ヨーロピアン調の素敵なアームチェアがやって来ました。
猫脚のダイニングチェアはよく御依頼がありますが、大きめの猫脚は少ないですね。。
名古屋市北区のお客様、ご注文を有り難うございました。。
こ～いうのは外国製、made in Italy で間違いないでしょう。。
安物の中●製ならすぐに解りますから 
それではこの猫脚アームチェアを張り替えます。
クッション材は劣化して硬くなっていますので替えますから取り除きます。。
座面の裏側はコイルスプリングが食い込んだ痕が、、
背面もボロボロ、、
コイルススプリングを支えるベルトは元気なもんで、、
でも、フレームの内枠のエッジを面取りします。ベルトの下も(左下)面取り、、
赤い矢印箇所というか、内回り全部を面取りしました。 部材が長持ちするように
肘面もキレ～に。。
ここで一手間、、コイルスプリングが前後左右にずれてたので、
位置を修正して紐で補強しました（上段画像）。赤い矢印が補強した紐です。
その後、下地シートを緩めに張ってパームシートを敷きました。
パームシートは硬くて柔らかい
のでコイル～の鉄素材の当たりを軽減できます。。
その後、ウレタンゴムを成形していきますが、ここの画像を撮り損なったので、
別の椅子の作業工程を引用しますが、ほぼ同じ工程です。。
盛り上げる1枚→下地のチップラバー→ウレタンゴム→余分をカット。。
側面にも貼り付けて
座面のウレｔナンゴムの成形が完了 これは本物の画像です。
サンゲツからオーナメント柄の生地が入荷しました。素敵な絵柄ですネ
座面を張り込んでいきます。。
右上と左下の脚の付け根にハサミで切込みを入れるのが気を遣います
入れ過ぎると下が見えてしますので生地がパ～ 
、取り直し、買い直しです、、
でも職人さんは緊張すると言いながらだいたい一発ＯＫしてます。。
続いて背面、、右上では背面の裏側を張っていますが、
見えてる白いシート(赤い矢印)は生地の裏側に貼り付けた下地シートです。
貼り付けて一緒に張ることで強度をだし、張り込みも一度で済みます。こだわりどころ
この時、背面と座面の縦線柄が繫がる様に(黄緑矢印)
続いて肘面です。ウレタンゴムを成形して、張り込んでいきます。。
ここはパーツが小さいので苦労します、、
張り終えて、余分な生地をカットして、、完成真近
仕上げの鋲打ちです。職人さんの打ち込むハンマーの残像が、、
仕上げに小キズを補修補色して、、
完成 
サンゲツのUP310、ドゥースフルラージュ、白地にも織柄が入ってますので
高級感、エレガントな雰囲気ですね。。
お問い合わせは 竹永椅子店 まで 
御見積もり御希望の方は、先ずはお写真でも送って下さい。
送り方はホームページの お問い合わせ ページを見てくださいネ。。
お近くであれば1脚だけでも見せに来て下さい。。
その際は事前に必ずお電話を～。。