海外株式・海外債券・コモディティは為替にも留意しなくてはなりません。もっともファンドの場合、円建て表示ですから、分かりにくいですが。

S&P500と金(ゴールド)の相関性は、よく言われることですが、どちらも取引はドルでなされますので、為替の影響を受けます、つまり、「株式とコモディティ」と異なるリスクを取っているつもりでも、どちらも「ドル」という全く同じ為替リスクも併せ持つことになってしまうのです。

S&P500と金(ゴールド)の両方に投資するのは、為替の点では分散投資にはなりません。
では、為替の点で分散投資を具現化するには??

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本日、報道を賑わせているのは「新NISAの成長枠」の対象1,000本が決まったというもの。根強い人気の「毎月分配型が対象外」というのは、「新NISA」発表時から言われていることなので、新鮮な情報ではありません。
同じく、「デリバティブ取引を組み込んだ」ファンドが対象外なのも、「新NISA」発表時から言われています・・・報道は正確に願いたいものです。
いわゆるブルベアファンドは利益が出る時には、大きく出ますからね!NISAなら、メリットが大きいですよね。

さて、新NISAは2024年1月からですが、今年のNISAは5年間OKです。今年のNISAは「毎月分配型」も、いわゆる「ブルベアファンド」も、どちらもOKです。

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今年、つまり2023年中にNISAを始めたい方は9月末までに「不備のない」書類を、証券会社や銀行等に届く必要があるようです。もし、書類が着くのが10月以後になってしまう場合、2023年中にNISAを始めるのは難しいかもしれません。
2023年中の、NISAの利用の有無は別にして、2024年の制度改正後の、いわゆる新NISAの利用を検討している人も、2023年中にNISAの口座開設を始めた方が良いでしょう。

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以下は、あるファンドの基準価額(折れ線グラフ)と純資産残高(面グラフ)です。
気になるのは基準価額の良し悪しよりも、純資産残高の方です。基準価額に関わらず、順調に純資産残高が減っています。これは、このファンドの解約が多く、投資資金の流失が続いていることを暗示しています。
ファンドの解約が多いということは、ファンド内の資産、すなわち株式や債券等を売らなければならない、ということです・・・市場の動向に関わらず、です。
ですので、効率の良い運用ができず、運用(アセット)会社は「繰上げ償還」をしてしまう可能性もあるのです。繰上げ償還とは「ファンドの運用を止め、無くしてしまう」ことです。
長期の積立投資の最大のリスクは「繰上げ償還」と言っても過言ではありません。
長期の積立投資を行う上で、まず気にするべきは「純資産残高の動き」なのです。

このファンドの特色は、とても魅力的なので、将来の見込みも大いに期待できるのですが。
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iDeCoには、いわゆる「テーマ別」のファンドは無いと思われます。
テーマ別のファンドにはどのようなものがあるでしょうか?例えば、AIやロボティクス等の流行りの産業をテーマにしたファンド。環境やクリーンエネルギー等の世界的な課題をテーマにしたファンド。割と古くあるのが医療でしょうか?

 テーマ別のファンドは、特化型のファンドとも考えられますが、「その時代を反映したテーマ」であることが多いです。ですので、長期の積立投資を前提にしているiDeCoには「向かない」ファンドとも考えられるでしょう。
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アクティブファンドに限らず、ファンドの分配金は「ゼロ」の方が望ましいです。
ましてや、長期の積立投資なら、なおさらです。ナゼか?
ファンドの分配金の原資が純粋に「株式の配当金」や「債券の利息」などの、「保有資産kらのインカムゲイン」なのでしたら、まだ妥協の範囲です。
しかし、分配金支払いの原資をねん出するために、ファンドにある株式や債券を売却していたとしたら、ファンドの意味がありません。
ファンドには、元々、多額のCashは用意されていません。ですので、分配金の原資を調達しなくてはならない。しかし、それでは運用の効率が落ちます。
ファンドのサイトや交付目論見書には、直近の分配金実績がありますが、とにかくiDeCoやつみたてNISAなどの積立投資には「分配金ゼロ」のファンドが当然です。

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ファンド等のサイトに基準価額の折れ線グラフと共に、純資産残高の面グラフが載っていることが多いようです。純資産残高とは、文字通り「ファンドの残高」です。純資産残高が少ないとファンドの運用会社は「ファンドを解散してしまう」こともあり得ます。長期の積立投資を行うのでしたら、純資産残高は必ずチェックする必要があります。

純資産残高は「ファンドの基準価額」によっても上下しますし、「ファンドへの投資額」が増えれば、純資産残高も増えます。が、「ファンドの解約額」が増えてしまうと純資産残高も減ってしまいます。


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アクティブファンドの選び方です。「実績」という視点で考えてみます。
「いつから続いているか?」です。
例えば、筆者が積み立ているファンドは1998年に運用が始まっています。
そんな古いスタートで時代に追い付いているのでしょうか?
時代に付いていけているか否かは、ファンドマネージャーの腕次第です。
では、ファンドマネージャーの腕は、どこで確かめるのでしょうか?


教科書通りなら「アクティブファンドとは、インデックスを上回るパフォーマンスを目指すファンド」ということになります。もっと端的に言えば、「アクティブファンドはファンドマネージャーの腕次第のファンド」です。
ですので、運用会社によってはファンドマネージャーを前面に押し出しているところもあります。
ところで「アクティブファンドか?パッシブファンドか?」という論争は、またの機会にして。「アクティブファンドは、どのような視点で選んだら」良いのでしょうか?
アクティブファンドを選ぶ視点は、ズバリ、「実績」・「純資産残高」・「分配金の有無」です。