昨日の支払い方法にでてきた「つなぎ融資」とは・・・
住宅ローンは通常、建物が完成した時にしか実行されません。
なぜって、抵当権という金融機関(厳密には保証会社)の権利を設定しないと、融資が実行できません
でも、その抵当権という権利を付ける為には、建物が完成して、登記というものがされていないとその権利を付けることができません。
それも、その登記というものには、3段階あります。1度にはできません。日数も要します
まず、表示登記というものを行います。どこの場所にどの構造の何㎡の建物があるということを登記します。
保存登記というものを行い、どこの誰が所有している建物かを登記します。
抵当権の設定登記を行います。
この手順を踏まないと、住宅ローンは実行されないんです
しかし、土地を自分で購入したり、昨日のように、建物のでき具合により、建築費用を支払う必要がある場合、頭金が沢山なければ、支払いできませんよね
そこで、本当の住宅ローンが実行されるまでの間、土地代などの支払いに充てるために「つなぎ融資」と言う制度を利用し、代金を支払うのです。
もちろん、手続きを行うには、印紙を貼って、書類に沢山署名・捺印し、金利も払なければいけません。
それに、どんな住宅ローンでもつなぎ融資が利用できる訳ではありません
建築業者の担当の方にご相談したり、金融機関に相談すると、利用できるか出来ないかが、分かります。
もちろん、FPにご相談いただいてもいいと思います
その場合、つなぎ融資だけを相談するのではなく、住宅ローン全てにおいて、ご相談いただくといいと思いますよ
最後までお読みいただき、ありがとうございました
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愛知県豊田市在住、住宅ローン専門の独立系
女性FP(ファイナンシャルプランナー)&MP(モーゲージプランナー)
FOO
小澤智恵でした。