1179.LとRとSザエさんノ巻 | フランス絵巻き

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南仏コートダジュール・画家よんじょう

”サザエさんカフェ”誕生、という話をブログで知つた。
YJは、長谷川町子テンテーが好きなんで(注釈:昔のサザエさん&テレビじゃない意地悪バアサンが好きなのよン)、そのムカシ、渋谷さえホトンド知らん頃、この世田谷”桜新町”をわざわざ訪問したものだった。
(↑長谷川町子美術館だけが目的でスタ)。

店名は”リアン”=仏語のlien(リヤン・絆)だそうで。
えらいタ・イ・ソ、な感じがしたけど、磯野ファミリーの家族円満の絆をお客様にも広げるって事カシラ?
昔、”絆”は”ホダシ”と読んだラシイのに・・。
要するに、日本のバヤイ、お家の絆(ホダシ)が足枷(アシカセ)になる。という重いシガラミのほうの意味で使用されてたようだけど、現代は、美しきキズナ、という意味でしか使われないですね。
何もかんもハッピー&クリーンになっちゃうノネ。
ダーティーなもの(闇)を一掃しようとするから、社会の隠れたところにウミがたまる、という説もあるで。
私の説やけど。
←ブログ画像から拝借

個人的には、絆というコトバを軽く発する人のことを、『うさん臭い』と感じますけど、サザエさんは大好きだから何を発してもイイの❤
もし、吾輩が、店のオーナーなら、同じリアン(リヤン)でも、LじゃなくてRの”rien”にするけどねー。
rienは、『何もない、無、ゼロ』みたいな否定的な意味ですけど、仏国の日常で、1日最低1回、いや、1時間に1回、は耳にする単語ですからネ。
『あんた、homme de rien(オム ド リヤン)だね。』って言われたら、『つまらない男』って意味よ。

けどま、”Lien”だと、お店に1回行っただけで、”絆”にガッチリ取り込まれて、仲良しリピートせないかんような気がしてしまうんで、『つまらない』の”Rien”のほうが、キラクに立ち寄れるじゃんネ。
ヨンジョウ個展みたいに・・?


平成版じゃなくて、↑この頃のサザエさんが好きですねん。