2種類の手数料

投資信託には購入手数料を始め

保有期間中毎日かかる「運用管理手数料」

解約時に掛かる「解約手数料」

がありますが

 

解約手数料には2つの種類があります

 

➀信託財産留保額

②解約手数料

 

どちらも解約するときに掛かり

別払いではなく

 

解約するときの資産から差し引かれるもの

ですが

 

詳しく見ると中身は少々異なります

 

 

どこが受け取る手数料なのか

 

➀信託財産留保額

 これは解約するために発生する 

 為替手数料などを

 解約する投資家本人に一部負担してもらうもの

  

 運用会社が受け取るものではありません

 

②解約手数料

 運用会社が諸費用の一部として

 投資家から頂く手数料

 今殆どこれはありません

 

 

信託財産留保額を引かれるのは良くない?

 

信託財産留保額が引かれるのは

嫌だという方もいますが

 

考え方を変えれば

これは公平だともいえます

 

誰かが解約するための

為替や解約に掛かる手数料を

皆の資産から差し引くことの方が

(純資産総額が減る)

不公平とも言えますので

 

あまりそこにこだわり過ぎなくても良いかなと思います

 

❛そこ❜にないから見に行く

 

投資信託でありながら株の要素も併せ持つ

良いとこどりで人気のETF

手数料も安いし

 

好きな所で売買できる

いわばセミオーダーの自由さが好き

 

ただ

めんどくさ・・・

と思うところもあり

 

それは

 

月次などの運用報告書が❛そこ❜にない

ということ

 

なんのこと?

と思われそうですが

 

投資信託の銘柄をクリックすると

そのファンドの詳細画面に切り替わり

そのページの中に必ず

月次報告書や目論見書が載っています

 

そこをクリックすれば

そのファンドの成績表などが見れるのですが

 

ETFは見れないことが多い

これが面倒くさい

 

 

報告書はないの?あるの?

ETFは上場投資信託

投資信託である以上

 

目論見書や報告書はちゃんとあります

 

がそれをどこから見るかというと

 

その運用会社のサイトに飛んで

ファンド名を検索して確認する

 

という作業になります

 

自分が保有しているファンドであれば

名前を貼り付けて検索しますが

 

投資先を探すとき

あれやこれやと比べる時

 

一つずつ尋ね歩くというのはかなり面倒

 

名前だけだとどこの会社か分からない

ということもありますしね

 

 

 

ETFの運用会社の公式サイトまとめてみました

私のように面倒くさくなる方

見てみようかなと思った方へ

 

ご参考までにまとめてみました

 

よく使われるETF運用会社と公式サイト

 

 

運用会社名

主なETFシリーズ

公式サイトリンク

野村アセットマネジメント

NEXT FUNDSシリーズ

NEXT FUNDS公式サイト

大和アセットマネジメント

iFreeETFシリーズ

大和アセットマネジメント

三菱UFJアセットマネジメント

MAXISシリーズ

MAXIS ETFページ

日興アセットマネジメント

上場インデックスファンドシリーズ

日興AM ETFページ

楽天投信投資顧問

楽天ETFシリーズ

楽天投信公式サイト

SBIアセットマネジメント

SBI ETFシリーズ

SBIアセットマネジメント

Global X Japan

テーマ型ETFが豊富

Global X Japan公式サイト

ブラックロック・ジャパン

iSharesシリーズ

iShares Japan公式サイト

NZAM(農林中金全共連AM)

NZAM ETFシリーズ

NZAM公式サイト

 

夢いっぱい期待いっぱい

 

運用会社の作るパンフレットというのは

どうして

あんなに良さそうに見えるのでしょう

 

どのファンドのパンフレットも

見た目も綺麗で

良いこといっぱいで

 

真剣に見れば見る程良く見える

 

でも

その謳い文句の通りにできているファンドって

全体の内何%なんだろう?

 

いいかも!

