銀行借入実践講座~500億円貸した男があなたの資金調達をサポートします -142ページ目

キャッシュフローの考え方(2)

こんにちは。


融資コンサルタントの小川です。





昨日のブログ で融資担当者が捉える


キャッシュフローについて解説しました。






基本的には


「税引後当期利益+減価償却費」


で、考えるというものです。








機械設備を導入して事業を行っている会社の場合は


設備更新が企業運営上必須であるため


減価償却費はプールさせるべきものであり


運転資金を審査する時には


減価償却費をキャッシュフローに


加味しないこともありますが、


基本は


「税引後当期利益+減価償却費」


で、考えていただいて大丈夫です。









それで中小企業の場合は、


特殊な考え方をすると書きました。


なぜかというと中小企業の場合は


「税引後当期利益+減価償却費」


でキャッシュフローが出ないことが多いからです。









利益を調整していたり、


あるいはギリギリの運営をしていることもあり


キャッシュフローが出ない会社が


多くあります。








この場合、融資審査ではどう考えるかというと


代表者の役員報酬に着目します。


中小企業の代表者の場合、


オーナー社長であることがほとんどで、


また会社の借入には必ず連帯保証させます。


このようなことから代表者は会社と一心同体


と見なしています。







そこで、キャシッユフローを


「税引後当期利益+減価償却費+代表者役員報酬」


で、見ていたりするのです。








もちろん代表者の役員報酬は会社のために使うのではなく


個人の生活がありますので、100%役員報酬を


キャッシュフロー計算上見ることはできませんが、


それでも会社に何かあれば


代表者個人のお金を拠出して会社に入れているのが現実です。


そのような現実を考慮した考え方です。


また、会社に利益を残さず


代表者に過大な報酬を入れるケースもありますので


その点も考慮をしたキャッシュフローの考え方です。








中小企業の多くは個人と同じに近いので


特殊な考え方をしているるわけです。


参考にしてください。







最後までお読みいただきありがとうございました。