変わってきた相関関係
投資のリスク分散というと
株と債券が代表選手
株が調子が良いとき債券はあまり振るわず
株の調子が悪くなってくると債券は魅力的に
だから合わせ持つと分散になり
リスクの軽減が図れます
というのが主旨でしたが
5年くらい前から
現場で見ていて
そうかなあ?本当にそうかなあ?
どっちも落ちる時は落ちてるし
債券良くなってないけどなあ
と感じていました
-1,0,+1
投資の分散を考える時
よく相関関係係数が出てきます
例えば
株を保有していたら株と同じ動き(上下)をしていたら +1
逆の動き(上下)をしていたら -1
全く関係ない動きなら 0
で表すので解り易いものではあるのですが
先ほどの例でいうなら
株と債券は-1の関係であるはず
でもそうとも言えない
むしろ最近は+1に近い0なんじゃないかな
と思うのです
私は債券を分析する人のように賢くないので
はっきりした根拠があるわけではないのですが
色々な人の株式ファンド、債券ファンドを見ていて
あれ?と思うことが多くなってきたから
むしろ金の方が逆相関で今はいい状態です
自分で分析するのは難しいけれど
ひと昔前までの常識が今も常識とは限らない
ということですね