と思って持ってみると

 

しばらくはいいけれど

何かのタイミングでガタっと落ちて浮上してこない

 

なんてファンドは数知れず

 

まるで小学校1年生みたいです

早く学校に行きたい勉強したいと

ランドセルいっぱいの夢と希望で学生生活が始まって

現実は徐々に・・・

 

 

飛びついてはいけない

良さそうだな期待できそうだな

と素直に思うと

後からとんでもないことになることもある

 

だから新発売されるファンドには要注意

 

実績がないので

夢物語を信じるしかないから

 

信託すると

信じて手数料払ってずっと下落のままなら

自分でやった方が良かった

 

というところに行きついてしまうので

 

疑うことも大事

 

出来れば3年くらいの運用実績があって

設定来の騰落率や運用効率などの

分析データがある方が

 

自分で判断した

と納得ができることも多いので

 

 

好きこそものの上手なれ

 

どうやったらお金貯まりますか?

お金を貯めるコツって何ですか?

 

年齢に限らず
でも比較的若い年代が多い気もしますが

 

よく聞かれるこの質問

 

一言でいうなら

 

増える楽しさをしること

じゃないでしょうか

 

 

通帳残高見てにんまり

小学生の頃

お年玉を貯金するのに普通預金の通帳を作りました

 

年に1,2回しか入金できなかったけれど

引き出す事をしなかったので

(当時はカードが浸透していなかった)
ひゃあ、、、どんだけ昔???

 

たとえ数千円であっても

入金だけだから残高は増えます

 

+当時は金利が良かったので

 

安全に預かってくれる上に

おまけのお金まで貰える!

 

とほんの少しずつ増える残高をみて

嬉しくて、楽しくて

ということをしておりました

 

今なら絶対ないです

 

 

少しでも増えれば楽しくなる

 

たとえ少額であったとしても

増えれば嬉しいし

増やすことが楽しくなりますし

 

増えたら

自信がついて

 

いざという時のお守りもあって

心強くなるもの

 

目の前に5千円でもポンと出てきたら

やっぱり嬉しいですもの

 

上を見るとキリがなく

いいなあ・・と羨望してしまいますが

 

でも

手元にあるお金は

いつかどこかで必ず自分の助けになります

 

 

ゆきだるまを目指せ!

 

お金を増やしていくには

複利効果を利用するのがベスト

 

複利は雪だるま

転がす回数が多くなればなるほどに

 

雪だるまは大きくなる

アレです

 

預金でも投資でも

増やすことが目的ならば

 

いくつか雪だるま方式を持って

楽しんで

雪だるま転がしましょう

めっちゃ暑い(もはや熱い)毎日
雪だるま見て0.1度でも下がるといいな

 

 

 

 

リスク分散

 

投資の世界での【リスク】は

危険の事ではなく

上下にどれだけ振れるかという

振れ幅のこと

 

というのはよく耳にする話

 

リスクのことは知っているよ

増えることも減ることもある

表裏のことでしょ

 

と言われることも多くなってきました

ここ数年で随分浸透してきたなあ

と思います

 

 

 +/- 両方が分散される

 

 

ですが

 

リスク分散というと

まだまだ

危険性の分散と捉えている向きが多い

と感じます

 

リスクを分散するということも

+/- の両面があり

 

分散すれば何かがこけたとき

他の何かが安全であれば

全体としての落ち込みをカバーできる

 

反面

 

リターンに注目すると

何かが大きくプラスに寄与していても

他の何かがマイナスに寄与していると

全体のリターンは減る

 

というと多くの場合

「え?ああでも、考えてみればそういうことですよね」

と返ってきます

 

言われたら分かっているけど

まだそういう意識はなかった

そこまでは考えていなかった

という感じでしょうか

 

だからと言って

儲かりそうなものに一極集中もできません

 

大きくこけたくないな

と思えば

そこそこに分散して

そこそこのリターンで

 

安心と満足を得る

 

というのが分散の本質なのでしょうね

 

 

 

 

株・投信・保険・債券

 

仕事柄いろいろ持ってみないと

いいも悪いも分からない

持って見て解るはず

 

と金融商品をいろいろ持ってみました

初めて積極運用をしてから約20年

 

積極運用をするようになってから

お金が働いてくれて増えてくれた“多謝”です

 

そこで

 

これまで何が一番良かったかな?

