● パート主婦は、イデコとNISAどちらにメリットがありますか?
こんにちは、木村久美です。パート主婦の方から、よくいただくご質問です。
「パート主婦は、イデコとNISAどちらにメリットがありますか?」
税金をおさめていれば、イデコを使われるといいですよ。
掛金に応じて、所得税と住民税が、安くなってくれます。
仮に、年収が、120万円としますね。
イデコで月1万円積立をすると、年間で、1万8000円税金がおトクになります。
内訳は、所得税が6000円、住民税が1万2000です。
所得税は、年末調整や確定申告で、戻ってきます。
住民税は、時期がちょっとずれます。
翌年の6月以降の住民税が、1万2000円安くなってくれます。
お給与からの天引きの場合、給与明細をみていただくと、住民税が減っていることに気づきますよ。
引かれる住民税が減っているということは、それだけ、
手取りが増えてくれるということです。
1万円以上手取りが増えてくれると、嬉しいですよね♪
ただ、ひとつ注意点があります。
60歳まで引き出しができません。
なので、引き出し制限が気になるようであれば、イデコの掛金を抑えつつ、つみたてNISAとの併用という方法もアリです。
一方、税金をおさめていらっしゃらない場合は、残念ながら、このメリットが得られません。
その場合は、つみたてNISAを使われるといいですよ。
お金がいくら増えても、税金が1円もかかりません。
さらに、非課税期間が、20年もあります。
たとえば、月1万円の積立を、5%複利で、20年運用したとしましょう。
積立総額は240万円です。
それが、407万円ほどに増えてくれます。
税金がかかりませんので、407万円が、まるまる受け取れるということです。
もしつみたてNISAでなければ、33万円もの税金が引かれます。
ぜんぜん違ってきますよね~。^^
さらに、つみたてNISAは、引き出し制限も、ありません。
積立額の増減も、いつでもサクッと変えられます。
つみたてNISAとイデコは、このような違いがあります。
あなたの生活スタイルにおうじて、使い分けをされてみてくださいね。
「わたしの場合はどうしたらいいか、もっと詳しく教えてほしい!」
という場合は、こちらで、スグに、答えが得られますよ。^^