ニースに戻ってから描きました。
先月、依頼人様の豪邸屋敷(訪問したことないけどっ)に無事届いております。
この、横長のオリジナル額は、日本の額屋さんで見つけて、小槌画用に買い、(仏国に)持ち帰ったものザマス。額だけが日仏を往復しております。
その日その時、お店にたった1個しかなかったお品。入荷予定無し。(大きさは、ハッキリ覚えてないけど、ヨコ15㎝×タテ5~6cmくらいだったっけなぁ)
しかも、その日、店頭に、コレってのがなくて、はじめは別の額、で妥協してたんですよ。
レジ(というか小さなお店なんでテーブルみたいなんがあるだけですが)へ、妥協の額を持っていったら、店主(おっちゃん)が『あ、これ、ガラスじゃなくてプラスチックが嵌ってるんですよ。ガラスにしましょか?』
YJ『あら?プラスチックはダメ(好かん)ので、ゼシ、ガラスでお願いします!そんな事も可能なんですネ』と依頼した。
おっちゃんの作業を見ながら、『ガラスって、そんなもん(=ローラー型ナイフ)で切れるんですねえ。初めて見たわ。』と、横からいらん事を言う客。
店主『まぁ、切るというより、コレ(ローラー)でガラスに傷をつけて、ポキっと折る、って感じスヨ。』
と、切り(折り)終えたガラスが額に嵌まった瞬間、同じテーブル上に、スンバラシー額(=コノタビのゴールド額)を発見してもーてンわぁ。
YJ『ああっ!』
店主『何??』
YJ『あのう・・。ガラスを切ってもらっておきながら、モノスゴぉーーク言いにくいんですけど。コノ額よりソッチ(ゴールド額)がめちゃイイですわ!(言うとんがな)。でも、ガラスを嵌めさした挙句、ソレはやめて、コッチにしたい、ってのはあんまりやんねっ!?』
店主『そんなん、チットモ構いませんよー!ガラスなんてスグ切れますしね。(ガラスでもプラでも)どっちを嵌めたっていいわけだから、ボクとしては同じ事ですよ。』
YJ『きゃっ、ほんとっ?ウレピっ!じゃあ、ガラスの責任は私がとらんでいいの?コッチの額だけ買ってもいい?・・よかったぁ!!』
ハタ迷惑な客だが、ギリギリのところで最高のお品をゲットできたワケョ。
すでに、この時点から福は始動している。
<ヨン画小槌↑解説>
小槌にはしばしばネズミ、がコラボされるが、猫好きの依頼主用に、勝手に猫コラボ。
依頼人様はイタク気に入ってくださった。
依頼人様は『腹部に福が溜まる一方で。』と仰せだったが、腹部がふくよか、になるのは幸福の前菜。
腹筋ならぬ腹金をヨク鍛え、主菜の諭吉軍の来襲に備へ給え。
画面から皆の衆にも福が来るカモ?
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