不毛地帯 第18話 | 酒の友は我が友也

酒の友は我が友也

酒好きで女好きとの評判な筆者が、意外と適当じゃないことを綴るブログ。
きっと何か発見がある。たぶん、本を買うより安上がり。
合い言葉は、『愛だろ?愛』

※前話はこちらから→第17話前編

※第18話詳細は後日不毛地帯公式HP にてアップされます。


今回は、細かい経緯は省略させて頂き、コンパクトにまとめます。

と言って、コンパクトにまとまった経験はないですがガーン


物語は、サルベスタン鉱区落札の3年8ヶ月後からスタートします。

時は昭和49年11月。壱岐正(唐沢寿明)は副社長に就任し、今や近畿商事の全権を握っているも同様の状態であった…。


【老いは人を蝕むのかはてなマーク

今回の話で一番重点を置いているのは、サルベスタン鉱区での石油採掘よりも、大門社長(原田芳雄)と壱岐正の間に出来てしまった修復不可能に見える“溝”だと思います。


辣腕と呼ぶに相応しかった大門に、昔の面影はなく

自分の存在価値を誇示しようと綿花相場へとのめり込みます。


壱岐の諫言にも耳を貸さず。

損害は甚大なものへと…。


老いが大門を狂わせたのかはてなマーク

壱岐が大門を狂わせたのかはてなマーク


演出として“杖”を使っているあたり、大門が老いたこと強調しているので、

老いが人を蝕んだと言えるのでしょうね。


【里井再び】

久々に里井元副社長が登場。

タクボ工業社長として、十二分に成果を残している模様。


その里井登場のきっかけは角田保(篠井英介)


小判鮫角田(篠井英介)の嗅覚は凄い。

壱岐と大門に溝が深まっていることを敏感に察知し、

いち早く里井の元へ電話を入れるあたり、この男の先見の明も大したものだと思います。


それと、角田との会話を聞く限り、里井は憑き物が落ちた感じですね。


その後、(物語終盤)大門と昔よく飲んだ酒屋で酒を酌み交わし、

大門から近畿商事へ戻って来ないかはてなマークと誘いを受ける里井。

その条件として挙げたのが、壱岐の外部放出。


憑き物が落ちても、壱岐への思いだけは消えることがないという…。

そして、これは最終章への伏線でもあります。


【サルベスタン鉱区で石油は出るのかはてなマーク

1号井~3号井までは、まるで感触なし。4号井も途中で頓挫。

流石にこれ以上の支援は無理だと、公社からも支援を打ち切られ、オイルショックによる収益低下も理由に挙げ、大門社長もサルベスタン鉱区からの撤退を決断します。

そして、5%の出資を続けていた東京商事も撤退。

まさしく、サルベスタン鉱区での石油採掘は、窮地に立たされるのです。


が、壱岐は当然納得せず。5号井採掘へと尽力します。

また、兵頭(竹野内豊)も、イラン国王の側近であるドクター・フォルジから、

「撤退は許さない」と圧力をかけられます。


しかし、5号井発掘への目処は立たず。

そこで、壱岐は竹中莞爾(清水綱治)の元を訪れ、

公社からの支援再開をしてもらえるよう、田淵総理(江守徹)に口添えを頼み…。

田淵総理を動かすには、それ相応の対応が必要…。

そう、ここで壱岐はある意味道を踏み外します。

※裏金献金問題


(中略)


その結果、支援再開にこぎ着けます。


支援再開が決まったとのことで、大門社長も折れるしかなく、

5号井の採掘作業が始まります。


が…。

思わぬ事故が待ち受けていたのです。

※暴噴での火災事故


暗雲立ちこめる5号井発掘。

サルベスタン鉱区で石油は採掘出来るのかはてなマーク

ここで今回の話は終わります。


【千里と紅子と壱岐正】

紅子(天海祐希)は今回も出番なし。


千里(小雪)は、壱岐と上手くやってるようです。


今回は娘夫婦にも紹介する前日の話。

穏やかな空気の中、一本の電話が鳴ります。


相手は竹中莞爾。

田淵総理が全面支援を約束してくれた旨を伝える電話。

これにより、壱岐は翌朝すぐにイランへ飛び立つ羽目になります。

※イラン国王から直に、サルベスタン鉱区採掘の要請を日本政府へしてもらう為。


またしても、あと一歩のところですれ違いの感がある二人。

微妙な空気がその場を支配します。


ですが、機会を改める方向で話はまとまり…。

二人の顔には微かな笑みが浮かびます。


これは、ある種の諦めなのか…愛情なのか…。

二人の運命は、天からの祝福を受けることが出来るのでしょうかはてなマーク


【谷川正治の死】

私の記事の中には、あまり登場しませんでしたが、

壱岐の良き理解者であり、朔風会会長を務めていた谷川正治(橋爪功)が死去します。


壱岐を家に招き、

シベリアに眠る同胞達の遺骨を日本へ持ち帰りたいと自らの思いを語り、

その際には壱岐の力を借りたいと話してから、間もなくの死でした。


この出来事は壱岐の今後に大きな影響を与えることになります。


【次回は最終回】

なんと…最終回のようです。

19話で完結。私にとっては、長いようであっと言う間でしたね。


どんな展開が待っているのかはてなマーク

壱岐の運命や如何に!?


“不毛地帯”

この言葉の意味は、既知だと思いますが…。

それが来週、より明確に解ることでしょう。


それでは、不毛地帯ファンの皆様、また来週にひひ


blogram投票ボタン

記事を読んで頂き、有り難うございます。
最後にこのボタンをクリックして頂けると更に有り難いのです。

携帯からの人はこちらをクリック願います。

但し、パケ放題等の契約をされてない方はクリックしないで下さい。