と振り返り

 

保険嫌いだった私が運用保険で1.8倍

投信は銘柄別にいろいろ

マイナスもあるけれど2倍超もころころ

 

債券もまずまず1.5倍

株はボチボチ1.3倍くらいかな

 

という感じですが

 

実は一番貢献、且つどれにも関わっているものが

外貨です

 

 

外貨(外国通貨建て)

 

保険や債券など一見おもしろくなさそうな

利回り悪そうなイメージもある商品が

 

なぜ投信や株並みに利益を上げているか

それはひとえに外貨建てのおかげ

 

外貨建て保険については

苦情のNO1になったり

 

賛否両論はあるけれど

 

持ち方次第、解約次第では

元の約束利益以上の上乗せ利益が期待できる

諸刃の剣

 

株や投資信託でも

日本の銘柄だけに絞っていたら

 

これほどにはならなかったし

現にオルカンやs&pなどの

人気投信銘柄も為替が関わっています

 

基準の価格自体が下落し

そこに円高が加わるとWパンチで

 

それこそ見たくない状態になるけれど

 

その逆もまたある

それが楽しみになる

 

為替の仕組みを知る強み

 

よく通貨は血液にたとえられますが

本当にそうで

 

循環が止まると

リーマンショックのようなことが起きるし

 

じゃぶじゃぶ過ぎると

行き場を探して集中して流れ込み

不自然に膨れ上がってバブルがはじける

 

怖いものですが

知っておけば少しでも対処できる

 

投資の血液、通貨も同じ

 

直接外貨を買わなくても

今は間接的に商品を買うことで

為替に関係しているので

 

少しずつ為替の動きに意識を向けておくと

銘柄選択や判断するのに役立ちます

 

 

 

急上昇している国債金利

 

昨年頃から急に

国債の金利が上がり始めました

今月は10年変動と5年固定で0.96%

 

0.5%くらいまでだと

ほうほう上がってきて見栄えするようになりつつあるかな

 

程度でしたが

1%に迫ってくると

上がってきたなあと感じます

 

ならば

元本割れも原則なしの国債への

投資妙味も・・

 

定期の代わりに国債買おう

 

となりそうですが

 

 

 

 急な金利上昇ということは

 

預ける側、貸す側としては

金利が高いことに越したことはない

 

だけどそれは

そもそも元本の安全性があってからこそ

 

原資に心配があると揺らぎます

で、なぜそんな話になるか

 

と言いますと

 

金利が上がるということは

債券そのものの価値が下がっていることを示しているから

 

国債も社債も借金ですから

 

お金を貸すときの金利はどう決まるか

と考えると

 

貸す先を信頼していたら

金利は低くても貸せるけど

 

ここ大丈夫か?と不安があれば

金利を高くしないと貸せない

ですよね

 

国債にも同じことが言えるので

 

金利が上昇するということは

債券の信頼性が揺らいでいるということ

 

債券の世界は複雑怪奇なのでそれだけではありませんが

 

そういう金利上昇は良い金利の上昇ではないので

その影響が悪い形で他の方面に出ることも

 

国債の金利上昇を手放しに喜べない

ということですね

 

 

少額でも長期でメリット大

 

とあるIFAが2,3千円のNISAの積立してもね・・

と話していましたが

私はそうは思わない

 

たとえ2,3千円でも長期間コツコツと

ができれば

大きな額は無理でも

確実に成長するので

 

メリットは大きいと考えています

 

メリットがない

とするのは

お金持ちか

 

またはそのIFAなどお勧めする側の

利益のことを言っているのではないかな

と感じました

 

 

