こんにちは、木村久美です。
個人事業主にとって、iDeCoは手数料が引かれるし、デメリットしかないって本当ですか?
と聞かれることがあります。
いえ!そのような事はありません。これはですね、扱い方次第です。
それにより、最強のメリットになるのですよ^^
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240318/10/fpkimurakumi/01/4b/j/o0400030015414440797.jpg?caw=800)
まず気になりやすいのが、この部分かもしれません。
引出しできるのが、60歳以降ということです。
事業をしていると、まとまったご資金が必要になることもあると思います。事業だけでなく、プライベートもありますよね。
そんな時に引出しができないと困る、と思うかもしれません。
引出し制限はあるものの、その代わりと言っては何ですが、毎年の税金がおトクになります!
仮に、課税所得が、400万円あるとしますね。
課税所得は、確定申告書の、30番を見ると分かります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240509/11/fpkimurakumi/9c/c8/j/o0400015315436417662.jpg?caw=800)
国税庁ホームページより
iDeCoで、月5万円積立をするとしましょう。
すると、毎年18万円も!税金が安くなってくれます。
10年続ければ、180万円もの節税です。大きいですよね^^
それから、手数料が引かれるのが気になる、とありましたね。手数料は2種類あります。
・初期手数料:2829円
・年間の手数料:2052円から
・年間の手数料:2052円から
「2052円から」とありますよね。ここがポイントです。
年間の手数料は、金融機関によって、か・な・り違います!
もっとも高いところだと、年7000円以上します。3倍も違うのです。
積み立てるお金から引かれる手数料は、安いほうが良いですよね。その分、手元のお金が増えますので^^
では、年2052円に手数料に対して、毎年おトクになる税金は、今回の場合いくらでしたでしょうか。
18万円、でしたね。
手数料が引かれても、税金のおトク度のほうに軍配が上がります^^
さらにさらにさらに!
iDeCoの魅力は、これだけではないのです。
お金を増やすことも可能です。
投資信託という金融商品が使えるのです。
金融の世界では、投資信託で長く運用を続けることで、5%前後の収益が期待できると言われています。
月5万円の積立を10年続けると、積立総額は、600万円です。
それが774万円になることが期待できます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240509/19/fpkimurakumi/56/ea/j/o0400022615436602272.jpg?caw=800)
金融庁ホームページより
もう10年続ければ、2000万円超えも可能になるでしょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240509/19/fpkimurakumi/84/da/j/o0400022615436602312.jpg?caw=800)
それに毎年の節税分も加わるわけです。
きっと、お金との向き合い方が変わりますよ^^
このように考えると、iDeCoは、果たしてデメリットしかないのでしょうか。
メリット満載ですよね^^
ちなみに、小規模企業共済や国民年金基金も、節税はできます。
が、利率は高くないので、節税&増やすで考えれば、iDeCoが効率的という見方ができそうです。
それから、引出し制限がどうしても気になるのであれば、NISAというものを組み合わせると良いです。
あなた流の増やし方が出来るようになりますよ。