1191.亀石パワーの巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

(コレは↑出雲大社ダケド・・)
明治神宮に行きました。
PD(プロデューサー)が『(明治神宮にある)亀石、さざれ石、を見に行こう』と、連れていってくれたのだ。
PD『国歌・君が代に出てくる、♪さざれぇ~石ィのォ、の、さざれ石よっ!実際にあるんだって!!』と。
YJ『フゥーん・・』
PD『ええっ?!画伯、感動しないのっ??やっぱ、国を捨てた人間だわ。』
さんざん、非国民ヨバワリされました。

大画伯は浮世離れしてますんでね、国民が感動する事への感動が薄いのじゃ。
道中、ゴミをくわえて歩くプードル犬や、2本足を揃えてピョンピョン歩くカラスに感動しとったけど。

それでも、『岩盤浴やー』いうて、亀石の上に寝そべり、一番ハシャイでいた大画伯です。



その夜(昨夜)、亀石パワーの効能が出た。
南青山の画廊オーナーと会食時、『”面白い青年”(ご友人)も来るからねー』って事で、”世界の大富豪を知る男”が饗宴をともにすることになったのだ。

数年前に在職していた、高級・超有名ブランドメーカーでは、1人で数億の売り上げをあげた凄まじい青年だった。
すべて実話なんですけど、話を聴いてると、この人から自然に物を買いたくなるというのはヨーク理解できる、ともに、この人が大詐欺だったら、10人中9人は騙される、と思う。
ホストに女が騙されるカンジよりも、オッチャンらもコロりとヤラレてしまう何かがあるのだ。
単にオシャベリが巧いのではなくて、話の端々に真摯なものがあるせいなんですけど、成功者が一瞬にして嗅ぐ、底なしの可能性みたいなものを、この青年が持ってるせいなんですな。
(本日のイラストは再利用どす)