またまた嫌な事件が起きてしまいましたね(数日前のネタですが・・・)
アーバンエステートの未着工代金受領。なかには、未着工なのに、全額払ってしまわれた方がいらっしゃるんですね
Fハウスの倒産で、皆さんご存知なのかと思いましたが、まだまだ知られていなかったのですね。
このFハウスに元いらした知り合いがいます。その方は倒産直前に辞められていたのですが、最後は、営業マンも危ないと知りながら、集金に走ってたらしいですお客様が気の毒でなりません。
今回の事件で、
「えーっそんなの、おかしいって思わないの」
と思いましたが、私がたまたま前職で経験済みなので、知っていただけの話。一生に1度のお買いものなので、しょうがないのでしょうか
それにしても、一生に1度の買い物でこんな目にあわされたお施主さんは、本当にお気の毒です。
そこで、一般的な請負時の支払い方法を、今日は書きたいと思います
通常契約時3割、上棟(建前)時3割、完成=お引き渡し時4割と言われています。
しかし全ての業者さんにおいて、この通りに支払わなければいけない訳ではありません
住宅ローンと言うのは、完成して初めて融資実行がされるのですが、頭金を沢山持っている方でなければ、上記の割合通りに支払うことは不可能と思いますよね
そこで、住宅ローンの承認が下りた後であれば、「つなぎ融資」という制度を利用して、建築業者さんへは支払いをします
(つなぎ融資については、明日の記事にしますね。長くなりそうなので・・・)
しかし、全てのローンにおいてこのつなぎ融資をしてもらえる訳ではありません
そこでどうするかというと、建築業者さんに支払いを待ってもらうのです
しかし建築業者さんも、仕入れ業者さんや大工さんへの支払いは、工事の進捗状況によって、支払いをしなければいけません。
それを待ってもらえるかは、建築業者さんの体力次第な訳ですが、業者さんに事情を説明し、待っていただくことも可能なのです
結構、待っていただけるものです。だめもとでも、お話してみましょう。よい返事、いただけるかもしれませんよ
最後までお読みいただき、ありがとうございました
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愛知県豊田市在住、住宅ローン専門の独立系
女性FP(ファイナンシャルプランナー)&MP(モーゲージプランナー)
FOO 小澤智恵でした。