日本は残念なことに自然災害の多い国です。
自然災害というと台風、地震、豪雨や猛暑が代表的なものではないでしょうか?
災害の時の一つの問題に停電がありますが、電気がないためにちょっとしたスマホなどのデバイスの充電もできずに知人や家族に連絡を取ることができないということもあるかと思います。
そこで、今回はDJIドローン用バッテリー(インテリジェントフライトバッテリー)を非常用電源として活用し、スマホなどに充電する方法をご紹介します。
バッテリーPower Bankアダプター
ドローンを飛ばすためにはバッテリーが必要となり、現在のバッテリー技術ですと1つのバッテリーにつき、15分~30分が最大飛行時間になっています。
となると、空撮を楽しむ人にとってはドローン用バッテリーが一つだと足りなく、必然的に複数のバッテリーを準備することが多いです。
そんな中で、DJI用ドローンバッテリー(インテリジェントフライトバッテリー)に、DJIから販売されているバッテリーPower Bankアダプタを付け、USB経由でスマホやその他デバイスへ充電することが可能です。
そしてそれを活用すれば、災害時に停電してしまった際の非常用電源としても使うことも可能なわけです。
だだ、全てのDJI製品に対し、バッテリーPower Bankアダプターが準備されているわけではないようです。
今回は、それぞれの機種のアダプターの紹介と、接続方法、価格などをご紹介したいと思います。
Mavic2用バッテリーPower Bankアダプター
以下は2018年8月に発売されたばかりのMavic2用バッテリーPower Bankアダプターです。
価格はDJIオフィシャルストアで2400円ぐらいで売られています。
ちなみにMavic2用バッテリーの価格は119ドル、このバッテリーでの最大飛行時間は、31分です。
USB接続イメージも確認できます。
画像出展元:DJIオフィシャルページ(以下、画像同様)
Mavic Air用バッテリーPower Bankアダプター
以下はMavic Air用バッテリーPower Bankアダプターです。
価格はDJIオフィシャルストアで2400円ぐらいで売られています。
ちなみにMavic2用バッテリーの価格は10000円ぐらい(アメリカでは79ドル)、このバッテリーでの最大飛行時間は、21分です。
Mavic Pro用バッテリーPower Bankアダプター
以下はMavic Pro用バッテリーPower Bankアダプターです。
価格はDJIオフィシャルストアで2300円ぐらいで売られています。
ちなみにMavic Pro用バッテリーの価格は10000円(アメリカでは89ドル)、このバッテリーでの最大飛行時間は30分です。
キャンプ場でスマホに充電できる
上記でご紹介したバッテリーPower Bankアダプターはキャンプの時にも活躍します。
私自身も良く家族でキャンプに行くのですが、そのときに困るのがスマホなどデジタルデバイスへの充電です。
キャンプサイトには電源がないところが多いため、デジタルデバイスに充電をするためには充電できる場所に行くか、近くに買出しに行く際に車の中で充電するかなどの方法が考えられます。
ですが、車で買出しに行く機会もそんなに多くはないですし、移動時間もたかが知れています。
キャンプ場周辺だと田舎であることがほとんどだと思うので、充電できる場所を見つけるのも難しいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ドローン用のバッテリーは、一見、ドローンにしか使えないと思いがちですが、少し視点を変えたり便利なアクセサリーの存在を知ることで、今回のように災害時やキャンプ場での非常用電源として活用することもできます。
災害時は、電気が少しでもあるだけで、かなり助かられることもあるのではないでしょうか?
少しでも有事に備えることで救われることがありそうです。
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