工作。

電熱ジャケットを手に入れ、ハンドルカバー(笑)を付けたことで、
再びバイク熱が盛りあがってきた今日この頃。
時間を見つけては、というか仕事そっちのけで、
ツーリングに備えて、防寒コーディネートを考えたり、
道具の手入れに精を出す日々。
ここ数日は、

これらのお手入れ。
ツーリングブーツと、リアキャリアに載せている革のトランクを磨く。
ついでにこのバッグにちょっとした加工を施すことにした。
ツーリング、街乗りにかかわらず、
バイクにこうした箱が据え付けてあると、
買ったものなどを気軽に放りこんでおけるので、とてもベンリ。
この革トランクを使い始めたのは3~4年前だが、
それまでは、クラウザーのパニアケース(ボックス)をもう1台のバイクと共用していた。

手前のバイクに付いているヤツ。
このボックスはベースからほぼワンタッチで脱着できるので、
ベースを2つ買って、両方のバイクのキャリアに付けておいて、
乗るときに付け替えて使っていた。
このクラウザーのボックスは、角張ったデザインが気に入っていた。
古っぽい分、今どきの丸みを帯びたボックスと違って、
スポーツスターにもまぁまぁ許せる範囲で合ってる。
が、僕のバイクはちょっと古めのオフロードバイクをイメージしてカスタムしていたので、
それに合わせて、プラスチックじゃなくて、革とか金属とか、
そういう感じの箱がいいな~と思っていた。
最初は、昔のバイクが付けていたような、
革のテールバッグみたいなのを探したが、なかなかない。
ベルトなどで固定する、ナイロン製のシートバッグならあるが、それはイメージと違う。
モノを気軽に放りこむには、ある程度ベースにカチッと付いててくれないと困る。
だいいち、あの手のバッグにはメーカーのロゴがいちいち入ってて気に入らない。
かといって、ハーレーやアメリカン用のバッグでそれっぽいのは、
ゴツくてスタッズが入っていたりして、
アメリケ~ンでボーントゥビーワイルドな感じが強すぎる。
そういうコテコテな感じにはしたくなかった。
また、いずれにしてもちょうどよいサイズのものが見つからない。
A4サイズの雑誌を折り曲げずに入れられる底面積はほしいが、
ボックス並みの高さはいらない。
いっそワンオフで作ってもらうか、あるいは自作するかと考えたが、
そこまでお金も手間もかけたくない。
もうあきらめてボックスのままでいいか。
と思い始めたとき、ふとアンティーク屋で売ってるような
革製のトランクを載せたらいいんじゃないかと思いついた。
寅さんが持ってるトランクの小さい版みたいなの。
もちろん、ちゃんとしたアンティークショップのものは高いだろうけれど、
ボロくて安いのもあるかもしれない。
そこで、ヤフオクで検索。
すると、僕はまったく知らなかったのだが、
15年以上前、小泉今日子が出演した「午後の紅茶」のCMで、
その手のトランクが小道具で使われたところ、
「小泉トランク」と呼ばれて、ブームになってたらしい。
それ以降、あちこちのメーカーから小ぶりな革トランクが販売されていて、
そういうものの中古が、ヤフオクにもかなりの数が出品されていた。
そこで、首尾よく2~3,000円ぐらいで、このトランクをゲット。

ハッキリ言って、
グローブトロッターみたいなちゃんとした革トランクと違って、作りは安っちい。
でもいいの。
気兼ねなく付けっぱなしにできるし。
腐っちゃってどうにもならなくなったら、また別のを手に入れて交換すればいい。

バンドは、手に入れた時からヒビ割れていて、早々にちぎれてしまったので、
尾錠やループを再利用しつつ、適当な革を買って自作。
さて、前置きが長くなったが、
今回の加工は、こいつに穴をあけて、キャリアにしっかりボルト留めしようというもの。
今までは、手抜きして、バンドにキャリアにくくりつける役目もしてもらっていたので、
落ちることはないものの、カタカタ動いて心許なかった。

買ったばかりのころはボディはそれなりにキレイだったので、少し抵抗感もあったのと、
外して持ち歩けるようにしておくのもいいかな、なんて思っていたので穴を開けずにいたが、
もういいやと、ポンチで穴開け。

長年バイクに乗っていると、
何にくっついてたんだか分からないが、
ボルトやナットがたまっていくもので。
その中から使えそうなものを物色。

ちょうどよさそうなボルトやワッシャーがあった。

が、このボルトのサイズだと、キャリアに空いている穴
(本来はボックスのベースを取りつけるための穴)を通らないことが判明。
トランクに開けた穴を広げる前に気づいてよかった~。
結局、ちょうどよいボルトがなく、ホームセンターへ。

で、ホームセンターに行ったら、
「超極低頭小ネジ」という、まさにおあつらえ向きのボルトを発見。
これならトランクの中に余計なでっぱりができなくていいね。
しっかり押さえつけられるように広めのワッシャーをかませる。
で、底とキャリアの間には、
防水&傷防止&安定させるために
シリコンやゴムのワッシャーみたいなのをかませたいと思ったのだが、
あいにくそういうものは見当たらず。

そこでホームセンター内を見て回ったら、
家具の脚の裏などに貼りつける、ウレタンのシールが使えそう。
ポンチで真ん中に穴開け。
あと、8枚入りだが4枚余らせても他に使い道がないので、
2枚ずつシール面を合わせて4枚に。

裏から見てこんな感じで固定するというわけ。
さて問題は、トランクに穴開けて通したボルトの位置が、
キャリアの穴の位置とピッタリ合うかどうか。
もちろん、最初に取り外す前に、
キャリアの穴の下からペンを通して付けておいた印の位置でポンチしてはいるが、
あんまり丁寧に印をつけていなかったかも。
キャリアの穴とボルトのサイズはほぼピッタリなので、
位置が微妙にズレてただけでも、通らないかもしれない。
僕はせっかちな性格で、早く結果が見たくてとりあえず手を付けちゃって失敗、あとで修正。
みたいなことをしがちなのだ。

が、無事にピタッと付いた~。
気持ちいいな~。

これで、ゆすってもビクともしない。
高速道路でも安心。
このトランク、フタは金具でパチンとロックされるようになっている。ベルトは補助的なもの。
が、今まではベルトでトランク自体を固定していたので、
開け閉めのたびにいちいちしっかりベルトを緩めて、締めなければならなかった。
が、これからは、急いでいるときは省略してもOK。ブラブラしてみっともないが。
ベルトは飾り。なくても大差はない。
エライ人にはそれがわからんのです(※とあるロボットアニメのセリフ。念のため)。
が、僕は見栄えにこだわるエライ人なので、ベルトはつけておこう。