月3千円と1万円どちらが増えたか

 

毎月3千円を3%で30年運用すると

元金108万円に対し⇒1,712,700円

+632,700円(58.6%)

 

毎月1万円を3%10年で運用すると

元金120万円に対し⇒1,375,680円

+175,680円(14.6%)

 

これは

単に複利計算した場合ではあるのですが

 

やはり長期が一番の味方

と言えるでしょう

 

 

0と1の違いは大きい

 

今はたくさんできなくても

1,000円であっても

 

全くやらないというのとは

数字以上に違うもの

 

出来るようになったら

ではなくて

 

今できる金額で始めてみることを

お薦めします

 

特に若い方々は

 

いいなあ時間がたくさんあって

 

自分も若いころ人生の先輩に

そう言われてもピンとこなかったけれど

 

齢を重ねるほどに

身に染みてくるんですよね

 

 

株と投資信託では違うナンピン買い

 

運用の営業をしていたころ

担当者が顧客にナンピン買いを勧めていました

 

ナンピン買いとは

ある株や投資信託を持っていて

価格が下落した時に追加買いすること

 

これをすると取得価格が平均化されるので

全体としては購入価格が下がり

見栄えもよくなり

 

上昇時も早くプラスを取り戻せる

かも

というメリットがあります

 

一方で

当然それよりも下がるということも

考えられるので

 

一層の負けが進んでしまうこともあります

 

投資信託の場合は株よりもナンピン買いを

勧めていた傾向があると感じています

 

 

保有目的と期間

個別株の場合

その目的が配当や株主優待で

ある程度長期保有のつもりであるなら

ナンピン買いもあるかな

と思います

 

でも比較的短期間で売買益(キャピタルゲイン)

が目的である場合は

慎重に買っていかないと泥沼化してしまいます

 

金融機関の人から勧められるから

という理由だけでナンピン買いするのは

 

注意が必要です

 

当時、私の周りの担当者は

なぜナンピン買いを勧めるの?

という私の問いに

 

取得価額が下がるから見栄えが良くなる

それだけだと言っていました

 

それは顧客のためだったのか

それともフォローする自分のためだったのか

 

口にはしなかったけれど

その場の雰囲気と口調から私が感じたのは

 

疑問の残る方でした

 

 

 

 

 

分かる人には判るってどうかな?

 

ウェルスナビの上期運用報告書が届きました

たまには読んでみよう

と開けたはいいのですが

 

一言で言うと「で?」

という感想でして

 

細かく売買の内容を列挙しているのは凄いのですが

 

ラップやウェルスナビのような

投資一任契約と言われる

お任せ投資をしている人にとって

 

専門的な数字よりも

 

コメントの方が解り易かったりする

と思うのです

 

だからどうした

みたいな

 

 

顔が見えないから

ファンドマネージャーさん達の

顔は見えない声も聞こえない

 

たまに動画に出てくるのを見に行くだけ

だと共感するものが不足してきますよね

 

運用の詳細でないにしても

話していることが理解できたり

そうなんだ、おもしろそう

 

と思えれば

この人たちにしばらく任せてみようかな

という判断にも繋がりそうなのだけど

 

こちらからはできないからこそ

運用側からコミュニケーション取って欲しいな

と思うのは勝手でしょうか

 

コラムや動画を見れば?

と思うのかもしれませんが

 

それはそれ

 

報告書にも一言欲しいな

通知表って数字で判断されているけれど

 

最後の担任のコメントって

結構大事に読みません?

同じですよね

 

 

なかのファンドとの違い

少し前になかの世界成長ファンドや同日本ファンドは

利確売りしてしまいましたが

 

このファンドのレポートは

運用者の顔が見れておもしろいなと思いました

 

担当者の考え方が表記されているので

参考にもなりますし

 

ファンドは解約しても

たまに報告書は読んでみようかなと思う

数少ない銘柄です

 

ウェルスナビの担当者さんも

これ見てくれないかな