ブログにお立ち寄りいただき
ありがとうございます
実家に行ってきました
コロナ禍になってから、
実家の両親はコロナを気にするので
いつもトンボ帰り…
この日も、ちょっとだけ
家の中に入り…
実家のピアノを弾いてお茶を飲んで
帰ってきました。
実家のピアノは、ヤマハのアップライトUX
です。
習い始めた頃から、グランドピアノを購入する
高1まで弾き込んだアップライトピアノ。
4歳で習い始めた時、既にこのピアノは
実家にありました。
母方の祖母が、私が3歳の時に亡くなった
のですが、その時、母は元気が出ないからと
思い切って購入したのがこのピアノ。
母は本格的に習ったわけでは
ありませんでしたが、両手で
弾けるレベルです。
そんな母が思い立って購入したピアノです。
娘の私は、ピアノを習うことに決まっていた
のかも？しれません 笑
ピアノを習い始めてから購入する
というのはよく聞く話ですが、
習う前に買ってあったのは、
珍しいかも…
4歳の時、幼なじみのAちゃんの
お母さんが音大ピアノ科出身の
方で、レッスンをお願いすることに
なりました。
手ほどきをして下さった先生の
レッスンが楽しくて、ピアノが好きで
続けて来ました。
母曰く、小さい頃からからよく練習していた
そうです。覚えてない…けど
Aちゃんのお母さん、が先生に
なった訳ですが、初めて習うピアノの
先生、そしてやり方は1番影響力が
強かったです。
習い始めの先生が違ったら、
基礎からやり直していたかも
しれません。
きちんと基礎を教えてくださった
のがAちゃんのお母さんでした。
趣味で始めたピアノ。趣味と思って
続けてきて、中3の時に音楽で大学に行くと
決めました。
でも、何とかなったのは
Aちゃんのお母さんのレッスンを
積み重ねて来たからだと今でも思います。
以前、生徒さんのお母さんから
習い始めが1番
大事だから、音楽を専門に
学んだ先生に習わせたいと
思ってここを選びました
と言われた事がありました。
もちろん、将来専門でピアノを
やらせたいからと言うことではなく
この親御さんは趣味で始めようと
思われて来られました。
ピアノは、誰が誰を教えてもみんな
100％弾けるようになるとは
言えません。
それは、お家での練習の習慣づけも
大事ですし、生徒さんそれぞれの
個性が違うからです。先生との
相性もあります。
手先が動きにくいタイプの子は、
速く弾く曲は苦手だったり
楽譜を読むのが遅い子は、
慣れるまでに時間がかかったりします。
けれど、そういったお子さんは
キレイな音で弾けたり、バラード調の
曲が得意だったり…その子にしかない
演奏が出来ます。
これまで25年間教えてきて、
色んな生徒さんを見てきました。
手先が動かないタイプの生徒さん、
もどかしい思いをしながら続けて
いましたが、好きな曲が
弾けるようになり、発表会では
彼女の世界観たっぷりの演奏が
出来ました。
ピアノいつまでやればいいん？と
お母さんにしがみついて大泣きした
生徒さんは、両手奏が辛くて
スランプでした。
でも、そこを毎日コツコツ練習したことで
乗り越えて、今では○○ちゃんにしか出せない
音色だね！と言われ、彼女のファンが
何人もいます。
彼女の演奏動画を見て入会してくれた
生徒さんもいます。
ちなみに彼女は、ピアノやってて
良かった！ピアノ大好き！と言って
います。
最近では、
6年生まで教本嫌いでやらず、
好きな曲と、独自のテクニックのみ
で続けてきて、6年生になって突然目覚めて
ブルグミュラーをすごい勢いで合格して
ソナタを弾いている生徒さん。
目まぐるしく成長して、もうちょっと
ピアノやろうかなと言っています。
どこで目覚めるかは、その子次第
レッスンも練習も、コツコツ続けて
来たから、今の彼女たちがあります。
生徒さんたちの成長をゆっくり
見守りながら、一人一人にじっくり
向き合いながらレッスンを進めています