2814.大事な相棒ノ巻 | フランス絵巻き

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南仏コートダジュール・画家よんじょう


yonjoo©2018 

(18世紀のハマム@イスタンブール)



香水噴霧中のニャン様の表情がポイントにゃ!

さて。


相棒(=万年筆)を洗浄した為、インクがマダ薄いンス。


 

万年筆は”六本目の指”というてヨイほど、

大事にしている道具ダス。オラの分身だす。



イチローがバットを他人に使わせないのがヨークワカル。


指と万年筆の間に、見えない何かが通ってますねん。


ゆえに時々、万年筆の機嫌を伺い、

「疲れたね?今日はもうやめとこーネ」と話しかけたりもする。




ヤバイかね。


 


んなわけで、


普段から、チョクチョク洗ったりはしとりますが、

最近、やたらインクが目詰まりを起こすねん。


それで、

”内臓の徹底クリーニング”を試ミタのらす。



グーグルが無い時代には、”万年筆のケアー”なんてオテアゲだけど、現在は、調べられないものは何もナイ、ほどになつたね。


便利と同時に、情報洪水に支配されてるけどな。


ジャポンで断食が流行ってるようダスが、

”情報断食”すると、


あなたの顔のクスミは消えると思うわ。




以下は、万年筆ケアー編。


キョーミないと思うんで、サラっと読み流してちょ。

(なら書きなっ。)



万年筆のコンバーターをポンプ代わりにして、中身を徹底洗浄。


水がブルーに染まるんで、完全に透明になるまで繰り返し、数時間漬けておく。

↑綺麗になった~。



と思いきや、

マダ甘かった。



万年筆の(先の)裏側に、

長年、蓄積された、澱(おり)みたいなものが溜まっていた。


 

この細部(溝)↑を爪楊枝と針でホジホジ。


そして、再び、

水に浸けて、汚れを剥がす。


透明だった水が、またブルーに染まる。





 

こんなに澱が溜まったまま頑張ってくれとったんだ。


(母性は、動物と万年筆にのみ発揮)




チマチマとこの作業を繰り返し、

ようやく、水が透明になりました。

 





内臓も外身もピッカピッカ。


オラも一緒に生まれ変わった気分♪




 


 

この万年筆は、絵を描く遥か前(ヤング時代)から、何十年の長きに亘り愛用しておりますが、

 

内臓と細部をここまで綺麗にしたのは今回が初めてドス。



スッキリ爽快!

心の澱も一緒に取れたカンジ。



ワテも万年筆も、心機一転のタイミングなのかちらネ。


偶然の一致とは思えまへん。





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<オマケ>

脈絡なさすぎ~の、

”今日のワンコ”@カルフール





ミーヤキャット体勢でずっと立っていた犬。





さりげなく、ミーヤ犬の隣に移動してみーや。



ボンヅール❤


アタイにナデナデされて、

喜んでくれたのも束の間。





すぐまた、


ミーヤ体勢に戻っていた。


オシマイ。