キャッシュフローの考え方(2)
こんにちは。
融資コンサルタントの小川です。
昨日のブログ で融資担当者が捉える
キャッシュフローについて解説しました。
基本的には
「税引後当期利益+減価償却費」
で、考えるというものです。
機械設備を導入して事業を行っている会社の場合は
設備更新が企業運営上必須であるため
減価償却費はプールさせるべきものであり
運転資金を審査する時には
減価償却費をキャッシュフローに
加味しないこともありますが、
基本は
「税引後当期利益+減価償却費」
で、考えていただいて大丈夫です。
それで中小企業の場合は、
特殊な考え方をすると書きました。
なぜかというと中小企業の場合は
「税引後当期利益+減価償却費」
でキャッシュフローが出ないことが多いからです。
利益を調整していたり、
あるいはギリギリの運営をしていることもあり
キャッシュフローが出ない会社が
多くあります。
この場合、融資審査ではどう考えるかというと
代表者の役員報酬に着目します。
中小企業の代表者の場合、
オーナー社長であることがほとんどで、
また会社の借入には必ず連帯保証させます。
このようなことから代表者は会社と一心同体
と見なしています。
そこで、キャシッユフローを
「税引後当期利益+減価償却費+代表者役員報酬」
で、見ていたりするのです。
もちろん代表者の役員報酬は会社のために使うのではなく
個人の生活がありますので、100%役員報酬を
キャッシュフロー計算上見ることはできませんが、
それでも会社に何かあれば
代表者個人のお金を拠出して会社に入れているのが現実です。
そのような現実を考慮した考え方です。
また、会社に利益を残さず
代表者に過大な報酬を入れるケースもありますので
その点も考慮をしたキャッシュフローの考え方です。
中小企業の多くは個人と同じに近いので
特殊な考え方をしているるわけです。
参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。