1173.オミクジの賞味期限の巻 | フランス絵巻き

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南仏コートダジュール・画家よんじょう

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タンスの抽斗を開けて、探し物をしていたら、ムカシのオミクジ↑を発見したのですわ。
”蝶もきてまう”は、関西弁の”きてしまう”の意ではなくて、”来て舞う”です。言わんでもわかるっつーの。

オミクジは、4~5年前のものかしらん、梅田の”お初天神”(露天神社)でひいたものだ。 おみくじの正体は『単なる印刷物(紙切れ)』、ですけど、グジャグジャっと捨てるのも忍びないスヨネ。
と、思うのは私が日本人だからカシラ。
ま、『紙幣』の正体だって、単なる紙切れやけど、諭吉が印刷されてるだけで後生大事にされるよね。

オミクジは『大吉』だった。それで未練がましく捨てなかったわけだ。が、オミクジの賞味期限って何年?
しかし今、2014年4月現在に、このオミクジと遭遇したのは偶然ではニャーイ。
『近未来の運勢』を、神が見せてくれているのだ。
と、こんなふーに、自己都合で生きてるタイプって、福の神にはケッコー好かれるのんよ、福沢以外の福には・・。

『大吉』の内容も公開しときまほか。
辛気臭いアンタにも福が伝染するといいしね。
『身も進み財宝も出来て立身出世する(中略)』が『心が正しくないと災いがあります』。ヒ・ヤ・リ。

”正しい心”、ってのはどんな心なんですかね?
心を不正に生きようと思ってる人は少なかろーけど、ココロはその時の外的要素でコロっと変化しますからね。自分の心なのに、自分でコントロールできない事があるのが厄介であります。
たとえば、男に貢いで犯罪に手を染めた女とかいますけど、あれだって、”恋人に一途なココロ”だけを取り出してみれば、決して汚れてるわけじゃないしネ。

吾輩的は、心にも無いことを口にしたり、自分の気持ちと裏腹の行動をするのは、心が正しくない、と考えますけど、倫理常識優先派のチミはそうは考えないだろーネっ。