1176.マスカルPクリームの巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう

今日は1歩も外へ出ないまま、1日が終わってしまつた。家の中でバタバタ。
オヒィスワークだからネ。

バタバタの最中、突然、ケーキなんか作っちゃったんけどサ。と、ブロデューサーに言ったら、『忙しい時は現実逃避しがち。大商人もそうなんだ~!』と、同胞の喜びを表しておられたが、試験中にマンガを読みたくなる衝動とはチョト違うんでふよ。

お昼に『お腹すいたー』と冷蔵庫を開けたら、昨日買った”マスカルポーネクリーム”と目が合ってしまったのだ。
このクリームを味見したいが為にケーキを作ったのじゃ。
新しく買った帽子をかぶる為に、帽子に合う洋服を作るみたいことね。って、益々わかりにくいタトエやけどね。

ま、ケーキといってもネ、YJレシピは、卵3ケをグワーっと泡立てて、砂糖と小麦粉を入れて(今日はハチミツも入れた)、焼くだけのロールケーキ(ワンパターン)だからサ、2~30分くらいで出来まんねん。
だけどネ、この横着(YJ式)ケーキの『レシピを書いてほしい!保存版にするから』と、電話をしてきた酔狂もいるんよ。元・隣人(仏マダム)だけどね。
ウチに来られた時に、お出しした自家製ロールケーキをお気に召してくだすったモヨウ。
とても光栄ですけど、(レシピを)仏語で書くんが死ぬほどメンドクサーから、スルーしてますねん。
『卵をグワーっと』って仏語でどういうん?・・・。

さて、マスカルポーネクリームは、美味しかった。
でも、ティラミスを作るのなら、やはり、フツーにマスカルポーネを利用されるのが正解だ。
なぜなら、この商品は、”マスカルポーネ風味の生クリーム”で、あくまでも生クリームなのだ。
配合比は、生クリーム:マスカルポーネ=7:3。
ヨンジョウ=日本人7:パリジェンヌ3、みたいな事ね。
通常の生クリームとはビミョーに違う風味がオイチーです。泡立ても速くて、キメ細かく安定しておりまス。
<PS>
マスPクリームをタツプリ堪能するために、本日はロールケーキではなくてスクエアケーキ↑にしたよ。
ロールケーキとマッタク同じ生地を、長方形に切って、クリームを挟んで重ねたダケやけど・・。