事長(江守徹)と竹中莞爾(清水綱治)が密談している場面がありますが、
そこは割愛させて頂くとして…。
場面はドクター・フォルジ邸。執事がフォルジに問います。
「彼らは石油を掘り当てることが出来るでしょうか」
「サルベスタンは壱岐正にとって、第二のシベリアになるだろう」
要するに、もの凄く辛い経験と言うことですね
番組タイトルどおり、不毛地帯に終わるのか
壱岐正の苦難は、もう暫く続きそうです。
それにしても、今回も結局このボリューム
結論だけを書けば、サルベスタン鉱区の落札に成功
次回はどうなる不毛地帯
で、終わりますが、それじゃあまりにも味気ない…
ですが、もう少しコンパクトにまとめられるよう努力します
それでは、不毛地帯ファンの皆様、また来週
次話はこちらから→不毛地帯第18話
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