1094.日仏共通食品の差ノ巻 | フランス絵巻き

フランス絵巻き

南仏コートダジュール・画家よんじょう


仏国で売られている日清カップヌードル。ハンガリーで製造。支那国の”新年(2月)”にあわせて、毎年この時期、”アジア食品”がスーパーに並ぶノダ。
私は、インスタントラーメンは、日本でも滅多に食べない(機会がない)のですけど、たまに味見すると実にトレビアーンですねえ。日本のインスタントラーメンの日進月歩(日清月歩?!)には、文字通り、舌を巻くのであるが、仏国の日清ヌードル↑は、ノスタルヂックな味がした。2~30年前に遡った味がする。
進化してない味、というのも超新鮮でありました。

仏国オリジナルの↑ハーゲンダッツ。
種類は、クレームブリュレ、ティラミス、ショコラフォンダン(=ガトーショコラ)の三種。
特徴は、中心に、トロ~っとした核がある事。
たとえば、”クレームブリュレ”だと、中心から、カラメルがトロ~リ、のサプライズあり。
仏人は、トロ~っと流動的なものを無闇に好む傾向がある。たとえば、チョコレートケーキも、フォークをいれた途端、中からトロ~とチョコレートが流れ出すものが賞賛される(下図ご参照)。
日本人的には『生焼けちゃうん?』のカンジが好まれる。作り手も、トロリン流出をもって『成功』とする。
※このシリーズのハーゲンダッツも『食べる前、10分間、室温に戻すよう』にと、外箱に記載されている。
<CF>チョコレートケーキ↑比較参照
フォンダンショコラ(左)は、中からトロリ~ンとチョコが流れ出るもの。
トロリン流出を実現させる裏ワザまである。ガトーショコラの生地をオーブンに入れる直前、普通のチョコを1カケづつ、中に忍ばせれておくノダ。こんな工夫をしてまで、トロリンを成功させたいものラシイ。
右図は、通常のガトーショコラ。中もしっとりしてますが、トロリンは出てこないタイプ。

私はチョコケーキより、単なるチョコのほうが好き。

以上、まったくどーでもいい比較検証をオワリマス。