3165.出たよ~!の巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

とうとうオマヘもかフランス

出ました、本日正午から外出禁止令ガーン

 
ますます戦時中っぽくなってるわ。
 
パリの人らは、こぞって、地方の実家に疎開やし(笑)
 
 
そーいえば、
マクロンさんも(昨夜の声明のなかで)
何度となく、”これは戦争である”って
リキんでたな。
 
 
"これはウイルス相手の戦争だ!"って。
 
 
 
どんだけ弱いねんっ!
 
 
 
 
ウイルスで”集団パニック”が起こってますけど、
 
 
ワテには、集団催眠にみえる。
 
 
 
さて。
 
 
美容院は昨日から”全店休業”
 
 
”営業再開はいつからかなぁ?”と、
昨日午後(picardに行くついでに)、美容院の前を通ってみました。
 
 
 
美容院には何の貼り紙もなく、
ドアは硬く閉じられ、
電気の消えた店内に人の気配なし。
 
 
「やっぱりなぁ、、、」と、
店を去り、
 
 
10歩ほど歩いたところで、
 
 
背後から「お~~~いパー
 
 
 
その聞き覚えのある声目の方向をふりかえると、
 
 
美容院からアシスタント氏がでてきた!ポーンガーン
 
 
 
YJ「あっっびっくり居たんや?!!」
 
と驚いた途端、
 
 
アシスタントは声をひそめ、
 
 
”こっちこっち”と手招き。
 
 
 
「ン?いいの??」と、
後に続くYJ。
 
 
電気のついてない薄暗い美容院のなかに招かれた。
 
 
 
 
奥には1人、男性客が散髪中目
 
美容師の友人(ビジネス仲間)らしい。
 
 
 
YJ「あれ?今週、予約可能なん?!」
と言うと、
 
 
アシスタントが声をひそめ(いちいちヒソヒソ声になる)
 
「いや、予約は無理だよ。
明日以降は(営業したら)偵察が入るわ」
 
 
 
つまり(昨日は)、”マル秘”でやってる為、
外からは"完全閉店"にみえるよう鍵をかけ、
電気も消し、
 
外からみえない位置(奥)でカットしていたのだ。
 
 
 
YJ「じゃあ今日(=昨日)だけギリギリ可能ってこと?」
 
 
アシスタント「うん、今ならね!
15~30分後に戻ってきて」
 
 
おお、ラッキー爆笑チョキ
 
 
 
 
15分後に戻ると、
 
ドアの鍵はまた厳重にかけられており、
 
 
中から、アシスタントがワテの姿を見出すやいなや、
 
スパイのような開け方で中に誘導。笑
 
 
 
 
美容師さんは、
さっきの男性と”ちょっと出てくる”ってことで一旦外出。
 
 
 
そこからさらに20分間ほど、
暗い店内で過ごす。
 
 
 
ワテはいつもカット&ブローだけなんで、
金額的にはちっとも美味しくないお客なんですが、
 
 
アシスタント氏は美味しいコーシーを淹れてくれ、
(マル秘の闇営業中にもかかわらず)
ワテ1人のために音楽も流してくれた笑い泣き
 
 
 
明日からの経営が途絶えるという緊急事態下で、
 
金にもならん客相手に、
薄暗いところでコーヒーと音楽を流してくれる
 
 
 
なんか心が温もるよ笑い泣き
 
ふだん、お客に懐かないヲイヌまでが、
(昨日は)ワテのソバにやってきた目爆  笑
 
 
犬は、尋常でない気配を察するんで、
そんな時にココにいるワテを”ファミリー”と認識したに違いない。
 
 
 
秘密を共有した黒い人(笑)
 
 
 
 
カットが終わり、ドライヤーの最中、
 
美容師さんが急にスイッチを切り、
パっと、身をかがめ、
 
アシスタントに向かって、こう言った。
 
 
 
「(ドアの外から)誰かが見てるぞ!」
 
 
ギョっとなってポーン
ワテも同じ姿勢を取る(笑)
 
 
 
 
営業がバレると国から罰金、
 
今後の営業にも差し支えるんで、
たいへんな危険をおかしてくれているのです笑い泣き
 
 
 
 
結局、その人物は単なる通行人と判明し、
 
ドライヤー続行&無事完了♬
 
 
 
 
 
 
髪を切るのも警戒態勢。
 
 
 
ほんまに戦時中やん!
 
 
 
憲兵にみつかったら、
 
丸坊主にされてたんちゃう
 
 
 
 

よんじょう個展赤薔薇

銀座 5/19(火)〜5/25(月)

ギャルリーヴィヴァ

 

 

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