とある男性の離婚後の気持ち(推移)②
私に救いの手を差し伸べてくれた方が同じ悩みを抱いていることを知り、善かれと思い、記しています。
何より離婚調停を経て、離婚という結論に至った貴男へ贈ります。
離婚後の男性というのは、本当に辛いですよね。
一般的にお金も取られ、子供も取られ、居場所はなくなり、今まで積み上げてきたものがほぼ全て水泡に帰します。
離婚直後に『さぁここからもう一度一から出直しだ!』と直ぐに頑張れる人は、まずいないでしょう。
貴方も
「どうして俺だけこんな目にあうのか?」
「辛すぎる」
「これからどうしたらよいのか?」
「いつまでこのような状況が続くのか?」
ということでお悩みでないでしょうか?
そんな風に思うのは、貴方だけではありません。
私もその一人でしたし、おそらく大多数の方が不安と悩みを抱え、途方に暮れていることでしょう。
でも、その悩みは、時と忘却が貴方を救い、周りの愛とサポートを受けることで、必ず意識がchangeし、楽になってきます。
『過去と他人は変えられない。でも、未来と自分は変えることができる。』 by 仏典
この言葉からも過去の私がそうであったように、どうしようもない過去へのこだわりと執着から逃れ、得た教訓を活かすことで、きっと未来は変わっていきます。
離婚後の気持ちの移り変わりを自分なりに振り返り・記録として残します。
貴方は私のような事態から回避されることを切に願います。
今回は①の続き(面会初回から3.4か月及び半年程度)です。
目次
離婚調停成立直後 → とある男性の離婚後の気持ち(推移)①にて
離婚調停成立後から1カ月 → とある男性の離婚後の気持ち(推移)①にて
面会初回から1・2ヵ月 → とある男性の離婚後の気持ち(推移)①にて
面会初回から3・4カ月
面会初回から半年程度
面会初回から8・9ヵ月 → とある男性の離婚後の気持ち(推移)③にて
貴方は蘇る → とある男性の離婚後の気持ち(推移)③にて
良ければ最後までお読みください。
子供のために努力する決意から、その障害となる元妻への怒りの感情が起こり、嵐が吹きます。
元妻への怒りの時期です。
相手に怒りを向け、放出することで精神を保とうとします。
そして、それが過ぎると我慢の限界の時期が遂に近づいてきます。
自分の心が苦しいがため、より多くの充実した子供と一緒に過ごす時間を求めるようになります。
つまり、相手側への自分の要求が徐々にあがっていきます。
ところが、元妻は、それをよくないことだと諫めてきます。
おそらく数回面会をこなしたことにより、相手側も、疲れが出てきたのでしょう。
それにお構いなしに己が辛いために、自然と要求をエスカレートさせます。
それは『そうしないと自分がおかしくなりそうだから、いや既に若干おかしくなってしまっている』からです。
この時期の私の感情としては、
・面会実施、計画立てがスムーズに進まず、元妻への怒りの感情に襲われます。
・離婚への本格的な後悔。
→「元に戻りたい。でも現実は戻れない。」と頭で解っていても、心はついていけない。
そして、「覆水盆に返らず」と言い聞かせても、心がついてこず、何度も「戻りたい」と考えてしまう。
何度も繰り返し、ふと気づくと数時間が経ってしまっていることもしばしばでした。
・一生が終わったかのような感覚、半分死んでいるかのような無気力感に何度も陥る。
→心が裂ける気持ちになり、死にそう、消えてなくなりたいと何度も思い、力が入らなくなる。
(そして、いよいよ負のサイクルに陥ります↓)
・この時には当たり前のように現れる『離婚したことによる自責の念』に強烈に苛まれます。
↓
・『不眠』の開始。元家族のことを四六時中考え始め、神経が高ぶり、眠れなくなります。
↓
・仕事に集中したいが、寝不足に加え、家族のことを考えてしまい、ミスを連発することになります。
↓
・家族関連の仕事に触れると職場でも涙が出てきます。(それまでは、抑えられていたが、不眠により制御できなくなります。)
↓
・心身ともに限界に近づき、あらゆることに対してやる気がなくなります。
↓
・自暴自棄に陥ります。
↓
・自殺願望に襲われます。(周りに特に家族に迷惑がかかるのが予想されるので踏みとどまりました。)
↓
・自分は、この世に生存価値なしと思うようになり、人との接触をさけます。
結果、どこにもいかず、食事もろくに採らず、電気もつけず暗い部屋で一人想いを巡らせ、座っていることが多くなりました。
しかも、眠ろうとしても、神経が高ぶり、眠れません。最後は、心療内科へ相談に行くことになりました。
心の休養の時期です。ほぼすべての活動が休止状態に陥ります。
これは、この後の動の時期への備えの時期です。
後々気づきますが、離婚経験者には、実は必要な『静』の時間です。
・引き続き、静まり返った部屋で一人呆然と過ごします。
・何も手につかず、食事も美味しいと思えず、ほとんど採らない日々が続きます。
・睡眠薬がないと神経が高まっているので眠れません。
この頃は、不眠が原因で、体も悲鳴をあげ、何より心の辛さは相変わらずで、世の中どうでもよくなってきます。
娘との面会以外はどうでも良かったことを覚えています。
普通に生活が困難となり、精神科のお世話になった時期です。
精神科に行くのには、かなりの勇気が必要ですが、行ってしまえば、先生が優しく話を聞いてくれ、ほっとしたのを覚えています。
これを超えると精神科で処方された睡眠薬により、ある程度眠れるようになります。
しかしながら、自分の場合薬が効きすぎて、朝起きるのが苦痛でした。
と同時に逃避の自己防衛反応から、仕事を辞めたくなる又は転職したくなります。
週末は、相変わらず部屋に電気もつけず、全てを遮断(食事とトイレとお風呂の行動のみ)し、ぼーっと過ごす毎日です。
これがしばらく続き、少々体が回復し始める頃、そう復活の時期がやってきます。
このあと、(面会初回から8・9ヵ月)と(貴方は蘇る)は、③にて記します。
Special Thanks:私が過去励まされた「離婚後の私の気持ち」(ブログ:現在は見当たらず,,,)を参考に自分なりに記述しました。