【おすすめ本】GRIT やり抜く力(その2) | 【FP解説】貯金ができる!シンプルに家計を管理する方法

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おはようございます。
群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。

今日も自分のできることを
たんたんとやっていきたいと思います。

 

【おすすめ本】「GRIT やり抜く力」のご紹介の続きです。

 

前回の記事

 

 

 

 

ペンシルバニア大学心理学部教授、アンジェラ・ダックワースの本です。

 

「どこかでコーヒーでも飲みながら私がこれまで学んできたことをお話する、そんなつもりで書き進めてきた」とあとがきにある通り、論文とは違ってすごく読みやすい本です。

 

筆者が子どもの頃、勉強ができなかった話。自分の研究が挫折したときの話。自分の子育ての話なども出てきて親近感が持てます。

 

まず、前回を軽く振り返ります。

 

・「やり抜く力」とは情熱と粘り強さ

 

・何かを成し遂げるには、「才能」よりも「やり抜く力」が重要

 

・才能が花開くには一定の継続的な努力(やり抜く力)が必要

 

(才能がありながら、やり抜く力が不足して花開かないことも多い)

 

 

今回は、やり抜く力をどう伸ばすか?

 

親は子どもにどう接するか?

 

ぼくがこの本で興味を持ったところをお伝えします。

 

 

●やり抜く力をどう伸ばすか?

 

追跡調査によると、学校の勉強以外に、自分の興味のあることを2年以上続けると効果があるそうです。

 

小学生はスイミングやピアノをやっている子が多いですよね。検定や大会、発表会があるのもいいですね(ただ、ピアノは自主練ができるかが問題・笑)

 

興味があるから多少の困難も乗り越えられる。指導者から技術的、精神的なフィードバックを受けることもできる。

 

・・・

 

中学の部活もいいですが、問題もあります。

 

先ほどの小学生のスイミングやピアノは自分のレベルにあったところからスタートして、少しずつステップアップできます。

 

でも、中学の部活はあまり得意でない子が熱心な部に入ると正直キツいし、おもしろくない。

 

この点、スポーツ庁長官の鈴木大地さんが(バサロスタート、背泳ぎの金メダリストですよね)懸念していました。

 

同じ競技でも得意な生徒が入る部とそうでない生徒が入る部を作ってはと提言していました(指導者の確保が課題)

 

大学でいうと体育会と同好会のようなイメージでしょうか。

 

今は部活が自分のニーズにあわないならクラブという方法もあります。

 

とにかく本気で2年以上取り組むことが大切。

 

自分の興味のあることでも2年も続けると壁にぶち当たるものです。それを乗り越えた経験と自信が社会に出てから役立つということ。

 

・・・

 

ぼくは何だかんだ大学まで陸上をやりました(幅跳び・三段跳び)

 

別にプロを目指すという気持ちはなく(そういうレベルでない)、うまく走れたり跳べたりして記録が伸びていくことが単純に楽しくもありました。

 

大学は年に1回、関東大会と全国大会(インカレ)があるだけで、中学の部活のように市→県→関東→全国といったものがありません。

 

あちこちでやっている記録会(順位がつかない)で、ただ自分の力を試すというスタンスです。

 

(市民マラソンと似てる。ほとんどの人が順位は気にしてないですよね)

 

みんな、たんたんと自分の目標に向けて練習している感じで楽しかったなあ。

 

 

●親は子どもにどう接するか?

 

筆者は調査結果より、親は援助を惜しまず、厳しく接することを推奨しています。

 

厳しくも温かい。

 

厳しく接することなく「温かく見守る」だけよりも「厳しくも温かい」の方が効果が高いという調査結果が出ているそうです。

 

ただ、「厳しい」の方向性と程度が難しいと感じました。

 

親が先回りしてやってあげたり、試行錯誤する機会を奪ってしまったりすることも。

 

・・・

 

ぼくは大学生の頃に家庭教師をしていました。

 

「厳しくも温かい」という方針でやっていたのですが(それしか知らなかった)、空回りすることが多々ありました。

 

親や先生に厳しくされて、根深く自信を失っている生徒さんが多くいました。

 

こういう子にちょっとでも厳しくすると、敏感に反応して心を閉ざしてしまいます。

 

その後は、このタイプの生徒さんには共感から入って少しずつできるようにして、プラス・マイナス・ゼロのスタート地点に立つことをまず目指すようになりました。

 

ただ、学校でプレッシャーやダメ出しを受け続けるので、その影響を抑えるのが精一杯ということもあります。

 

学校では定期テストや入試で常に順位がつきます。親の期待を背負って常に比べられていると感じてしまう子が多いと感じます。

 

また、親は自分の子どもにはよくなってほしいので、つい厳しくなってしまいがちです。

 

子どもが行動しないと、「〇〇ちゃんは…」とできる子と比べた発言をしてしまったりして、自尊心を下げてしまいます。

 

これでは「傷口に塩を塗る」です。言わないまでも態度や表情、雰囲気で十分伝わります。

 

・・・

 

この本はすごくいいのですが、一定の自己肯定感を持っている人、子どもに対してはいいものの、安易にマネをすると変な方向に行ってしまいそうです。

 

その点、アドラー心理学の「嫌われる勇気」をあわせて読むといいと思いました。

 

 

 

 

「課題の分離」という観点から、親が子どもにどう接するか、ヒントが得られます。

 

・・・

 

今回はおすすめ本「やり抜く力」のご紹介でした。自分のため、子どもへの接し方のどちらにも役立つ本です。読書の秋にぴったりだと思いますよ^^

 

 

 

 

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