エラディケーター・エクストリーム開発の裏話④
前回までの記事はコチラ!
EXTS-810MLF-TZ「アブソリュート」は(以下810)
操作系のシーバステクニカルロッドとして突き詰めた結果
比類なき汎用性も兼ね備えていった・・
何時も自分の車には810と99の二本が
必ず積んであるのですが
遠征各地で様々釣りへ対応出来たりして
自分自身驚く事も多かった。
810は軽量かつ繊細なティップを搭載しているので
ラインを細くしてあげれば5センチ程度のミノー等も
しっかり操作する事ができるので家族旅行で訪れた
静岡ではメッキとカマスのミノーイングで活躍してくれたし
三浦方面に行った時は漁港の脇で
アオリイカの姿を確認したので
810で即席エギング!
エギングロッドよりもシャクリやすい気がする位
軽快なシャクリが出来た(笑)
これも軽さと超ファーストテーパーの副産物。
パリッとしたベリー部で貫き
強靭すぎるバットでストラクチャーから一気に剥がす。
バチパターンにおいては
もう僕からは何も言う事はないと思う(笑)
ロケでも「バチ抜けはショートバイト」なんて謎の定説を
動画カメラの前で何度も覆し証明した。
そして今年フィッシングショーの一週間前に
最終版が手元に届いた。
これをアテに酒が呑める位の妖艶なルックス・・
様々な握り方をしても抜群のフィット感に
「もうイジル所はありません完璧です」と
ピュアさんに報告したときの達成感は今でも忘れない。
810と99の二本があればシーバスは勿論
メッキ・カマス・エギング・ヒラメ・ヒラスズキ・アカメ・・etcと
僕が一年間に行うソルトの釣りの9割が高次元で
行えてしまう。
何処かに行く時、僕は内心
「アブソリュートがあれば何とかなるでしょ♪」
それくらい溺愛している完成度なのです。
EXTS-810MLF-TZを一言で表すなら
「テクニカルバーサタイルロッド」って感じ。
既存の多くのロッドがオートマ車なら
810はマニュアル車みたいな乗りこなす楽しみが
詰まっているのです。
男の道具はワクワク出来ないといけないと
僕は思っています。
そんなオトコ心くすぐるロッドを是非!!
三道 竜也
4回に分けて810「アブソリュート」を解説してみましたが
如何だったでしょうか?
本気でロッドを作る熱意が少しでも伝わったら幸いです!
次回からはもう一つのバーサタイル99「インクレディブル」を
解説していこうと思います。